【K-1】第二のアーツ、ホーストになれる逸材誕生!西島洋介はアーツの猛攻に散る

【 2009年08月12日 11:28 】

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FEG

「K-1 WORLD GP2009

IN TOKYO FINAL16 QUALIFYING GP」


2009年8月11日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館

開場17:00 開始18:00

観衆=4,137人(主催者発表)








▼メインイベント(第10試合) FINAL16 QUALIFYING GP決勝戦 3分3R延長2R

○ダニエル・ギタ(ルーマニア/カマクラ)

KO 1R1分19秒 ※3ノックダウン

●セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/キャプテン)

※ギタが9・26『K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16』出場権を獲得。




 世界最終予選トーナメントの決勝戦は、ルーマニアの28歳ギタとウクライナの22歳ラシェンコによって争われることとなった。



ギタは噂通りの強烈なローキックを武器に1回戦と準決勝で連続KO勝ち、ラシェンコは1回戦こそ苦戦したものの準決勝ではKO勝ちを収めている。



果たして、9月26日(土・現地時間)韓国で開催される『K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16』初出場権を獲得するのはどっちだ?





 1R、ギタがパンチに合わせて右ロー、左ミドル。ラシェンコは右フックを強振する。ギタはガードを固めて左ロー、左ミドルを返すギタ。右ロー二連発でラシェンコは早くも体が傾く。



 冷静に自分のペースを崩さないギタはワンツーから左ロー、そして右ロー。強烈なローにラシェンコの身体が泳ぐ。さらに右ロー、右ロー、ロープを背負わせての3発目の右ローでダウンを奪う! 








 立ち上がったラシェンコは捨て身のパンチラッシュ、しかしギタはしっかりガードして、狙い済ました右ローで2度目のダウンを追加。



 もう後がないラシェンコはパンチのラッシュで逆転を狙うが、右ローで転倒する。そしてギタが最後も右ローでダウンさせ、全試合KOの圧倒的な強さでトーナメント優勝を果たした。






 














▼セミファイナル(第9試合) 特別試合 特別ルール 3分3R延長1R

○ピーター・アーツ(オランダ/チームアーツ/K-1 GP’94’95’98王者)

KO 3R1分24秒 ※3ノックダウン

●西島洋介(AK/元ボクシングWBF世界クルーザー級王者)




 西島がボクシングシューズの着用を要求し、アーツ側が承諾したことで西島の蹴りが一切認められない特別ルールで行われる一戦。



 西島は純粋にボクシングの技術だけで闘うことになるため、K-1のテクニック対ボクシングテクニックの異種格闘技戦という色合いが強まった。



 1R、アーツが右ローで先制、ジャブから下がるところへ右ロー。西島は右フックでもぐりこむが、アーツがヒザを突き上げる。




 ステップを使って左へ回る西島、アーツのワンツーにグラッときて右ローを叩き込まれるが、すぐにワンツーで反撃。



 西島は左右フックで入ると、ヒザを蹴られないようにすぐクリンチ。アーツはジャブから右ロー、西島は左右フックで前へ出る。西島が左フックをヒットさせて場内が沸いた。アーツは右ロー、西島の離れ際に左ハイキック、右ローからワンツー。西島の左フックに左ミドルを合わせ、そして右ローと繋げるアーツ。ジャッジは三者とも10-9でアーツを支持。





 2R、アーツが左フックから右ロー、左ハイキック。西島はステップで回りながらアーツの蹴りをかわす。アーツが右ローから右ハイキック、そしてヒザ蹴りから離れ際に右ハイキック! これで西島ダウン! 立ち上がった西島は悔しそうにコーナーを叩く。



