【 2010年07月13日 09:58 】
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FEG
「DREAM.15」
2010年7月10日(土)さいたまスーパーアリーナ
開場15:00 開始16:00
▼メインイベント(第7試合)DREAMライト級タイトルマッチ 1R10分・2R5分
○青木真也(パラエストラ東京/王者)
一本 1R1分53秒 ※アキレス腱固め
●川尻達也(T-BLOOD/第8代修斗世界ウェルター級王者/挑戦者)
PRIDE、やれんのか!、DREAMを盛り上げてきた2人がベルトをかけて遂に激突! 青木は昨年10月にヨアキム・ハンセンに勝利し、DREAMライト級のベルトを獲得。しかし今年4月のストライクフォースではギルバート・メレンデスに判定負けを喫した。対する川尻は昨年J.Z.カルバン、横田一則を下して待ち望んだDREAMライト級ベルトへの挑戦権を手にした。
場内を大きく見渡し、観客を煽るように入場する川尻。対する青木はいつもの道衣ではなくTシャツとショートパンツで登場。ロングスパッツの着用はない。青木が花道で仲間たちと抱き合い、言葉を交わしてリングに上がった。
国歌斉唱、そして笹原圭一DREAMイベントプロデューサーが認定証を読み上げ、青木よりベルトが返還された後、試合開始のゴングが鳴らされた。
1R、サウスポーの青木は右手で距離を取りながら片足タックル。川尻はそれを切ろうとするが、青木は引き込みながら足関節! 一気に青木はアキレス腱固めで川尻の左足を絞り上げていく! 青木の足関節で川尻の左足がえげつない角度で折れ曲がるが川尻はタップせず、逆に右足で青木の顔面を蹴る。
ここから青木は再びアキレス腱固め! 何とか耐え続けた川尻だったが、遂にここでタップ! 青木が戦慄の足関節で川尻からタップを奪った。
試合後、青木は「今日、PRIDEはこれで終わり。俺と川尻さんだから人が集まって、川尻さんだから俺は頑張れた」と挨拶。さらに青木は「私事ですが結婚します。DREAMが始まってから付き合っているけれど、幸せにする」とまさかの結婚報告!
「DREAMも合わせて俺が幸せにしてやるから、まとめてついてこい! 4月にみんなの夢を捨てちゃったけど、俺はみんなの夢を背負う。それは俺の夢でもあるから9月に名古屋(次回大会は9・25名古屋)で会おう!」とファンにメッセージを送った。
○J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム/HERO’S2006・2007ミドル級王者)
判定2-1
●菊野克紀(ALLIANCE/第5代DEEPライト級王者)
今年3月に弘中邦佳との日本人対決を制した菊野がカルバンと対戦。メインイベントで対戦する青木真也と川尻達也に続く日本人として、菊野にはインパクトある勝利が求められる。一方のカルバンはDREAM参戦後、負傷の影響もあり青木・川尻に連敗。しかし負傷箇所を手術し、約1年間の調整期間を設けて、万全の準備を積んできた。
1R、ジャブを突くカルバンに菊野は右フックを返す。距離が離れると左フックで飛び込むカルバン。菊野も左のパンチを返して右のヒザ蹴り! カルバンはガードを上げて、距離を詰めて菊野に組み付く。
しかし菊野は逆にカルバンをコーナーに押し込んでブレイクを待つ。ガードを上げてパンチで飛び込むカルバンに菊野は左ミドル! カルバンはそれをもらいながらも菊野に組み付くが、ここも菊野がカルバンをコーナーに押し込み、ブレイクとなる。
ブレイク後、カルバンは右ストレートを打ちながら片足タックル。テイクダウンを奪われた菊野だったが、タックルのような形で立ち上がる。試合がスタンドに戻ると、菊野の左フックにカルバンが左フック。菊野はカルバンの頭が下がるところにヒザ蹴り、そして三日月蹴り! カルバンはタックルでテイクダウンを狙うが、菊野はそれを切る。
ジャブからワンツーの菊野。カルバンはタックルで組むが、菊野はそれを切ってヒザ蹴り。距離を取ったカルバンは菊野の左フックを空振りさせて、タックルでテイクダウンを奪う。ハーフガードで上になったカルバン。じっくりと菊野を押さえ込み、そのままマウントまで移行するが、菊野も足を入れてすぐに立ち上がる。カルバンが両足タックルから四つ組みになったところでブレイク。
ブレイク後、突っ込む菊野にカルバンは左フック。菊野はジャブを突く。スイッチした菊野に組み付くカルバン。しかし四つ組みの攻防では菊野がカルバンをテイクダウンする。ここでカルバンはラバーガード。菊野はそれを外してパンチを落としつつ、距離を取って試合がスタンドに戻る。カルバンのインローに菊野が右フック。
カルバンが突っ込むところに菊野が右の前蹴り。カルバンがタックルに入るが菊野はそれを切り、逆に四つ組みでテイクダウンを狙う。どちらも倒れず試合はスタンドに戻り、ここで菊野が右の三日月蹴り! さらに菊野はカルバンのローに左フックを合わせてパンチで前進。組みの攻防になったところでラウンド終了となった。
2R、カルバンは低い構えからパンチで飛び込み、そのままタックルでテイクダウンを奪う。ハーフガードで菊野を押さえ込むカルバン。ここからカルバンがマウントポジションを奪い、体を反転させようとする菊野の動きに合わせてバックチョーク!
