【NKB】武笠則康、11年間のキック人生に幕。壮絶な引退試合で王座陥落

【 2009年12月27日 20:16 】

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NKB実行委員会/日本キックボクシング連盟
「2009継続シリーズ ファイナル」

2009年12月26日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30


▼メインイベント(第11試合) NKBウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○岡田清治(大塚/同級1位/挑戦者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●武笠則康(渡辺/同級王者)
※岡田が第8代王者に

 

 NKBライト級、ウェルター級の二階級制覇の武笠がこの試合をもって引退。ラストマッチで同級1位・岡田を挑戦者に迎え、4度目の防衛戦を行うことなった。両者は7・20「K-U ディファ有明」で対戦しドロー、武笠が3度目の防衛に成功している。

 武笠のセコンドには、TEAM-KOK・大嶋剛代表、90年代に大活躍した名キックボクサーで現SQUARE-UP・小野瀬邦英代表がジムの垣根を越えてつく。

 

 武笠大応援が武笠コールを続ける中、1Rのゴング。左ジャブを突き刺す武笠に対し、岡田は力強い右ローを返す。お互いに気持ちを前面に出すようにパンチを激しく交錯させる。武笠がローを打つと、岡田は両腕を広げ「もっと打って来い」とばかりに挑発し場内のボルテーションは上がる。

 2R、パンチの手数を積極的に出す武笠。岡田は強烈なインローで出足を止めにいく。岡田のヒジで武笠は額をカット。

 

 岡田は豪快な左右のフックで前に出るも、武笠の的確な左ジャブで距離を取られる。岡田は次第に両目を腫らし視界はさえぎらせていく。

 3R、右ローから左右のフックでプレッシャーをかける岡田。武笠は出血が激しくなり失速。視界が見えにくいのか、ほぼ左ジャブで距離を取るのみの展開となる。岡田は変わらず前に出続けて豪快なパンチで後退させる。

  4R、左インローからフックと上下に散らすコンビネーションの岡田。武笠も左ジャブから右ストレートで下がらせ一歩もひるまない。右ハイを決めたが、岡田は構わず前に出る。お互いにボロボロな表情になりながらも気持ちの見られる打ち合いを展開。

 5R、中央で壮絶な打ち合いを展開する両者。クリーンヒットする場面も見られたが、バチバチに激しく交錯させる。足を止めて打ち合う姿に会場は大盛り上がり。終了まで手数を出し続けゴング。

 

 僅差の判定で武笠が破れ、岡田が新王者となった。

 両目がボッコリ腫れる大ダメージを負いながら勝利した岡田は「NKBをこれからり上げていきます」とマイクアピール。敗れた武笠は試合後の引退セレモニーで、渡辺信久代表理事から「引退してからも自分の夢を追って頑張ってもらいたい」と激励のメッセージ。そして10カウントが打ち鳴らされ、武笠はリングを下りた。




▼セミファイナル(第10試合) NKBフェザー級 3分5R
○HIROKI(Dropout/同級4位)
判定2-0 ※50-50、50-48、50-48
●滑飛タイジ(テツ/同級9位)

  現在NKBフェザー級王座が空位であるため、この試合の勝者が来年2月27日後楽園ホールで王座決定戦に進出する。HIROKIは現在5戦5勝(4KO)、対する滑飛は6戦5勝(3KO)1敗。

 1Rから手数の多いのはHIROKI。様子見の滑飛に対し、チャンスがあればローからパンチのラッシュで一気に畳みにかかる。

 

 コーナーに詰められる場面があるものの、ガードを固める滑飛は決定打をもらわない。逆にラッシュを仕掛ける場面を作る。

 最終R、HIROKIが優勢に試合を進める中、滑飛は回転上段回し蹴りで一発逆転を狙うもクリーンヒットならず。HIROKIが僅差の判定勝利をモノにした。この結果を受けて2月に同級2位・富原誠(神武館)と王座決定戦を行う。




▼第9試合 NKBバンタム級 3分5R
○山田大輔(杉並/同級4位)
KO 1R2分12秒
●野口康裕(大阪真門京都/同級2位)

 

 序盤から仕掛けたのは山田。豪腕パンチで一気に詰めると、たて続けに2度のダウンを奪う。

 ダメージを感じ出させない動きで野口も反撃を試みるも、山田はカウンターの右フックでトドメをさし、見事なKO勝利をした。





▼第8試合 NKBフェザー級 3分5R
○佐藤祐平(TEAM-KOK/同級9位)
判定3-0 ※50-47、50-46、50-46
●谷 真臣(大阪真門/同級7位)

 

 7月大会で同級1位・ヤスユキ(Dropout)に判定負けを喫した佐藤。

 1Rからインファイトを仕掛ける手数で谷を圧倒する。決定的なチャンスを作られないままの谷は押されてしまう。

 佐藤がフルマークの判定勝利を収めた。



▼第7試合 ライト級 3分3R
○大作(SQUARE-UP道場)
判定3-0 ※29-27、28-27、29-27
●中澤照公(TEAM.OJ/同級9位)

▼第6試合 ウェルター級 3分3R
△腰越正和(勇和会)
ドロー 判定1-0 ※30-29、30-30、30-30
△マサ・オオヤ(八王子FSG/同級9位)

▼第5試合 バンタム級 3分3R
○優介(大阪真門/同級7位)
判定3-0 ※三者とも30-29
●KAZUYA(JK国際/同級6位)

▼第4試合 フェザー級 3分3R
△夜魔神(SQUARE-UP道場)
ドロー 判定1-0 ※29-29、30-29、29-29
△高瀬雄一郎(TEAM.OJ)

▼第3試合 バンタム級 3分3R
○阿部信二郎(大塚道場)
KO 2R2分16秒
●仙道秀樹(神武館)

▼第2試合 フライ級 3分3R
○藤島由輔(八王子FSG)※デビュー戦
判定3-0 ※30-27、30-26、30-26
●新堂圭大(MTOONG)

▼第1試合 バンタム級 3分3R
○高橋茂章(KIX)
判定3-0 ※三者とも30-26
●鍋島逸平(テツ)

 

<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR

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