 前に出るアーツがボディブローから組んでのヒザ、左ロー。西島はスリップ。攻撃の手を休めないアーツは右ロー、ヒザの連続攻撃。この猛攻で動きが止まる西島。




 パンチをもらい、右ローでロープに釘付けとなる。それでも西島は“効いてないよ”と首を振り、前へ出ようとするが。アーツの追撃のパンチとヒザで前へ出られない。



“来い、来い!”と手招きして挑発する西島。左右のフックで反撃を開始する西島に歓声が沸き起こる。しかし、アーツはフックからロー、掴んでのヒザ。ワンツーから右ロー、そしてヒザ、右ハイキックと圧倒。それでも西島は“来い、来い!”と手招き。このパフォーマンスに場内は大沸きだ。




 西島がインローでガクッと膝を折ってラウンド終了。ジャッジは三者とも10-8でアーツ。西島はコーナーで自ら激しく頭を打ち付ける。



 3R、アーツが右ロー、左インロー、右ストレートから左ハイキック! ダウンだ! しかし西島はダウンカウントが数えられる前にスクっと立ち上がってステップを踏む。場内は興奮のルツボ。アーツが左ハイキックとロー、顔面へのヒザ蹴りとパンチのラッシュ、ワンツーから左ロー、組んでのヒザ蹴りと猛攻を加え、西島へ2度目のダウンが宣告される。





 続くアーツの左フックからの右ローでついに西島は力尽き、全身の力が抜けたようにゆっくりと崩れ落ちる。



 アーツが貫禄のKO勝ちを奪ったが、奮闘した西島には大きな歓声が沸き起こり、場内はこの日一番の拍手に包まれた。










 














▼第8試合 スーパーファイト 3分3R延長1R

○京太郎(チームドラゴン/第2代K-1ヘビー級王者)※前田慶次郎から改名

KO 3R1分20秒 ※右クロスカウンター

●ヤン・ソウクップ(チェコ/極真会館/第9回全世界空手道選手権大会準優勝)




 今年3月、メルヴィン・マヌーフをKOして日本人初のK-1ヘビー級チャンピオンとなった京太郎。



「チャンピオンになったのでチャラチャラしたことはやめました」と、奇抜なヘアースタイルをやめてリングネームも前田慶次郎から本名に改めての出場……と思いきや、やはり弁髪スタイルに尻尾の付いたトランクスで登場した。



 対するはあのテイシェイラに続いて極真会館世界大会で準優勝した空手家ソウクップ。未知なる一撃パワーで番狂わせを起こすか?





 1R、パンチをフェイントしてローを蹴りこんで行くソウクップ。距離を詰めるとハイキック、ミドルキックも放って行く。京太郎は下がりながらのインロー。ソウクップはパンチをフェイントに上手く使ってハイとローを使い分けていく。



 ガードを下げて挑発する京太郎に突っ込んでいくソウクップ。京太郎は下がりながらのインロー、ミドル、ソウクップが入ってくると右のカウンター。パンチで間合いを詰めるソウクップにインローを蹴り続ける京太郎、ソウクップが前に出るとステップを使って距離をとる。ジャッジは1名が10-9でソウクップ! 2名は10-10のイーブンに。





 2R、京太郎が1Rとはうって変わり連打で前へ出るとソウクップもパンチからハイキック、そしてヒザ。ソウクップがローを蹴ると京太郎はパンチをまとめ打ち、ソウクップがパンチで出てくれば下がって誘いカウンターを狙う。ソウクップがパンチから左ハイキック! 京太郎もパンチを返していくが、ソウクップは距離を詰めるとホールド。



 ソウクップがパンチから右ロー、京太郎はパンチの連打。京太郎がフックを強振していくが、ソウクップはK-1初参戦とは思えない目のよさでパンチをかわす。





 しかし、ラウンド終了間際、京太郎がソウクップに右フックを空振りさせたところへ右フックのカウンターを突き刺してダウンを奪う! ジャッジは三者とも10-8。



 3R、圧力をかけていきハイキックを繰り出すソウクップ、続いて掴んでのヒザ蹴り。京太郎はパンチをまとめて打ち、ソウクップが反撃してくると下がってかわす。この誘いに乗ってしまったソウクップが飛び込んだところへ、京太郎が左ジャブに右のクロスカウンターを叩き込み、ソウクップは前のめりに倒れる! 京太郎が見事なKO勝ちを飾り、リングサイドで観戦していた母も大喜びした。

