菊野は腕を外してそれをディフェンスするが、カルバンは足を四の字ロックして、菊野の動きを固める。
菊野は体を起こしてそこから脱出しようとするが、カルバンはバックポジションをキープ。菊野の顔面にパンチを入れる。菊野は両手・両足をついて腰を上げ、カルバンを振り落とそうとするが、カルバンのポジションキープは強い。会場からは菊野コールが巻き起こるが、カルバンはバックマウントからパウンド!
残り10秒を切ったところで、菊野が何とか試合をスタンドに戻すが、有効打がなく試合が終わった。判定は2-1に割れたものの、カルバンが勝利。菊野はカルバンの牙城を崩すことが出来なかった。
▼第5試合 DREAMライトヘビー級王座挑戦者決定戦 1R10分・2R5分
○ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ)
一本 1R31秒 ※フロントチョーク
●ジェイク・オブライエン(アメリカ/インテグレイテッド・ファイティング・アカデミー)
ミドル級に続き、2階級制覇を目指すムサシがライトヘビー級の王座挑戦者決定戦に出場。対するオブライエンはレスリングをベースに、UFCでも活躍した経歴を持つ選手だ。
しかしオブライエンはDREAMライトヘビー級規定の93kgをクリアできず。ドクターからこれ以上の減量が危険と判断され、96kgという体重のままリングイン。オブライエンはファイトマネーの10%が没収され、イエローカード1枚からのスタートという条件で、王座挑戦者決定戦として行われることとなった。
1R、いきなりタックルに入るオブライエン。しかしムサシはそれを切って、ロープ際でフロントチョーク! これが深く入ると、オブライエンがあっさりタップ。ムサシが難なくオブライエンを下して、王座決定戦に駒を進めた。試合を終えたムサシは「試合を見に来てくれて、応援に来てくれてありがとう。これからまたベストを尽くしてベルトを取りたい」と2階級制覇への意気込みを語った。
▼第4試合 DREAMライトヘビー級王座挑戦者決定戦 1R10分・2R5分
○水野竜也(U-FILE CAMP.com)
一本 1R7分38秒 ※アームロック
●メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)
日本でも数少ない重量級ファイターとして期待を集める水野。この試合に向けて約半年間のアメリカ武者修行を行い、自らの実力を高めてきた。凶暴な打撃を持つ猛獣マヌーフから勝利を奪い、ベルトに手をかけることが出来るか?
1R、サウスポーの水野が軽く打撃を出して片足タックル。そのままテイクダウンを狙うが、マヌーフはそれを切って左右のフックを振り回す! 下がる水野に対して、マヌーフは距離を詰めてパンチを強振!
