【アウトサイダー】ワルの頂上決戦はKO決着続出!国技館でも乱闘が勃発した!

【 2009年03月16日 10:11 】

【最新号】Fight&Life vol.11


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ファイティングネットワークリングス

「クローズZERO?公開記念 THE OUTSIDER SPECIAL」


2009年3月15日(日)東京・両国国技館

開場14:30 開始16:00

観衆7,303人(超満員札止め=主催者発表)



 



▼第22試合
“インテリジェンスタイガー”

○秀虎

KO 1R1分4秒
“北関東最強暴走族 元・魔璃闇薔薇総長 格闘彫師”

●吉永啓之輔



 第3戦でMVPを獲得、アウトサイダー3勝1敗の戦績を誇る吉永に挑むは、アウトサイダー2勝の秀虎。“アウトサイダー頂上決戦”と銘打たれた両国大会メインイベントで、勝利の白星を刻むのはどっちだ?

 1R、左ローで先制した吉永に秀虎がワンツー。ここから両者は激しく打ち合う。秀虎は吉永の蹴り足をキャッチして右の連打、さらに飛び込み際の右フックをヒットさせる。

 鋭い左ジャブを突き刺して吉永を下がらせる秀虎、吉永も左を突き返すが秀虎の圧力に押されてしまう。激しい打ち合いの中、秀虎の左ジャブからの右フックが炸裂して吉永ダウン!



 立ち上がった吉永に秀虎の槍のような左ジャブが突き刺さり、背後に倒れる吉永。2ノックダウンを奪った秀虎が頂上決戦を制した。秀虎も左目の下を大きく腫れあがらせており(骨折の疑いあり)時間は短かったが、激闘を物語っていた。

「勝ちました! 格闘技はまだ初心者ですが、やるからには上を目指します!」と、秀虎は勝利の雄叫びをあげた。メインの重責を豪快なKOでキッチリ締めた秀虎には、前田日明代表から大会MVPが贈られた。



▼第21試合
“最強セキュリティー軍団ボンズ所属 暴力大魔王”
○加藤友弥
TKO 1R1分35秒
“博多名物 ひとり喧嘩祭”
●アパッチ小次郎



 メインイベントの吉永VS秀虎と共に“アウトサイダー頂上決戦”と銘打たれたセミファイナル。第1戦でMVPに選ばれアウトサイダー2連勝の加藤と、アウトサイダー3戦無敗のアパッチが激突する。

 1R、「パンチなら負けないよ」と豪語するアパッチのパンチに加藤が左ミドル。組んでヒザ蹴り連打に行く加藤、アパッチは首相撲をせずボディを殴りに行くが、加藤にガッチリとロックされてヒザ蹴り連打をもらい続ける。次々と突き刺さる加藤のヒザ蹴り、一方的にアパッチが攻められたためスタンディングダウンがとられる。



 再開するとアパッチが左フックからの右フック。しかし、加藤はパンチの打ち合いに付き合わず組んでのヒザ蹴りだ。一旦離れてもすぐに組み付いてヒザを突き刺していく加藤。アパッチは首相撲に対処することが出来ず、アームブロックかボディのパンチで応戦。

 またしてもヒザ蹴りを一方的に蹴られる展開となり、ついにレフェリーが試合をストップ。MVP男・加藤が圧勝を収めた。加藤はマイクを持つと「いつも(マイクが)長くてすいません。格闘技3戦目ですけれど、これからも勉強していくんでよろしくお願いします」と、今回は短めのマイクアピールで勝利を喜んだ。



▼第20試合
“関東伝説チーマーKGB元幹部 千葉の鬼夜叉”
○内藤 裕
判定3-0
“レジェンドオブ池袋ウエストゲートパーク リアル刃牙降臨”
●渋谷莉孔



 試合前の煽りVTRで「俺は違う人間なんですよ」「ライオンがウサギと闘って負けるわけないでしょう」「どれくらいで人が壊れるのか実験ですね」と豪語する渋谷。

 対する内藤はかつて“人刺し裕”と恐れられていたというエピソードと共に「ガキがなにいきがってんだよ。カッコ悪いんだよ、お前のやってることは!」と吐き捨てる。さらにVTRの最後には「殺しちゃうよ」とまで言い、国技館に不穏な空気が漂った。



