【 2009年05月04日 23:44 】
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中国武術・義龍會
「2009散打交流大会」
2009年5月4日(月・祝)中央区総合スポーツセンター
会場10:00 開始10:30
顔面への手技あり、投げあり、関節技(スタンドのみ)あり。
アマチュアの大会としてはややハードな内容だが、そこは、防具を着用すること、ポイント制とすること(ただしKOを認めている)で安全面に配慮する。
異なるスタイルを持つもの同士が、共通のルールのもとで自由度の高い攻防を繰り広げる。「散打交流大会」には、中国武術家だけでなく、空手や日本拳法の競技者も活躍できる開かれた雰囲気があった。
自由度の高い試合ルールのもとでは、はじめの内こそ様々な実験が試みられるが、次第に勝ち方が研究されて行くにつれ、皆似たスタイルに落ち着いていくということが起きる。
「散打交流大会」の攻防には、まだ、多くのスタイルを見ることができる。牧歌的ともいえる“異種格闘技”のワクワクする感じが残っている。皆、自分たちの信じる方法の正しさを証明したがっていた。実際、どのスタイルも得意な形に入ると、とても強い。中国武術、フルコンタクト空手、琉球唐手、硬式空手、日本拳法…、それぞれに見せ場があった。
【ベストファイト賞】
重量級の技能賞、並びにベストファイト賞を獲得したのは、フルコンタクト空手をベースにムエタイや柔術にも取り組んでいるという高野将典選手(写真右側)。散打ルールでは、変化に富む蹴り、投げ、顔面への手技に対し、ひとつでも苦手意識を持っていると、相手はそこをついて一気に攻めてくる。主催団体である義龍會選手はさすがに攻撃の選択肢が多く、バランスが良い。しかし空手出身の高野選手は前に出ながら強いプレッシャーをかけつづけ、相手選手の変化を封じた。中国武術選手の遠間からの素早い攻撃にやりにくさを感じたものの、持ち前の「一発、一発の重さ」が功を奏したと高野選手は語る。
【太極拳vs空手】
太極拳・栗木健次選手の投げが決まる。
【日本拳法vs少林拳】
日本拳法・牧野寛人選手(写真左側)の武器は鋭いストレート。パンチ一筋の攻めに迫力がある。
中国武術・義龍會 廣瀬義龍代表師範
「交流大会では様々なスタイルの選手が対戦します。そういう時に大切なのは、最初の10秒で相手が何をやってくるのか解るんだから、やりながら考えて修正すること。空手の選手は最初から飛ばすけど、中国武術はスロースターターで良いんだなんて考える必要はないよ。相手が最初から来るなら、初めに止めておかないといけない。うちの選手は、そういった面でまだ精神的にアマチュアというか、“坊ちゃん”が多いのかなと思います。今回は交流大会なので牧歌的な雰囲気でしたが、11月の拳王杯の頃には皆、目の色が変わってきますから、楽しみにしていてください」
◆散打交流大会入賞者
<女子>
◎敢闘賞
丸山裕子(中国武術・義龍會)
◎技能賞
中村麻耶(中国武術・義龍會)
<男子軽量級>
◎敢闘賞
邊見祐二(総合武道格闘技 龍武會)
◎技能賞
沼崎雅之(極峰拳社)
<男子中量級>
◎敢闘賞
牧野寛人(日本拳法 波頭館)
◎技能賞
薄井友希(目白大学 志傳會)
<男子重量級>
◎敢闘賞
高埜太之(中国武術・義龍會)
◎技能賞
高野将典(佛生舘道場)
<その他>
◎ベストファイト賞
高野将典(佛生舘道場)
高埜太之(中国武術・義龍會)
◎ベストポイント賞
伊藤英元(極峰拳社)
【二起脚選手権】

緊迫した散打試合とはうってかわって和やかな雰囲気で行われるオリジナル競技。ルールはいたってシンプル、頭上のボールにとび蹴りをヒットさせればOK。ジャンプ力だけでなく、一点を狙う正確さが求められます。
◆二起脚選手権
◎女子
[第1位]中村麻耶(中国武術・義龍會)
[第2位]田中愛沙(中国武術・義龍會)
[第3位]石橋博子(目白大学 志傳會)
◎男子
[第1位]齋藤良太(目白大学 志傳會)
[第2位]樋口晃司(目白大学 志傳會)
[第3位]市川暢(中国武術・義龍會)
◎頭上記録
[第1位]樋口晃司(目白大学 志傳會)
[第2位]齋藤良太(目白大学 志傳會)
[第3位]市川暢(中国武術・義龍會)
【表演試合】

普段接することの少ない他流の表演をじっくり見られるのも交流大会の良さです。
◆表演試合
[第1位]金子潤也(中国武術・義龍會)
[第2位]木下文和(中国武術・義龍會)
[第3位]高橋政臣(中国武術・義龍會)
