【 2010年08月15日 02:09 】
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「Krush.9」
2010年8月14日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
観衆=1,600人(満員)
▼メインイベント(第9試合) 70kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
○佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX日本トーナメント2006&2007優勝)
判定3-0 ※30-29、30-29、29-28
●名城裕司(国士会館)
名城と対戦予定だった山本優弥が急病で欠場となり、その代役として佐藤がKrushに緊急参戦。カード消滅の危機から一転、日本最強の男と名城のビッグマッチが実現した。両者には7・31RISEでアルトゥール・キシェンコをKOした日菜太から花束が贈られた。
1R、サウスポーの名城が左ミドルと左ストレート、さらには胴廻し回転蹴りも繰り出す。佐藤は前蹴りとローで攻撃を組み立てようとするが、名城は自分の左に回りながらの左ストレート、左ストレートからの右フックと細かくパンチを当てる。
じりじりと圧力をかけて前に出てジャブと右ローの佐藤。しかし名城は佐藤のガードの間にジャブを突き刺し、佐藤のローには左ストレートのカウンター、顔面前蹴りから右フック、そして左右のハイキック! 佐藤の周りをグルグルと回りながら細かくパンチを当てていく。
しかし2Rに入ると佐藤とジャブとローが当たる回数が増え、必殺の奥足ローが名城の左足を捉える。名城もそのローに合わせて左ストレートを返し、左ストレートから右フック、そして左ハイキック。
手数を止めることはないのだが、佐藤も前蹴りや右のヒザ蹴りから奥足ローを集めて得意の形に持ち込む。この奥足ローが徐々に効き始め、下がりながらジャブを返すだけになる名城。逆に佐藤は左フックから右のテンカオ、そして奥足ローを的確にヒット。名城も必死に右フックと左ストレート、近い距離での左フックを打ち返す。
3R、右のテンカオで前に出る佐藤。名城はそこに右フックや左ストレートを狙う。しかし佐藤の強烈な奥足へのローで名城の足は止まる。
名城は下がりながら左ミドル、左ストレート、ジャブを返すが、佐藤のテンカオとローの餌食になってしまう。その後も佐藤がペースを崩すことなくテンカオとローのコンビネーションで攻め続け、終盤にはワンツー、右アッパーから左フックを叩き込んで試合終了。
1Rこそ名城のパンチに苦戦を強いられた佐藤だが、時間が進むに連れて自分の試合に持ち込み、きっちりと判定勝利を収めた。
試合後、佐藤は「愛を知る県、愛知県の佐藤嘉洋です。名城選手は思った通り強くて、弱い選手じゃなかったです。この2,3年で格闘技界の景気も悪くなっていますが、そんな今だからこそ力を合わせるべきだと思います。戦う相手は業界の中じゃなくて、業界の外の野球やサッカーです。僕らが一回一回の試合を頑張ってお客さんに何かを感じてもらえれば、格闘技がメジャースポーツになると確信しています。だからみんなで一緒に頑張りましょう」と挨拶。そして Krush実行委員会の宮田充代表に深々と頭を下げて、リングを降りた。
▼セミファイナル(第8試合) 63kg契約 K-1ルール 3分3R延長1R
○梶原龍児(チームドラゴン/WFCA世界ライト級王者)
判定3-0 ※29-27、29-27、30-27
●石川直生(青春塾/第2代全日本スーパーフェザー級王者)
7・5K-1MAXで才賀紀左衛門に敗れた石川の覚悟の再起戦。対戦相手はKrushを主戦場に戦い続けてきた梶原。石川が復活の勝利を手にするか? それともKrush代表を自負する梶原がそれにふさわしい試合を見せるか?
試合前、石川がいつものように水を相手に吹きかけるパフォーマンスを見せると、何と梶原も同じように水を吹きかけるパフォーマンス! 両者がグローブを合わせると場内からどよめきが起こった。
さらに両者に花束を贈呈するのはK-1 63kg日本王者の大和哲也! 試合開始のゴングが鳴らされる前から、場内は大いに盛り上がる。
1R、石川はパンチと前蹴りのフェイントを入れながら、インローと左ミドル。梶原のパンチを警戒しながら右ローと左ミドルを蹴っていく。梶原も石川の左ミドルをブロックしてパンチでと飛び込むが、石川は右ミドルと右ロー。この右ローが何発も梶原の左足をとらえる。梶原もパンチの圧力をかけて前に出て行くが、石川は確実に右ローを当てて梶原の出足を止める。
梶原は終了間際に右ストレートから左フック、パンチをまとめるがクリーンヒットはない。
2R、ここもジャブと左ミドル、右ローと蹴りで攻撃を組み立てる石川。梶原も右ストレート、左フックを返すが、石川は前蹴りで距離をとって右ロー、左ミドルを蹴る。パンチで前に出てくる梶原を左ミドルで止める石川。梶原の左フックをブロックして右ローを返し、これを何度も梶原の左足に蹴り込む。しかし梶原も石川のジャブにジャブを返して、石川の左ミドルをブロックしてバックブロー、石川の前蹴りを取って右ストレート!