 渋谷は入場曲をたっぷりと聞かせてからの入場、目をカッと見開いて舌を出すなどクレイジーな雰囲気を前面に出し、リングインするとコーナーポストの上に座る。

 1R、サウスポーの渋谷は内藤がパンチで入ってくると組み付いてのヒザ蹴り。内藤は構わず殴り続ける。渋谷は首相撲でしっかりとロックせず抱きついてのヒザ蹴りのため、内藤はショートの左右フックを当てて行く。ブレイク。



 渋谷が左フックから組み付いてヒザ蹴りに行くが膠着してブレイク。内藤は右フックをヒットさせ、続く右フックからの左フックで渋谷は前に転倒するが、そのまま両足タックルに行きロープへ押し付けてブレイク。再開しても渋谷は組み付いてのヒザ蹴り、内藤が構わず殴るという展開が続く。

 2R、渋谷はやはり組み付いてのヒザ蹴りでブレイクされる。内藤の右フックに左フックを合わせ、組んでのヒザ蹴り。下がる渋谷に内藤が近付くとすぐに組まれてしまう。それならばと、内藤は組まれる前に思い切った左フックで入り込む。



 下がって回り込み、内藤が近付いてくると組んでヒザ蹴りを繰り返す渋谷。殴りに行く内藤という展開が延々と続き、試合終了のゴングが鳴ると場内からは「あ?あ」という落胆のため息が漏れる。判定は3?0で攻め続けた内藤が勝利を得た。

 内藤は「倒したかったけれど、距離感が合わなかった。倒せなくてすいません。もっと強くなって倒せるファイターになりたいので頑張ります」と、観客に詫びた。



▼第19試合
“津田沼のピットブル”
○小林聖人
判定3-0
“濱の勇二”
●高垣勇二



「アマチュア最強格闘家」として紹介された小林は、第4戦でKO勝利を飾りプロでも2戦2勝の戦績がある。対する高垣は「アウトサイダーきってのアウトロー」と紹介され、「練習はしない。やることが他にいっぱいある」と豪語するバーの経営者。

 1R、高垣の前蹴りで戦闘開始。パンチの応酬で小林のパンチをスウェーで見事にかわしていく高垣。前田代表が「これがボクシングの大会ならお前が“あしたのジョー”だ」と絶賛した目の良さで、小林のパンチを空振りさせていく。



 しかし、仰け反りすぎたか転倒してしまう高垣。小林が上に乗ろうとすると下から足関節を取りに行くが、小林は離れて猪木×アリ状態でブレイクに。

 スタンドに戻ると高垣が右フック、小林のパンチはスウェーでかわしていく。左右フックを振り回してロープへ詰めた小林がテイクダウンを奪うが、高垣は蹴って立つ。小林はパンチをボディワークでひょいひょいと避けられてしまうが、そのまま突っ込んで行ってテイクダウンを奪い、鉄槌を落としていく。高垣が下から蹴ると、これはローブローになってしまい一時中断。



 再開後、右フックを放つ高垣は小林のパンチをまたも鮮やかにかわしていく。パンチで突進してくる小林のパンチをスウェー&バックステップでかわしながら右フックのカウンターを入れる。しかし、練習嫌いからスタミナ切れも激しく、何度も両膝に両手を置く場面が見られる。

 2R、いきなり殴りに行く小林に高垣もパンチを返す。小林が胴タックルでテイクダウンすると、高垣はフロントチョークの体勢に。首を取られながらもサイドへパスする小林は高垣と共に立ち上がる。高垣は首を脇に挟んだまま、プロレスのネックブリーカーのように勢いよく腰を落とす。小林が上になった状態でブレイク。高垣はスタミナ切れのため立つのが遅い。