▼第7試合 FINAL16 QUALIFYING GP準決勝戦 3分3R延長1R

○セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/キャプテン)

KO 2R34秒 ※2ノックダウン

●ブリース・ギドン(フランス/メジロ/Le Banner X tream Team)




 ジェロム・レ・バンナのスパーリングパートナーで弟分と言われる24歳のギドン、22歳のラシェンコは共に1回戦で苦戦を強いられ、3R判定まで行っている。体力の消耗やダメージは同じかもしれないが、なにしろラシェンコはラトビアとポーランドを股にかけ2日連続でトーナメントに出場し、計6試合を闘うという怪物ぶりを発揮している。



 1R、長いリーチからワンツーを伸ばすギドンに、ラシェンコが右ローと左ロー。ギドンを転倒させる。




 ラシェンコのパンチにはテンカオを合わせようとするギドン、だが、右ボディストレートを逆にテンカオに合わされてダウン。一気にボディを攻めるラシェンコはラッシュ! ギドンは両腕ブロックを固めて踏ん張り、アッパーから反撃する。



 そしてテンカオを突き刺すとラシェンコが下がる。追っていってパンチをまとめるギドン。逆転の期待に場内は沸く。両者ともボディが効いたようだ。そのためジャッジ2名が10-9、1名が10-8でラシェンコというスコアに。





 2R開始直後、パンチで前へ出たラシェンコにギドンがハイキック! しかしその直後、ラシェンコの左フックでギドンがダウン! 



 一気にラッシュをかけるラシェンコのワンツーが突き刺さり、ギドンが豪快にぶっ倒れる! ラシェンコがKO勝ちで決勝へ駒を進めた。



 














▼第6試合 FINAL16 QUALIFYING GP準決勝戦 3分3R延長1R

○ダニエル・ギタ(ルーマニア)

KO 1R1分28秒 ※

●悠羽輝(和術慧舟會DURO/RISE G-BAZOOKA TOURNAMENT’06準優勝)




 準決勝開始前、角田信朗・競技統括プロデューサーより説明があった。



「1回戦をKOで準決勝に勝ち抜いたメルヴィン・マヌーフ選手が右足に深い裂傷を負い、ドクターがチェックした結果、スネの骨が露出している状態で試合を続行することが出来ません。そのため準決勝を棄権することになりました」。



 代わって、敗者復活でマヌーフに敗れたラバザノフに第一優先権があったが、KO負けしているためドクターストップ。




 第二優先順位であるリザーバーの悠羽輝が準決勝へ進出することになった。



 1R、やはり悠羽輝のローをしっかりとスネでカットし、左ローを蹴り返すギタ。左フックをヒットさせると、打ち返してくる悠羽輝のパンチをしっかりブロックし、右ローを叩き込む。



 左ローでガクッとなる悠羽輝に左ミドルとレバーブロー、早々とスタンディングダウンを奪う。再開するとギタは左ハイキック、右ハイキックを続けて繰り出し、左ミドルから右ロー! 




 このローで悠羽輝が横に吹っ飛び、ギタがまたしても1RKOで決勝進出を決めた。



 なお試合後、谷川貞治K-1イベントプロデューサーは「悠羽輝君は(リザーブファイトで)足の骨が折れていたのによく出てきてくれた」と打ち明けている。








 














▼第5試合 FINAL16 QUALIFYING GP 1回戦 3分3R延長1R

○ブリース・ギドン(フランス/メジロ/Le Banner X tream Team)

判定3-0 ※30-28、30-28、30-29

●リコ・ヴァーホーベン(オランダ/チーム・リコ)




 ピーター・アーツ二世とニックネームを付けられた20歳のヴァーホーベンと、“K-1の番長”ジェロム・レ・バンナのスパーリングパートナーで弟分と言われる24歳のギドン。