石川の蹴りにパンチを合わせて反撃を試みる。石川は左ミドル、右ハイ、飛びヒザ蹴りを狙うが大きなダメージを与えるまでには至らない。
3R、左ミドルを蹴る石川に対して、梶原は左フックから右ハイキック! 石川をロープまで詰めて一気にパンチをまとめる。石川は左ミドルと右ローを繰り出すが、そこに梶原の右ストレート! これで石川が尻餅をついてしまうが、そこはスリップと判断される。しかしここから梶原がパンチで手数を増やし、石川の右ローに左フックや右ストレート。
石川も左ミドルと顔面前蹴りを見せるが、石川のジャブに梶原が右フック! ここから梶原は一気にパンチをまとめて、ロープを背負った石川にパンチの連打を浴びせてダウンを奪う!
すでに残り時間は40秒を切り、石川はパンチとハイキック、飛びヒザ蹴りを狙うが、逆に梶原の右フックをもらってしまい、これで2度目のダウン。試合終了のゴングが鳴らされると、石川はその場に尻餅をついて体育座りをするように崩れ落ちた。
判定はもちろん3-0で梶原の勝利。激闘を繰り広げた石川に梶原は声をかけ、梶原応援団からの拍手が巻き起こったが、石川は悔しさに溢れた顔でリングを降りた。一方の梶原は「これからは俺がKrush代表として、半端ねえ男を目指して邁進するぞ!」とラップ調のマイクアピールでKrush代表を宣言した。
▼第7試合 70kg Fight K-1ルール
○吉川英明(チームドラゴン)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-28
●白虎(和術慧舟會/チームC3BLAIZ)
5・27後楽園大会では渡辺雅和と激闘を繰り広げた白虎。対する吉川は渡辺と同門で、かつては全日本ウェルター級のトップランカーとして活躍したいぶし銀ファイター。ここまでの戦績は白虎が15勝13敗、吉川が13勝10敗3分。勝ち負けがほぼ五分の両者だけに、何としても勝利が欲しいところだろう。
1R、ジャブ、ワンツーから右ローにつなげる吉川。白虎は細かいパンチで吉川は下がらせる。吉川は白虎のパンチをブロックしてローとボディ。白虎のジャブに右フックを合わせる。
パンチとヒザ蹴りで攻める白虎。吉川はそれをもらいながらも前に出続けてパンチと右ローを返す。
2R、パンチから右ローにつなげる白虎。吉川も前に出て白虎を下がらせるものの、白虎も左のヒザ蹴り、左のロー! 白虎が上手くパンチとヒザ蹴りを当てるが、タフな吉川は下がらない。後半は吉川が白虎をロープに釘付けにし、細かいパンチで攻め込む。
3R、ここも前に出て近い距離で細かいパンチとローを繰り出す吉川。タフさとスタミナをフルに使った戦い方で白虎を手数で上回る。
そして吉川が右フックを白虎の顔面に叩き込んで怒涛のラッシュ! 白虎を滅多打ちにしたところでレフェリーがダウンを宣告する。吉川は試合終了のゴングが鳴らされると小さくガッツポーズ! 終了間際のダウンが決め手となり、吉川が勝利を収めた。
▼第6試合 ヘビー級 K-1ルール 3分3R延長1R
○堀 啓(小比類巻道場)
KO 3R2分7秒
●福田雄平(HIDE’S KICK)
4・29後楽園大会に続き、堀が2度目のKrush初参戦。総合格闘家でプロデビューしている福田と対戦した。
1R、福田がガードを固めて左右のフックで猛突進! これが堀の顔面を捕える! しかし福田のラッシュを凌いだ堀は左ミドルで距離を取る。
福田も必死に距離を潰してパンチを振り回すが、堀が右フックから左ハイキック、左のヒザ蹴り! パンチと蹴りのコンビネーションで攻める。
2R、ワンツーから左ハイキックで前に出る堀。 しかしパンチで打ち合ったところで福田の左フックがヒット! 堀がバランスを崩す。
堀は左ミドル、左のヒザ蹴りと左ストレートと蹴りを使って福田を攻め込むが、いいところで福田のパンチをもらってしまい勢いが続かない。堀の左ローで福田の足が止まるが、ここでも福田の右フックをもらってしまう。
3R、ローとヒザ蹴りで前に出る堀。しかし福田の右フックも当たる。堀は福田を下がらせて左ローとヒザ蹴りを狙い撃ち!
