【 2009年12月21日 18:26 】
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J-NETWORK
「J-GIRLS Final Stage 2009
World Queen Tournament 2009」
2009年12月20日(日)東京・ディファ有明
開場16:30 開始17:00
▼メインイベント(第15試合) World Queen Tournament 2009 決勝戦 2分2R延長1R
○シルビア・ラノット(イタリア/World Queen Tournament 2008王者)
判定2-0
●安倍基江(アカデミア・アーザ/J-GIRLS Japan Queen Tournament 2009王者)
※シルビアが優勝、昨年に続き二連覇。
日本人4名、外国人4名がエントリーした世界最強女王決定トーナメント『World Queen Tournament 2009』(50kg以下)の決勝戦は、昨年の覇者シルビアと日本トーナメント覇者の安倍で争われることになった。
1R、軽快なステップを使ってロングレンジからの前蹴りと横蹴り、飛び込んでの連打を繰り出し、安倍が攻撃を返す前にステップでサッと離れるシルビア。この徹底したヒット&アウェーに安倍はなかなか自分の射程距離にシルビアを捉えることが出来ない。
2Rになるとシルビアのテンポはさらにアップ。フランスの格闘技サバット(足で行うボクシングと言われる)仕込みの足技を繰り出し、安倍を突き放したかと思えば、安倍の蹴りに合わせて連打を叩き込む。安倍が攻撃を返そうとした時には、ステップですぐに距離をとる。
安倍がシルビアの蹴りに合わせて右ストレートを一発入れたが、どうしても距離を詰めることが出来ず、シルビアが自分の距離を守って最後まで闘い続けた。
判定はジャッジ1名がドローをつけたが2?0でシルビアが昨年に続き二連覇を達成。賞金1万ドル(約90万円)と共に、新しいベルトを手に入れた。
シルビアは「言葉にならないくらい嬉しいです。精一杯頑張ってここまできました。このベルトは一生大切にします」と勝利者インタビューに笑顔で応えた。
▼セミファイナル(第14試合) WORLD J-GIRLS CHAMPIONSHIP フェザー級タイトルマッチ 2分5R
○ジョアンナ(ポーランド/チーム・ミスターパーフェクト/アーネスト・ホーストジム)
判定3-0 ※49-48、49-47、50-47
●佐々木仁子(チームドラゴン/J-GIRLS同級王者)
※ジョアンナが初代WJC世界フェザー級王座に就く。
あのK-1ワールドGP“4タイムス・チャンピオン”アーネスト・ホーストが手塩にかけて育て、自信を持ってJ-GIRLSに送り込んだのがこのジョアンナ。迎え撃つは王座の入れ替わりが激しいJ-GIRLSのタイトル戦線の中で、2年以上もフェザー級王座に君臨する“絶対女王”佐々木だ。
この試合はJ-GIRLSが認定する世界タイトル、WORLD J-GIRLS CHAMPIONSHIP(略してWJC)初の王座決定戦として行われる。
ジョアンナのセコンドにはホースト、佐々木のセコンドには前田憲作がつく。
1R、ジョアンナのいきなりのパンチ連打で場内がどよめく。その後もパンチからハイキックのコンビネーションで攻める。
佐々木は回り込みながらの右ロー、パンチをしっかりブロックしてローを返す。前に出て積極的にコンビネーションを放っていくジョアンナに対し、ヒットは奪わせないが佐々木は手数が少なめ。
2R、今度は佐々木が圧力をかけて前に出る。パンチからローにつなげ、ジョアンナの右ボディに対して左フックを浴びせる。ジョアンナも思い切ったフックを叩きつけてくるが、佐々木はしっかりとブロック。
3R、佐々木が右ローと右ボディストレートで揺さぶりをかけると、ジョアンナはこれを嫌がる素振りを見せる。ローとボディが効いているようだが、ジョアンナは下がらずにパンチの連打から最後に必ず右ローまで繋げていく。それでも佐々木のブロックは強固で崩れなに。
4R、佐々木はジョアンナのミドルキックに軸足蹴りを合わせ、右ローを蹴り続ける。しかし、ジョアンナはパンチのコンビネーションからの右ロー、右フックを振りかぶって強振したかと思えば潜り込むような左アッパーを打ったりと、多彩な攻め。佐々木がパンチをもらう場面が目立ってきた。
5R、パンチのコンビネーションから右ローを的確に当てるジョアンナは、まるでホーストの動きのようだ。
v 左右の回転の速いフックで攻めるジョアンナに佐々木も右ローで応戦するが、ジョアンナの強烈な返しのパンチをもらってしまう。男子のトップレベルの試合と比べても遜色ない、好勝負となった。
判定は最大で3ポイント差をつけてジョアンナ! 佐々木はリング四方に頭を下げ、最後にはうずくまって号泣。悔し涙を流してしばらく立ち上がれないほどだった。初代王座のベルトを巻いたジョアンナは「とっても幸せです。佐々木選手は強い選手でした。ホースト先生からは、いつも通りにやれと言われました。ベストを尽くしただけです。アリガトウ」と微笑んだ。
※写真&レポートは21日(月)にも追加
▼第13試合 初代アトム級王座決定トーナメント決勝戦 2分3R
○Little Tiger(F・TEAM TIGER)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-28
●山田純琴(NJKF/y-park)
※Little Tigerが初代アトム級王座に就く。
▼第12試合 スペシャルワンマッチ 2分3R
○田嶋はる(アクティブJ/J-GIRLSミニフライ級2位)
KO 1R1分40秒 ※右ハイキック
●パク・へウォン(韓国/EMA/TEAM J.U.)