 K-1をトップリーダーとして牽引し、ライバルとして活躍してきた二人の後継者と目される若手同士の対戦となった。



 1R、ヴァーホーベンはジャブ、前蹴りで距離を取りつつ右フックを狙う。ギドンはワンツー、両者とも長い手足を振り回してのパンチを繰り出すが、ヘッドスリップしながら右を打つリコのパンチが当たる。




 ギドンはローキックと掴んでのヒザ、上にパンチをまとめて左ローを蹴る。ローを嫌がる素振りを見せるヴァーホーベンだが、パンチとローキックで応戦。一人が10-9でギドンにつけ、二人は10-10。



 2R、アッパーを狙うギドンにヴァーホーベンは前蹴りで距離を取りつつ右フック。執拗に右アッパーを狙うギドンはパンチ主体、ヴァーホーベンは前蹴りから右フックを狙うが共になかなか強力な一発を叩きこめない展開が続く。





 ヴァーホーベンは右フックと左ロー、ギドンがパンチの連打で前に出るが、下がるヴァーホーベンを捉え切ることが出来ない。ジャッジは1名が10-9でギドン、2人が10-10。



 3R、ヴァーホーベンが右のパンチとローで前へ出れば、ギドンがジャブと右アッパーで迎え撃つ。ギドンが左ハイキックからレバーブローをヒットさせ、これでヴァーホーベンの動きがやや止まる。リコは組み付いてのヒア蹴り。ギドンが連打からロー、リコがパンチで出て来ると右アッパー。




 ギドンの右ストレートでリコが仰け反る場面が多くなる。



 リコも前へ出て前蹴りからパンチを繰り出し、ギドンも応戦するが、やや単調な展開が続いて勝負は判定に持ち込まれた。パンチを多くヒットさせたギドンが判定勝ちで、準決勝へ進出。









 














▼第4試合 FINAL16 QUALIFYING GP 1回戦 3分3R延長1R

○セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/キャプテン)

判定3-0 ※三者とも30-28

●セバスチャン・チオバヌ(ルーマニア/ローカルコンバットチーム)




 ラトビアとポーランドを股にかけ2日連続でトーナメントに出場し、計6試合を闘うという怪物ぶりを発揮しているラシェンコは22歳。対する24歳のチオバヌはバンナと同じ入場曲で“ドラキュラ”の異名通り、黒いマントを羽織って入場。



 1R、いきなりスーパーマンパンチを繰り出すチオバヌ、ラシェンコは前蹴りで止める。その後も荒々しくパンチで前に出るのはチオバヌの方、ラシェンコは下がりながらのローキック。気合いを発しながら左ミドルと右ローを放つラシェンコに、チオバヌはフックを振り回すが右ローに痛い表情を浮かべた。





 連打からローキックに繋げるラシェンコ、チオバヌがパンチで突進し、ラシェンコがローとミドルで下がらせたところで初回終了。ジャッジは三者とも10-10。



 2R、チオバヌのワンツーに左ミドルを合わせるラシェンコは、気合いを発しながら左ミドルを連打していき、右ローでチオバヌを転倒させる。パンチで攻めたいチオバヌの右腕を左ミドルで狙うラシェンコ。それでもチオバヌはパンチで突進していく。





 ラシェンコのパンチからの右ローでチオバヌは尻餅を繰り返す。ジャブから左ミドル、連打から右ローのラシェンコ。連打で一気に詰めていくチオバヌ。ラシェンコはバックブローを繰り出すが、共に決め手に欠く攻防が続く。ジャッジは三者とも10-9でラシェンコを支持。



 3R、ローで転倒させられたチオバヌは前方へ一回転する蹴りを繰り出す。ガムシャラに突っ込んでいくチオバヌにラシェンコは下がるが、連打から左ミドル。




 チオバヌがフックを返すと、ラシェンコも足を止めて左右フック。ラシェンコの左ミドル、チオバヌは左右フック。ラシェンコは左ミドル、バックブロー、バックキックと大技を仕掛ける。



 すでにバテ気味の二人はスローモーになりつつも、攻撃の手を休めない。パンチからのローキック、掴んでのヒザ蹴りと攻めるラシェンコが、最後はチオバヌをロープに詰めて連打して行った。少し大味な試合の結果は、ジャッジ三者とも30-28でラシェンコの勝利となった。














