【ライズ】新人王トーナメント3階級で準決勝進出者が決定、17歳の新鋭も

【 2009年07月02日 14:29 】

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KGS

「RISE 56~RISING ROOKIES CUP~」


2009年6月28日(日)東京・ゴールドジムサウス東京

開場16:45 開始17:30



▼メインイベント RISING ROOKIES CUP 60kg級一回戦 3分3R延長1R

○石井新一(TARGET)4戦2勝2分・23歳

判定2-0 ※30-29、30-30、30-29

●三浦勝人(TEAM 乱)1戦1敗・25歳




 1R、両者ともローからパンチの速いテンポで攻め、石井は高い蹴りを中心に、三浦はそれに合わせての軸足払いで石井を2度転倒させる。



 石井はよく動いてミドル、ローを蹴ってパンチと手数で攻めるが、三浦はセコンドに就いている後藤龍治と同じ添え手ブロックでパンチをヒットさせず、逆にフックを打ち返す。



 2R、三浦は巧みにパンチをブロックしながらフックを返すなど、闘い方も後藤に似ている。そこから強いロー。




 石井はローを中心にミドル、ハイと蹴ってパンチをまとめていく。両者ともよく攻撃は出るが互いにクリーンヒットを奪えず、メリハリのない攻防が続く。石井はプロ4戦(2勝2分)、三浦は1戦(1敗)というキャリアを考えると仕方がないか。



 3R、三浦は石井の蹴り足を取って、または自分のパンチの打ち終わりに強い右ローを蹴って行くが、石井が手数とパワーで押し込んでいくゴリ押し戦法でコーナーまで追い込んで行き、判定2-0で勝利を得た。





 大会後、伊藤隆KGS代表は「去年のROOKIES CUP優勝者は即戦力となっているが、今年の参加者は即戦力になるとは言いがたい。アグレッシブさが足りないです。準決勝に勝ち上がった選手たちには、決勝戦はディファ有明での試合なので奮起してもらいたい」と、厳しい意見を述べた。



 なお、60kg級は4人エントリーのため、この日に勝利した石井と大沢が決勝戦を争うことが決定した。














▼セミファイナル RISING ROOKIES CUP 60kg級一回戦 3分3R延長1R

○大沢文也(パワーオブドリーム)2戦1勝1敗・17歳

判定3-0 ※30-29、30-29、30-28

●中務幸信(多田ジム山口道場/2008年 KAMINARIMON全日本大会60kg級優勝)デビュー戦・25歳




 1R開始直後、中務の前蹴りがローブローになってしまい試合は一時中断。再開後、両者共にローを蹴って思い切ったパンチを繰り出していく。大沢は右ストレートに自信があるようで多用し、中務は振り回し系のフックだがスピードはある。大沢がブロックをガッチリ固めながらロー、右ストレートをフェイントしてから入れるなど上手さを見せた。



 2R、打ち合いになると頭を下げてフックを打つ中務がバッティングになってしまい、イエローカードが提示される。大沢は右ストレートからの左フックをヒットさせて一気にパンチでラッシュ、中務もこれに応じて打ち合いが展開される。





 大沢の方がボクシング技術に長けており、きれいなパンチのコンビネーションを出す。中務は大振りのフックもスピードとパワーがあり、ローを蹴って大沢が蹴り返してくるところにパンチをまとめる。パンチだけでなくロー、ハイと蹴りも混ぜながら、大沢を下がらせていく。



 3R、下がりながら蹴った大沢のローが下腹部に入ってしまい、試合は一時中断。再開後、お互いに強いパンチを振るって前へ出て、相手が出てくると自分が下がるという展開。中務はヒザ、蹴りがよく出ていたが、大沢のパンチのコンビネーションが優り、判定3-0で中務を振り切った。



 大沢はまだ17歳という若さ。伊藤隆KGS代表も「17歳という若さは期待がもてる。まだ荒いけれども、あの動きが出来るのはたいしたもの。即戦力とは年齢的にも言えないが、慎重に育てていって20歳くらいで勝負できる選手に作ってあげたい」と、その将来性を高く評価した。














▼第4試合 RISING ROOKIES CUP 65kg級一回戦 3分3R延長1R

○KAORU(SMAUKEYS/2008年KAMINARIMON全日本大会65kg級準優勝)デビュー戦・25歳

KO 3R2分34秒 ※3ノックダウン

●原 一仁(蒼天塾)デビュー戦・20歳




 4月大会で中止となった65kg級の1回戦が、今大会にスライドして行われた。



 1R、KAORUは大月晴明そっくりの構えからバックハンドブロー、一気に回転の速いフックをまとめていくなど闘い方も大月そっくり。



 原はムエタイスタイルで前足でリズムをとりながらロー、ミドルと蹴っていく。攻め手は原の方が多いが、KAORUのフックは一発でそれを帳消しにしてしまうような破壊力。パンチをまとめ打ちして、組もうとした原にフックを叩き込み、ダウンを奪う。