▼第11試合 ミニフライ級(47.6kg以下)契約 2分3R
○大島つばき(フォルティス渋谷/J-GIRLS同級4位)
判定2-0 ※30-30、30-29、30-29
●PIRIKA(ミルキーウェイ/J-GIRLS同級8位)
▼第10試合 World Queen Tournament 2009 準決勝 第2試合 2分2R延長1R
○安倍基江(アカデミア・アーザ/J-GIRLS Japan Queen Tournament 2009王者)
判定3-0 ※三者とも19-18
●神村江里加(TARGET/J-GIRLSミニフライ級&WPMF世界女子同級王者)
※安倍が決勝戦に進出。
▼第9試合 World Queen Tournament 2009 準決勝 第1試合 2分2R延長1R
○シルビア・ラノット(イタリア/World Queen Tournament 2008王者)
判定3-0 ※三者とも20-18
●ヘオン・ソンボク(韓国/EMA/世界キックボクシング連盟50kg韓国王者)
※シルビアが決勝戦に進出。
▼第8試合 バンタム級 2分3R
○陣内まどか(Black PUG)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-29
●MANA(SFK)
▼第7試合 51kg契約 2分3R
○MITSUKI(DRAGON/J-GIRLSフライ級7位)
KO 2R45秒 ※左ローキック
●ルミナ・K(Risk)※プロデビュー戦
▼第6試合 64kg契約 2分3R
△小澤聡子(チームドラゴン/J-GIRLSフェザー級8位)
ドロー 判定1-1 ※29-28、28-30、29-29
△アルフレッドソン・モニカ(スウェーデン/DRAGON)※プロデビュー戦
▼第5試合 World Queen Tournament 2009 リザーブマッチ 2分2R延長1R
○紅絹(フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級1位)
判定2-0 ※20-20、20-19、20-19
●ジョン・ヨンジュ(韓国/EMA/ブサンテハン/2008年韓国国際戦優勝、2009年ムエタイ国家代表)
▼第4試合 World Queen Tournament 2009 一回戦 第4試合 2分2R延長1R
○神村江里加(TARGET/J-GIRLSミニフライ級&WPMF世界女子同級王者)
判定3-0 ※19-18、20-18、20-18
●ヌシアン・ポー・プラムック(タイ/WAKO.PROムエタイ世界バンタム級王者)
※神村が準決勝に進出。
無敗のままJ-GIRLS&WPMFの2冠王となった神村VSムエタイの世界王者でもあるヌシアン。組み合わせ抽選会では、神村自らがヌシアンとの対戦を選び、シルビアVSグレイシャアと並ぬ1回戦屈指の好カードが実現した。
1R、ヌシアンは左ミドルで距離を取りつつ、神村がパンチで距離を詰めてくると、組み付いて神村をマットに押し倒す。
神村は蹴りではなくパンチ主体で攻め込んでいくが、ヌシアンの首相撲で攻撃が続かない。逆にヌシアンが右ミドルから右ストレートを打ち込む。このラウンドはヌシアンペースで試合が進む。
2R、ポイントを挽回しようと1R以上に激しくパンチで前に出て行く神村。ここも首相撲でそれを凌ごうとするヌシアンだが、神村のパンチがヌシアンの顔面を捉える。
さらに首相撲を多用するヌシアンレフェリーはイエローカードを2枚提示。これでヌシアンは減点1となる。
思わぬところでポイントを取った神村は試合終了までパンチで猛ラッシュ! そして渾身の左フックでヌシアンがマットに両膝をつく! ヌシアンは何とか神村の体にしがみついて、試合終了のゴングを聞く。結果は減点の影響もあり、神村が判定3-0(19-18、20-18、19-18)で勝利。ヌシアン越えを果たした。
▼第3試合 World Queen Tournament 2009 一回戦 第4試合 2分2R延長1R