▼第3試合 FINAL16 QUALIFYING GP 1回戦 3分3R延長1R

○ダニエル・ギタ(ルーマニア)

KO 1R1分28秒 ※2ノックダウン

●ジョン・ラブ(イギリス/タズ)




“ルーマニアのモハメド・アリ”と呼ばれ母国では国民的ヒーローだという28歳のギタは25勝20KOと非常に高いKO率を誇り、得意技はローキック。ラブは20歳のアグレッシブファイターで、リザーブマッチからの繰上げ出場となったラッキーボーイだ。巡ってきたチャンスを活かせるか?



 リング上で両者が向かい合うと、身長195cm体重110kgのギタは身長190cm体重98kgのラブよりかなり大きく見える。





 1R、ラブが右ローで先制するが、ギタはカットしながら前へ出て左ローから右ミドル。右ローの蹴り合いとなっても、しっかりカットしているギタに比べ、ラブはまともにもらう。ついに右ローでガクッとヒザを折るラブ。すぐ様、ギタが右ミドル、そして右ローでダウンを奪う。



 再開後、ギタはラブに右フックを空振りさせ、狙い済ました左フックでKO! ギタが噂通りの実力を発揮した。



 














▼第2試合 FINAL16 QUALIFYING GP 1回戦 3分3R延長1R

○メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクス)

KO 1R2分16秒 ※2ノックダウン

●ラマザン・ラマザノフ(ロシア/チーム・ミスター・パーフェクト)




 勝っても負けてもKO決着100%のマヌーフが、初のワールドGP出場を狙う。次世代ファイターが集った今回のトーナメントでは、知名度ナンバーワンのため優勝候補に挙げられている。対するは25歳にして54戦44勝を誇るラバザノフ。



 1R、両者とも慎重な立ち上がり、ガードを高く上げてローを蹴り合う。お互いにフェイントをかけ、ラバザノフは気合いを発しながら鋭い右ロー。







 ロープを背負うと上段後ろ廻し蹴りを放つが空振り。圧力をかけて行くマヌーフが、連打でラバザノフをコーナーへ追い詰めていき、左フックでダウンを奪う。



 ラバザノフもフックを繰り出すが、マヌーフは間合いを詰めてパンチの回転をフル加速、ロープ際で再び左フックを炸裂させKO勝ちを飾った。








 














▼第1試合 FINAL16 QUALIFYING GP リザーブファイト 3分3R延長1R

○プリンス・アリ(イラン/イラン大誠塾)

KO 3R2分 ※2ノックダウン

●悠羽輝(和術慧舟會DURO/RISE G-BAZOOKA TOURNAMENT’06準優勝)




 イラン国内で敵なしだというアリは、日本のキックボクシング団体J-NETWORKのヘビー級1位にランクされたことがあり、『HEAT』ではK=1オセアニア王者にもKO勝ちしたことがある。



 そのアリと、2005年にオープニングファイトでK-1デビューした悠羽輝が、リザーブファイトからのトーナメント昇格を狙う。



 1R、左フックで飛び込みヒザ蹴りに繋ぐアリ、悠羽輝はパンチで入っていくが頭が下がるためそこへアリがヒザを合わせる。




 アリが左ミドルから片手で掴んでのヒザ蹴り、悠羽輝はフックで入って行きロープへ追い詰めるが、アリがバックキック。アリの右フックがヒットすると悠羽輝も右フックを打ち返す。アリのヒザ蹴りにはヒザ蹴りで応戦。



 2R、悠羽輝の左ミドルにアリがフックでラッシュをかける。アッパー、フックで前に出るアリ、悠羽輝もジャブからの右フックで逆襲して左ローを叩き込んだ。お互いにほぼノーガードでパンチを交換、ローでバランスを崩し合う。