 パンチで前に出る小林をまたもフロントチョークに捕らえる高垣。首を引き抜いた小林はパウンドを落とそうとしたが、高垣も下から足を利かせて応戦する。試合終了のゴングが鳴ると、高垣はなかなか立ち上がれなかった。

 判定3-0で勝利し、第4戦で高垣に敗れた仲間の栗山圭吾の仇をとった小林は「高垣君は想像以上に強かった。自分が弱かったのもあるけれど。僕は今回でアウトサイダーを卒業させていただきます。ハンパもんの自分でもこんな素晴らしいリングに、自分の実力で上がれるようになりたいです。兄貴分の高谷さんみたいにカッコよくなりたいです」と、アウトサイダー卒業宣言。今後はプロに専念するようだ。




▼第18試合
“九州天下一の重量戦士 天神のラスボス”
○出田源貴
KO 1R0分31秒
“封印解放アウトレットブルース”
●川村 勝



 60戦55勝という驚異の勝率を誇り“北九州の浮沈艦”と呼ばれる出田は、アウトサイダーでも第2戦で49秒、第4戦で35秒と秒殺勝利を飾っている。

「しのぎ合い、実力伯仲の勝負がしたい」と望むこの浮沈艦との対戦に「一番強いヤツとやらせてくれ」と名乗りを挙げたのは、17歳で任侠の道へ進み2年3ヵ月の服役も経験しながら、一念発起して大検に合格した川村。第3戦のメインでは豪快なKO勝利を飾っている。



 1R、出田がローからパンチで攻めると川村も足を止めて真正面からの打ち合い! 出田のパンチが右、左、右とヒットし、まともに顔面で受けてしまう川村。それでも退かずに打ち合いを続ける川村の頭部が、パンチをもらう度にガクガクと揺れる。

 最後は右フックがモロに入り、崩れ落ちる川村。出田がまたしても秒殺KO勝利を飾った。「いや?、前回調子に乗っていらんこと言ったら、もの凄く強い相手が上がってきましたよ。凄く効いた。目が痛い。川村選手に一言いいたいのは、川村選手は育児3ヵ月だそうだけれど、僕は1年半育児しています。またこれからリングに上がって北九州に強いヤツがいるところを見せたい」と出田。


▼第17試合
“天下一武闘会 大目付”
○野村 剛
一本 1R1分20秒 ※腕ひしぎ十字固め
“拳に刻む七つの十字架 高円寺のトランス・ハイ”
●佐藤拳真朗



「俺が最強です」と宣言するのは天下一武闘会のスター選手・野村。アウトサイダーでも破竹の三連勝を飾っている。対するは空手歴10年で数々の入賞歴を持ち、ミャンマーラウェイの大会や『CHAOS MADMAX』にも出場している佐藤だ。

 1R、フックから組み付いていく野村がさっそくテイクダウンを奪い、両足を払ってパンチに行くが佐藤も足を利かせて応戦。しかし、サイドへパスした野村が不用意に伸ばした佐藤の腕を取って腕十字! 見事な一本勝ちを飾った。

 これで連勝記録を「4」に伸ばした野村は「恐かったです。相手がケンシロウだから。でも、アミバの方が強かったですね。これで4連勝、まだまだ勝ってここでもっと試合したいと思います」と『北斗の拳』ネタを交えたマイクアピールでさらなる連勝を誓った。


▼第16試合
“お前のメダルは俺のもの!俺のメダルは俺のもの!国士舘のリアル・ジャイアン”
○剛田 武
TKO 1R1分58秒 ※レフェリーがタオル投入
“男暦27年_マッド・ジーニイズ”
●能仁



 あのジャイアンと同じ名前を持つ男・剛田武。ベンチプレス120kg、スクワット180kg、デッドリフト200kgを持ち上げる怪力ストライカーである。対するは男歴27年、今回の最強の伏兵と言われている能仁。

 剛田は期待に応えるように、ジャイアンルックでマイクを持ち、「おいらはジャイアーン」と歌いながら入場した。

 1R、サウスポーの剛田がいきなり左のパンチをヒットさせてどよめきを誘う。組み付いた能仁がテイクダウンして上になるが、剛田は抱え込んでブレイクに持ち込む。パンチで前に出る剛田が捕まえてのヒザ蹴り、そしてパンチ、ヒザで追い回す。