 2R、原が蹴ってきたところで軸足払いを合わせて2度転倒させるKAORU。しかし、このラウンドはほとんど手か出ず、下がり続ける。原は追っていってハイ、ミドル、ローと蹴るがポイントを奪うほどの攻めには至らない。



 3R、前ラウンドと同じように原が蹴っていこうとしたが、軸足払いと手を出さなかったのはこのラウンドで仕留めるための布石だったのか、KAORUが一気に前へ出て早い連打でのフックをまとめて右フックでダウンを奪う。





 さらに軸足払いのフェイントをかけてのフックで2度目のダウンを奪い、最後は原が打ち合いに来たところで思い切り右フックを振り抜き、豪快に倒してKO勝ちを収めた。



 この結果により、4月大会の試合後に行われた抽選で65kg級の準決勝は堀篤史(湘南格闘クラブ)VS KAORU、左右田泰臣(シルバーウルフ)VS石司晃一(クロスポイント吉祥寺)に決定した。














▼第3試合 RISING ROOKIES CUP 70kg級一回戦 3分3R延長1R

○森田崇文(レーング東中野/2008年KAMINARIMON全日本大会70kg級優勝)1戦1勝・21歳

判定3-0 ※30-27、30-28、30-27

●3104(DEEP OFFICIALGYM IMPACT)3戦1勝2敗(1KO)・27歳




 1R、3104(さとし)はローを一発蹴ってはすぐに両脇を差しては組み付くを繰り返す。上背で優る森田はその3104にヒザ蹴り、これが有効となる。ロー以外に目立った攻めがない3104を、森田がパンチの連打と高い蹴り、そしてヒザと圧倒。



 2Rも3104はローを蹴っては胴タックルのように組み付く。森田のパンチ連打に追い回されていいところがない。森田は前蹴りとヒザでボディにダメージを与え、パンチからまたヒザに繋ぐなどやりたい放題。





 3R、森田がパンチ、ヒザ、前蹴りで追い回すような展開。セコンドから「前に出れないなら飛べ!」と言われた3104は、ラウンド終了間際に胴廻し回転蹴りを繰り出したが、起死回生にはならず。終始、攻め続けた森田がフルマークの判定勝ちを収めた。



 全試合終了後、8月23日『RISE58』準決勝の組み合わせ抽選会が行われ、森田VS宝山力が決定。夏山の相手は7・26ディファ有明で行われる試合の勝者となった。














▼第2試合 RISING ROOKIES CUP 70kg級一回戦 3分3R延長1R

○夏山竜一(湘南格闘クラブ) 3戦1勝2敗(1KO)・32歳

判定3-0 ※30-28、30-29、30-27

●木村智之(ドージョー☆シャカリキ)3戦1勝2敗(1KO)・31歳




 1R、木村はほぼ左ロー一本で勝負。サウスポーの夏山は左ミドルから右ストレート、左ストレート、組んでのヒザと多彩さを見せるが、ローをもらいすぎか。



 2R、木村がパンチとローでラッシュをかけて優勢に立つが、夏山は左ミドルで引き離して左ストレート。木村はこのラッシュでバテたのか、手が出なくなる。そこで夏山が左ミドルと左ストレート。木村は押して左ローと右インロー。



 3R、夏山が2Rに続いて左ミドルで快調に攻めて行くが、木村の右インローをもらってガクッと膝を折る。その後は夏山が左ミドル、右フック。夏山のパンチのラッシュで木村の動きが止まり、最後は木村も意地を見せて左ローと右インローで攻めたが、夏山が左ミドルで突き放した。32歳の遅れてきたルーキー、夏山が判定で勝利している。














▼第1試合 RISING ROOKIES CUP 70kg級一回戦 3分3R延長1R

○宝山力(新宿)2戦2敗・38歳

KO 1R2分54秒 ※右フック

●加藤智亮(バンゲリングベイ/2008年KAMINARIMON全日本大会75kg級優勝)1戦1分・22歳




 宝山力は39歳とかなり遅れてきたルーキー、対する加藤は22歳。



 宝山力が右ストレートを当てて行き、サウスポーの加藤はヒザで応戦。前に出る宝山力に加藤は回り込むことが出来ず、右の攻撃をもらいつづけ、右フックでダウンを奪われる。最後も右フックで宝山力がKOを奪った。




■関連リンク



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≫RISE公式サイト





<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR



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