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東京メトロ半蔵門線「住吉」駅から徒歩30秒、昨年末オープンしたばかりのアウルスポーツジムを訪れた。フクロウの赤い看板が目を引くアウルジムはムエタイ、フィットネス、空手をベースにストレス発散、ダイエット、体力向上等さまざなニーズに応えてくれる。
そんなジムの会長を務めるのが、あのK-1ライト級日本王者・大和哲也とも対戦したことのある小林パティパン氏。タイではラジャ、ルンピニー、WMCと名のある王座をいくつも獲得してきた。ジムオープンという長年の夢を叶えたパティパン会長とはどんな人物なのだろうか。
──来日されたのはいつ頃ですか?
「3年前の2008年です」
──最初からジムをオープンしたいと考えて来日したんですか?
「はい。日本に来るとき、私はすぐにジムを開きたいと考えていました。日本人はすごく頑張るから良い選手が育つだろう、と。初めてのことばっかりだったので、みんなと一緒に頑張ってここまでやってこれました」
──実は日本でも試合をされているんですよね。
「クニタカ(国崇)やヤマト(大和哲也)と試合しました。4試合して負けたのはヤマトだけです。でも私の考えではヤマトにも負けてないね、試合したのが名古屋だったからかな(笑)。私は普段57kgで試合するけど、名古屋では62kg契約だったので相手が大きかった。もう1回やりたいけど、私の身体がもつかな(笑)」
──無理だけはされないようにお願いします(笑)。ところで、なぜ日本でジムをオープンしようと思ったんですか?
「タイではムエタイはスポーツのひとつです。今はヨーロッパやいろいろなところで有名になりました。ヒジ、蹴り、パンチ、ガード、ムエタイにはいろいろなテクニックがあるけど、日本のお客さんはキックボクシングの目線で試合を見ます。それはムエタイじゃない。キックとムエタイは同じと日本の人は考えるけど、それは違う。だから私は純粋なムエタイスタイルを日本に広めたかったんです。だから私のジムではエクササイズもムエタイスタイルのテクニックで教えます。たぶん生徒さんの中には試合に出たい人も出てくるかもしれないけど、あと1年ぐらい様子を見てから指導したいと思います。今はオープンしたばかりで勉強、勉強! ですから。……日本語難しいね(笑)」
↑ 取材中もにこやかだったパティパン会長。弱冠17歳でラジャダムナンスタジアム認定S.バンタム級王座を獲得している。細かく丁寧な指導法は会員さんにも好評な様子。
──でもすごくお上手ですよ。
「ちょっとだけ。あんまり勉強しないから(笑)」
──じゃあこれからもっと勉強ですね(笑)。話は戻りますが、タイのジムと日本のジムではやはり環境は全然違うものですか?
「そうですね。タイではみんな試合でお金を稼ぐので、仕事が試合みたいなもの。だから朝練習して昼寝、夕方にもう1回練習して必ず2回は練習します。日本はみんな違う仕事があるから“試合したい!”よりエクササイズっていう感じで練習します」
──タイでジムをオープンすることは考えなかったんですか?
「考えました。でも、タイでは会長が生徒にお金を払います。日本は生徒がジムへお金を払いますよね。タイは会長が生徒のご飯や寝床も用意しないといけないから難しいんです、お金がたくさんかかりますから。有名じゃない生徒は自分でお金を稼げません。タイでは生徒が30人から40人いるから無名な選手ばかりだと会長が大変(笑)。でも有名な選手がいれば話は違います。スター選手はファイトマネーが高いから、アヌワット(・ゲーオサムリット)やセンチャイ(・ソー・キングスター)みたいな選手がいるとお金もたくさん入ってきます」
↑ 1Fにはリングスペースとこだわりのサンドバック4本。さわやかな内観と会員さんの楽しげな表情に道行く人たちも思わず足を止めていた(上写真2枚)。2Fフロアでは中学生以上の空手クラスが行なわれる。フロア奥には清潔感のある男女別ロッカールームが。シャワーも完備している(下写真2枚)。
──なるほど。しかし、日本でジムをオープンするのも大変だったんじゃないですか?
「みんなで大変だった、一番大変なのはヨーコさんかな(笑)。私は日本語わからないからそんなに大変じゃない。私がやりたいことを奥さんに伝えて、それを奥さんがヨーコさんに通訳する」
──大変な分、ジムをオープンしたときは嬉しかったんじゃないですか。
「とっても嬉しかったね。今、日本には有名なジムが多いから何をアピールするか決めるのが大変。センチャイさんやウィラサクレックさんのジムもすごく良いところで、それぞれ練習内容が違う。私のところは試合用じゃなくてお子さんもおじいさん、おばあさんも楽しく出来る。あまり重い内容じゃなくて、セーフティで疲れたときには休憩できるような練習です。翌日仕事があるけど疲れて仕事ができないのはダメ。ダイエットもウェイトトレーニングもできて先生がマンツーマンで教えます」
──ムエタイ以外でも身体を動かせるんですね。最後にパティパン会長が理想とするジムを教えてください。
「武道のスタイルですね。みんなジムに入るとき『こんにちわ』、練習する時は『お願いします』、練習が終わったら『押忍! ありがとうございました』。ムエタイのスタイルも素晴らしいけどタイはタイ、日本は日本。タイのスタイルはタイでやったら良いし、日本だったら日本のスタイルで教える。私はタイ人だけど、日本に来てるんだから日本のやり方で教えたいと思ってます」
入会金無料キャンペーン中!!(3月31日まで)
アウルスポーツジム
[アクセス]
都営地下鉄新宿線、東京メトロ半蔵門線「住吉」駅下車、B1出口より徒歩30秒
JR総武線「錦糸町」駅下車、南口より徒歩15分
[連絡先]03-6659-9845
[住所]〒135-0002 東京都江東区住吉2-5-13
[HP]http://owlsg.blog136.fc2.com/
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