 能仁もパンチを打ち返すが、ヒザ蹴りに捕まってしまう。剛田がヒザ蹴りを連打したところでスタンディングダウンがとられ、試合再開になると足を止めて左右フックを連打する剛田! 一方的な展開になり、剛田のヒザ蹴りが顔面を捉えたところで、サブレフェリーからタオルが投入された。

 剛田は「自分の今度の目標なんですけれど、80kgということでメルヴィン・マヌーフを倒します! よっしゃーっ!」とデカイ目標を掲げた。


▼第15試合
“顔面美容整形マシーン”
○中村俊太
TKO 2R0分53秒
“寝ても立ってもフルボッコ 取手の拳帝”
●幕 大輔



 ついに因縁の再戦が実現した。両者は第2戦で対戦し、僅差の判定で中村が勝利。その後、第3戦と第4戦に出場して2連勝した幕はその度に「中村にリベンジしたい」とアピールし続けた。今回ようやくそのリベンジの機会が訪れたというわけだ。

 先に入場した幕は仁王立ちとなり、中村が入場するところを待ち受ける。中村もフェイス・トゥ・フェイスで睨みをきかす。

 1R、両者ともパンチで攻めて行き、中村の右フックで幕がバランスを崩すが、すぐに体勢を立て直して打ち返していく。幕がロープを背負い、中村が攻め込む展開でパンチの応酬が続く。



 幕のヒザ蹴りでバランスを崩した中村だが、やはりすぐに打ち返す。幕が鼻から出血してドクターチェックが入り、試合再開。幕が右フックを空振り、中村が右フックをヒットさせるも幕がテイクダウンに成功する。しかし、すぐにリバーサルする中村。サイドポジションを奪ったがブレイクに。

 パンチで攻め込む中村をパンチで迎え撃つ幕。ここで中村がパンチのラッシュでコーナーへ釘付けに! スタンディングダウンを奪ったところでラウンド終了となった。



 2R、幕が飛びヒザ蹴りの奇襲をかけて中村がパンチで迎え撃つ。中村が前に出ると幕が胴廻し回転蹴り。ヒットするも上に乗った中村がパンチを落としていく。ハーフガードになる幕にパウンドを連打したところで、レフェリーがストップをかけた。幕は立ち上がって続行を訴えたが、リベンジに失敗。

 中村は「また美容整形してしまいました。でも、こんな熱い気持ちになるのは久しぶりで幕君に感謝したい。俺は打撃で行こうと決めて、ギャンブルかけてたまたま俺の目が出ただけ。幕君、ありがとう」と、あえて打ち合いを挑んだことを明かし、幕の健闘を称えた。


▼第14試合
“川口連合 第十代総長”
○武井勇輝
判定2-0
“和製ヴァンダレイ 鋼の喧嘩術師”
●友田隆志



「アウトサイダー屈指の好カードがついに実現!」と謳われた一戦。武井は伝説の暴走族・川口連合の第十代総長として、埼玉にその名を轟かせた男。そんな武井を「オッサンだな」と評する友田は破壊力抜群の打撃で和製ヴァンダレイとのニックネームを持つ。武井は友田を「ハゲッ!」と罵倒した。

 1R、両手を広げながらリングを大きく回り込む武井がワンツー、友田はロー。友田がパンチの3連発からロー、武井がタックルに行くも上になったのは友田だ。武井が下から足を利かせていくが、友田は立ち上がる。



 パンチから組み付く友田がグラウンドに引きずり込んで上になる。抱きつく武井のボディを叩く友田。武井がラバーガードから三角絞めの体勢を作るが、ここでラウンド終了。

 2R、武井が左右のフック、友田は右ストレート。両者とも空振りが目立つ。武井がタックルでコーナーへ押し込むがブレイク。両者空振りする中、武井が飛びヒザ蹴りを繰り出し、頭を下げながらパンチを打ったところには友田がヒザを突き上げる。