 悠羽輝がフックとヒザ蹴りでコーナーに詰まったアリをメッタ打ち。アリはマウスピースが落ちたことをアピールするが、悠羽輝は構わず打ち続ける。マウスピースを落とす行為が続いたため、レフェリーが「ネクスト・コーション」を告げた。



 再開後、前に出る悠羽輝が右フック、右ロー、左フックをヒットさせてアリを下がらせる。パンチを打ち返すアリだが、左右のローを蹴られて体が大きく左右に揺れてしまう。





 3R、ローでロープに詰めた悠羽輝が右ストレートでアリを仰け反らせ、ヒザ蹴りで追い込んでいく。左右のフックと右ロー、そして掴んでのヒザ、左右の連打とヒザ蹴りでアリをメッタ打ちにし、ついにスタンディングダウンを奪った。



 右ローから左右の連打、コーナーで一方的に打たれ続けるアリ。完全にアリの動きが止まり、戦意喪失状態となったためレフェリーが試合をストップ。悠羽輝がリザーバーに決定した。














▼オープニングファイト第3試合 K-1ルール 70kg契約 3分3R

○渡辺理想(極真会館/2007年全日本ウェイト制空手道選手権中量級2位)

判定3-0 ※30-27、30-27、30-28

●康 信博(K-1 TRYOUT誠空会)




 1R、サウスポーの渡辺は左ミドルから左ハイキック、康もワンツーで前に出る。渡辺の左ハイキックをもらっても突っ込んでパンチを繰り出す康。



 右ストレートをヒットさせた康が勢いよく攻めて行き、渡辺はサークリングしながら下がっていく。左ミドルで応戦する渡辺のその一撃が決まり、一瞬、康は動きが止まる。そこで渡辺がレバーブロー、康も下がらず右ストレートで応戦する。1Rのジャッジは三者とも10-10。



 2R、大きくサークリングする渡辺に康が右ストレート、左ミドル。渡辺も下がりながら左ミドルを返していくが、康のジャブに下がり気味。




 渡辺が左ハイキックをヒットさせ、康も右ストレートを打ち返す。足を止めて打ち合う中、渡辺の右フックがヒット! 続いてレバーブロー、左ボディ、左ミドル、左フック。左ミドルを基点にパンチを入れ、渾身の左ミドルでついに康が吹っ飛ぶようにダウン! これにはリングサイドで観戦していたテイシェイラも笑顔で拍手。



 渡辺が左ミドル二連打から左ハイキック、パンチでロープに釘付けにしたところでラウンド終了。ジャッジは三者とも10-8。





 3R、渡辺は左ミドルを狙いつつバックキックでもレバーを狙う、加えて右ローキックの連打。康も強気にパンチで飛び込むが、渡辺は胴廻し回転蹴り! 康のヒザ蹴りにパンチを返す渡辺は、左ボディストレート、サークリングしながらの右ロー、バックキック、さらに踵落とし。康もよく粘り勝負は判定に持ち込まれ、判定3-0で渡辺が快勝した。











▼オープニングファイト第2試合 K-1ルール 3分3R

○清水賢吾(極真会館/2007年全日本ウェイト制空手道選手権軽重量級2位)

KO 1R34秒 ※左ヒザ蹴り

●河野真弓(九州比山/2001年全九州グローブ空手選手権重量級優勝)



 1R、清水が右ローから右ミドル、そのまま一気にコーナーへ追い詰めてパンチの連打から左のヒザをボディへ鋭く突き刺す! これで河野がダウン、清水がインパクトのある一撃KO勝ちを飾った。









▼オープニングファイト第1試合 K-1ルール 3分3R

○土井一央(シルバーアックス)

TKO 1R1分3秒 ※セコンドからのタオル投入

●蛯澤克治(大誠塾)



 1R、蛯澤がオーバーハンドの右フックで殴りかかるが、左フックをもらって逆にダウン。土井はワンツーからの連打でスタンディングダウンを追加、右の連打で逃げる蛯澤を追い回し、防戦一方となったところで蛯澤のセコンドからタオルが舞い、土井が速攻での圧勝を収めた。





<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR



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