必死にテイクダウンを狙う水野だったが、マヌーフは倒れない。そしてマヌーフの右フックで水野がダウン! マヌーフはすぐに鉄槌を落として攻め込むが、水野は足を利かせてガードポジションに戻し、腕十字を仕掛ける。しかしマヌーフが距離を取り、試合はスタンドに戻る。
再開後、水野はジャブを突きながら、マヌーフの右フックに合わせて両足タックル。水野がそのまま四つで組み付いて、マヌーフからテイクダウンを奪う。
水野はマヌーフの顔面にパンチを落としつつ、下からしがみつくマヌーフをパスガードする。そしてサイドポジションになった水野はアームロック! これを狙いながら、マヌーフの顔面にヒザ蹴り。そして水野は逆の腕を取って腕十字! しかしマヌーフはすぐに腕を抜いて立ち上がる。
試合がスタンドに戻ると一気にパンチで前に出るマヌーフ。しかし水野もパンチを返し、そのまま水野がグラウンドで上になる。コーナー際でマヌーフにパンチをまとめる水野。そしてマヌーフの右腕を取ってチキンウイングアームロック! 水野が渾身のアームロックでマヌーフからタップを奪った。
試合後、水野は「僕はすごく今うれしいです」と歓喜の挨拶。次のタイトルマッチが本番ですと続け「あとちょっとだけ応援してください!」とファンに呼びかけた。
○小見川道大(吉田道場)
一本 1R7分31秒 ※フロントチョーク
●ジョン・ヨンサム(韓国/CMA KOREA/冠岳BJJ)
昨年の戦極(現SRC)フェザー級では準優勝を果たし、大晦日Dynamite!!では高谷裕之をKOしている小見川がDREAMに初参戦。対するヨンサムは今回が日本初登場で、韓国の期待の新鋭だ。
1R、リーチで勝るヨンサムがインロー、そして右ストレートを飛ばす。小見川はガードを上げて、上体を振りながら前に出て行く。小見川は左フックから飛び込んで右ストレート!
さらに左フック! これでヨンサムが尻餅をつく。一気にパウンドで襲い掛かる小見川。体を起こそうとするヨンサムの動きに合わせて小見川がフロントチョーク!
ヨンサムは必死にそれをディフェンスするが、小見川はそのまま頭を落としてヒザ蹴り! 小見川の猛攻を受けたヨンサムだが何とかガードポジションに戻す。小見川はインサイドから鋭いパンチを落とすが、ヨンサムもガードポジションから腕十字! 一瞬、小見川の腕が伸びかけるが、小見川はすぐに腕を抜いて上のポジションをキープする。
ブレイク後、ジャブから飛び込んでいく小見川。頭を下げてパンチを返すヨンサムだったが、小見川は左右のフックで一気に前進。たまらずヨンサムはガードポジションで引き込む。
小見川はヨンサムの両足を割るようにして、サイドポジションに出てそのままフロントチョーク! 最後はマウントポジションに移行してヨンサムの首を極めた。
見事な一本勝ちを収めた小見川は「日本の総合格闘技が不況と言われています。一言で言いたいと思います。不況なんかクソッタレ!」と、代名詞となった「クソッタレ!」でマイクアピールを締めくくった。
○石田光洋(T-BLOOD)
判定3-0
●DJ.taiki(マルワジム横浜)
これまでライト級(70kg)で試合を続けてきた石田がフェザー級に転向。その第一戦でフェザー級でも随一のストライカーDJ.taikiとの一戦に挑んだ。
1R、いきなり鋭いミドルを蹴るDJ.taiki。しかし石田が両足タックルでDJ.taikiをテイクダウンする。ここから石田はじっくりとDJ.taikiを押さえ込みつつ、パスガードに成功する。石田はDJ.taikiの脇を空けさせて、肩固めのプレッシャーをかける。
さらに石田は自分の右膝でDJ.taikiの左腕を潰して鉄槌。そしてDJ.taikiの右腕を取って腕十字! DJ.taikiの腕が伸びるが、DJ.taikiは体を回転させて立ち上がる。
サウスポーに構えて左フックと前蹴りを見せるDJ.taiki。これで下がる石田だったが、DJ.taikiの蹴り足をキャッチするようにしてテイクダウンを奪う。そして石田が体を起こして強烈な右のパンチを連打する。
DJ.taikiは石田の体を蹴り離して立ち上がるが、石田はすぐにタックルでDJ.taikiをコーナーまで押し込む。そして石田は片足タックルから両足タックルに切り換えてDJ.taikiをマットに寝かせる。