○安倍基江(アカデミア・アーザ/J-GIRLS Japan Queen Tournament 2009王者)
判定3-0 ※三者とも20-19
●エイミー“リトル・ダイナマイト”デービス(アメリカ/USA MTIAライトフライ級王者)
※安倍が準決勝に進出。
今年のジャパンクイーントーナメント優勝者の安倍が世界トーナメントに登場。対戦相手のエイミーは女子選手とは思えない筋骨隆々の肉体を持つアメリカ人ファイター。J-GIRLSには2度目の参戦となる。
1R、左の前蹴りで距離をコントロールする安倍。ここから安倍は左ミドル、さらにヒザ蹴りとパンチにつなげる。エイミーは距離が詰まるとすぐにクリンチ。
アメリカでは首相撲を武器にしているというエイミーだが、J-GIRLSでは首相撲は禁止。すぐにブレイクがかかり、エイミーは攻撃を出せない。
2Rに入っても安倍が前蹴りとミドルで距離を支配。エイミーは組む展開が多く、時折、インローを蹴るものの、安倍にダメージを与えるまでにはいたらない。逆に安倍は首相撲の攻防になっても、エイミーのボディに鋭いヒザ蹴り。安倍がエイミーを下して、日本人として最初の準決勝進出となった。
▼第2試合 World Queen Tournament 2009 一回戦 第4試合 2分2R延長1R
○ヘオン・ソンボク(韓国/EMA/世界キックボクシング連盟50kg韓国王者)
判定3-0 ※三者とも19-18
●田中佑季(青春塾/J-GIRLS Japan Queen Tournament 2009準優勝、J-GIRLSフライ級1位)
※ソンボクが準決勝に進出。
トーナメント出場選手の中では、唯一、チャンピオンの肩書きを持っていない田中。韓国のソンボクから勝利を奪い、同門でもある山本優弥のようにトーナメントをかき乱す存在となるか?
1R、序盤から積極的にパンチで前に出て行く田中。持ち味でもある回転の速いパンチでソンボクを後退させる。一気にパンチで畳み掛ける田中だったが、ソンボクの右フックがヒット!
田中がダウンを奪われてしまう。 しかし田中はその後も猛ラッシュ!
2Rに入っても右のパンチから飛び込んで返しの左フック。ソンボクの懐に入り込んでパンチを繰り出していく。しかしソンボクはそれをガードして、クリンチで田中のパンチを防御。ソンボクが1Rのダウンのポイントを守りきる形で準決勝に駒を進めた。
▼第1試合 World Queen Tournament 2009 一回戦 第4試合 2分2R延長1R
○シルビア・ラノット(イタリア/World Queen Tournament 2008王者)
判定2-0 ※20-19、20-19、20-20
●グレイシャア亜紀(フォルティス渋谷/J-GIRLSフライ級王者)
※シルビアが準決勝に進出。
トーナメント1回戦の第1試合で実現した昨年の決勝戦と同カード。この試合は組み合わせ抽選会でグレイシャア自らがシルビアとの対戦を選択。グレイシャアは「お互いにダメージのない状態でバチバチに打ち合いたい」と意気込みを語っている。
1R、シルビアは独特の間合いとリズムで距離を取り、細かいパンチと蹴りでグレイシャアを翻弄する。
鋭い出入りを繰り返すシルビアに対し、右ストレートからパンチで前に出て行くグレイシャアだったが、シルビアはそれをひらりひらりとかわし、ロー、前蹴り、ミドルを当てる。
2R、ここもシルビアがグレイシャアをコントロール。グレイシャアのパンチを空振りさせ、ミドルとロー。グレイシャアが中間距離を潰してパンチで前に出て行くが、シルビアは巧みに首相撲を使って、グレイシャアにパンチの隙を与えない。
決してグレイシャアに大きなダメージはないものの、シルビアペースのまま試合が終了。シルビアが巧さを見せて、リベンジに燃えるグレイシャアを退けた。
<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR>