必死に立ち続けた福田だったが、堀の左ローの連打で遂にダウン! 福田が2度目のダウンを喫したところでセコンドからタオルが投入された。
▼第5試合 85kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
○洪 太星(極真会館)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-26
●長井憲治(U-FILE CAMP赤羽)
85kg FIGHTのもう1試合は極真会館の洪VS総合格闘家の長井。2002極真会館全日本選手権ベスト8、K-1ヘビー級でも4戦のキャリアを誇る洪に長井はどう立ち向かうか?
1R、いきなり洪が右のハイキック! 重たいローを蹴り、バックキックやカカト落としを繰り出す。左フックから前に出る長井。洪はジャブと右ロー、右ハイキックで前に出て、長井をコーナーまで詰める。長井も右フックを狙うが、洪はそれをしっかりとブロックする。
2R、クリンチの離れ際に洪が右ハイキック。長井も勢いよくパンチで前に出る。洪はパンチを顔に振って右ロー! 長井はパンチから組む展開が増えて、レフェリーに口頭注意を受ける。洪はジャブから右ミドル、しかしそこから攻撃が続かない。
3R、右ハイキックを連打して前に出る洪。洪は長井をコーナーにつめてパンチから左ボディ、左ボディから右ハイキック! 洪が一気に長井を攻め込んでいくが、ここで洪が両手で組んでからのヒザ蹴りを出してしまい、洪に注意が与えられる。
再開後、ジャブ、右ストレートから左フックを見せる長井。洪は長井をロープまで詰めてジャブ、左ボディ、右ロー、右ハイキック、ヒザ蹴り! 手数を増やす洪だったが、ここで長井がクリンチを多用し、レフェリーが長井にイエローカード。エキサイトした洪が長井を「来いよ!」と挑発するなど、終盤は荒れた試合となったが、洪が判定3?0で長井を下した。
▼第4試合 85kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
○ヤン・カシューバ(バンゲリングベイ・スピリット)
判定2-1 ※30-29、30-29、29-30
●地主正孝(正道会館)
今大会から本格的にスタートした85kg FIGHT。正道会館の地主VSワールド士道館ミドル級2005王者の実績を持つカシューバという空手家対決となった。
1R、地主はしっかりとガードを上げて左右のミドル。カシューバがジャブに右フックをかぶせる。ジャブ&ローで前に出るカシューバに対して、地主は構えをサウスポーにスイッチして左ミドル。地主は構えを細かくスイッチしなながら、カシューバのパンチをバックステップでかわし、カシューバのジャブにはジャブのカウンター。
カシューバのローをもらう場面があったものの、地主がカシューバを距離でコントロールする。
2R、地主は左ミドルでカシューバに距離を詰めさせず、カシューバのジャブにはジャブと右フックのカウンター。カシューバもパワフルなパンチとローで前に出るが、地主のディフェンスは固い。積極的に手数を増やすカシューバだったが、地主のジャブと右フックがカシューバの顔面を捕える。
3R、ここも地主がジャブと左ミドルでカシューバをコントロールする。カシューバはジャブと右ローで前に出続けるが、地主の左ミドルがカシューバのボディにヒット! これでカシューバの動きが止まる。しかしカシューバも左右のフックで突進。徐々にカシューバが地主を手数で圧倒する。インローから右フックを返す地主。カシューバも左フックを当てて、そこからパンチとミドルで地主を下がらせる。
判定は2-1でカシューバの勝利となったが、判定が告げられると地主と正道会館陣営は両手を大きく広げて判定への不満をアピール。納得のいかない表情でリングを降りた。
▼女子アマチュアマッチ Krush女子特別ルール 2分2R延長1R
○谷山佳菜子(正道会館東大阪本部)
判定2-0 ※20-19、20-19、20-20
●魅津希(空手道白心会)
▼第3試合 60kg Fight K-1ルール 3分3R
△一馬(小比類巻道場)
ドロー 判定0-0 ※三者とも30-30
△森川修平(KSS健生館)
▼第2試合 55kg Fight K-1ルール 3分3R
○田中一輝(月心会)
KO 3R12秒
●力也(KSS健生館)
▼第1試合 63kg契約 K-1ルール 3分3R
○前田 修(GET OVER)
KO 2R1分18秒
●高橋 功(和術慧舟會/DURO)
▼オープニングファイト第3試合 60kg Fight K-1ルール 3分3R
△瞬太(GET OVER)
ドロー 判定1-0 ※30-30、30-30、30-29
△佐々木大蔵(チームドラゴン)
▼オープニングファイト第2試合 60kg Fight K-1ルール 3分3R
○山口正道(島田)
判定3-0 ※三者とも30-27
●渡辺 武 (青春塾)
▼オープニングファイト第1試合 70kg Fight K-1ルール 3分3R
○能登 崇(和術慧舟會/釧路支部・忠和會)
KO 3R1分6秒
●YUUKI(鷹虎)
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