ハーフガードでDJ.taikiを押さえ込み、コツコツとパンチを落とす石田。サイドポジションを奪った石田に対して、DJ.taikiは背中を見せて立ち上がろうとする。そのDJ.taikiの後ろに回りこむ石田。
DJ.taikiは体を反転させて上になろうとするが、石田はインサイドガードのポジションをキープする。ここでもDJ.taikiは石田の体を蹴り離して立ち上がろうとするが、石田はすぐに両足タックルでDJ.taikiを寝かせる。そして石田は立ち上がろうとするDJ.taikiの後ろに回りこみ、バックでポジションをキープする。
2R、DJ.taikiはオーソドックスに構えて右ミドル! しかし石田がそれをキャッチしてテイクダウンを奪う。ここから石田は背筋を伸ばしてパウンド。DJ.taikiも下から殴り返して立ち上がろうとするが、石田はDJ.taikiの足を担いでパスガードし、バックに回り込む。
そしてDJ.taikiの動きに合わせて石田がマウントポジションへ! 石田はDJ.taikiの脇をあけさせるようにするが、DJ.taikiは足を入れて立ち上がる。試合がスタンドに戻るとDJ.taikiが鋭い右アッパー! そして石田の片足タックルを切って4点ポジションから膝蹴り! しかし石田は両足タックルでDJ.taikiを寝かせてパンチを落とす。
試合は判定となったが、持ち前のレスリング力とスタミナを活かした石田の勝利。フェザー級転向第一戦で勝利を収めた。
▼第1試合 DREAMミドル級ワンマッチ 1R10分・2R5分
○中村和裕(吉田道場)
判定3-0
●カール・アモーゾ(フランス/チーム・アモーゾ)
DREAM初参戦となった吉田道場勢の中村が第1試合に登場。対戦相手のアモーゾはフランス出身で、柔道をバックボーンに持ちながら、勢いある打撃を武器とするアグレッシブなファイターだ。前日計量では額をつけて睨み合いを展開した両者だが、試合直前にも2人は鋭く睨み合う。
1R、右ローと左ミドルを蹴り、鋭いワンツーを伸ばすアモーゾ。中村も距離を取りながらインロー、右フックを返す。そしてアモーゾの左フックに合わせて、中村が片足タックルでテイクダウンを奪う。
インサイドガードで上になった中村はアモーゾの首を押さえながら鉄槌を落とす。アモーゾはガードポジションから腕十字やヒップスローを狙う。それを寝かせて殴る中村だったが、アモーゾが中村の体を蹴り離して立ち上がる。
試合がスタンドに戻るとジャブを伸ばす中村。アモーゾもガードを下げた構えから右アッパー。中村はガードを上げて右ストレートから組み付く。アモーゾもクリンチアッパーを返すが、中村がそのままロープに押し込む。アモーゾが態勢を入れ替えて投げを狙うが、中村がそれを押しつぶしてグラウンドで上になる。
アモーゾに体重をかけながらコツコツとパンチを落とす中村。アモーゾの足をまたいでパスガードを狙うが、アモーゾも必死に足を使ってディフェンスする。中村がボディ、顔面に細かくパンチを落としてアモーゾの体力を削っていく。
ブレイク後、蹴りでリズムを作るアモーゾ。中村はしっかりとそれを見切ってジャブ、そして右ストレート! これがアモーゾの顔面を捉えて、アモーゾが鼻から出血する。しかしアモーゾも飛びヒザ蹴りから前に出る。
2R、ガードを上げてインロー、ジャブを打つ中村。アモーゾは離れた間合いから飛びヒザ蹴りを狙うが当たらない。中村は打撃で距離を測りながら片足タックルに入り、そのままアモーゾをロープまで詰める。ここでアモーゾはロープを掴んでテイクダウンを阻止。
しかし中村がアモーゾの体を引き出すようにしてテイクダウンを奪う。中村はアモーゾのフロントチョークをはずしてパウンド! アモーゾは下から腕十字や三角絞めを狙うが、中村がそれをしっかり潰してパンチを落とす。
ブレイク後、アモーゾがジャブ、そしてヒザ蹴り。中村はアモーゾのインローに右ストレート! さらに左ボディから左フック! そのまま中村がタックルでアモーゾからテイクダウンを奪う。中村がインサイドガードからパンチを落としたところで試合終了となった。判定は3-0で中村が勝利。吉田秀彦がリングサイドで試合を見つめる中、中村がDREAM初陣を勝利で飾った。
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