 それが合図かのように両者はパンチで打ち合う! またも友田がヒザを突き上げる。パンチで前に出る武井に友田はローとパンチ、打ち合いのままゴングが鳴った。

 今大会初の判定決着は、2-0で武井が勝利。武井は「KOやりたかったけれど、すいません。今度また頑張ります」と控えめにマイクアピールした。




▼第13試合
“太田総理の最強ブレーン ザ・タイタン”
○野口悠介
TKO 2R1分39秒 ※腕ひしぎ十字固めでレフェリーストップ
“横濱義道会初代総長 濱の狂犬”
●黒石高大



「この男がリングに上がると何かが…」と煽りVTRで紹介されたのは、アウトサイダーの中で最も有名だと言っても過言ではない黒石。今回が4戦目、とにかく勝ち星が欲しいところだ。

 対するは初参戦の野口。職業はプロの放送作家で今まで喧嘩もしたことがないという。野口が「派手な技で倒したい」と宣言すれば、黒石は「バカか、コイツ!」とはき捨てた。



 1R、黒石がハイキックからパンチ、野口は後ろ蹴り。黒石が手招きして“来い”と挑発、さらに野口の蹴りをかいくぐりながらパンチを打っていき、そのまま押し倒す。

 が、野口が下から三角絞め。黒石は持ち上げて野口を回しながら落としてしまい、これがバスターの形になったため試合は一時中断。再開後、野口が下からの腕十字! 黒石は両足で相手の頭を挟んで耐え、ブレイクに持ち込む。



 黒石が後ろ蹴りからハイキック、転倒した野口にパウンドで襲い掛かると、野口がまたも三角絞めに。そして腕十字に切り替える。ラスト10秒、再び三角に行く野口、殴りながらヒジを張って耐える黒石。またも腕十字に行く野口だが、ここでラウンド終了。黒石は拳を振り上げて歓声に応える。

 2R、パンチで襲い掛かる黒石に野口がタックル、これは切った黒石だが、野口が下から三角絞め! 横に倒れた黒石は体を起こして顔面を殴り続ける。さらに締め上げる野口、黒石は胸を張って必死に耐える。ここで野口が腕十字に変化、黒石の腕が真っ直ぐに伸びきってしまい、ついにレフェリーがストップ。過去3戦に比べて成長のあとを見せて大奮闘した黒石だったが、初勝利はならなかった。



 するとここで、黒石の仲間たちがリング目掛けてどっとなだれ込む! 一斉にセキュリティたちも止めに入り、リング下は大混乱! 怒号が飛び交い、椅子やフェンスまで投げられ、場内は騒然となる。黒石もリングを降りて仲間たちを制止に入る。乱闘はしばらく続いた。

 乱闘が収まると野口は「帰り大丈夫でしょうか、僕は……?」と心配しながらも、「何とか判定以外で前半をしめられましたので番宣言わせてください。日本テレビで『太田総理』、TBSラジオでアンタッチャブルの番組をやってます」と、自分が放送作家を務める番組をちゃっかり宣伝した。




▼第12試合
“ストリートファイトの重鎮 人生喧嘩任侠”
○中村トッシー
TKO 1R1分54秒 ※レフェリーストップ
“難攻不落のベストバウト野郎 近畿のケンカ柔道一直線”
●高田敬久



 前回悲願の初勝利をあげた高田と、茨城を制したという中村の対戦。中村は『みちのく一人旅』で着流しでの入場だ。

 1R、高田が右フック、中村は前に出て圧力をかけながら右フック。中村はジャブを伸ばして上手く当てていき、高田はやや焦り気味。中村の右アッパーから左右のフック、そしてヒザ蹴り。



 さらに片手を引っ掛けて頭を下げさせての右の顔面ヒザ蹴りで高田がダウン! 立ち上がった高田だが、鼻から出血してドクターチェックに。

 再開後、組み付いてくる高田に中村がヒザ蹴り、右フックから左右の連打。下を向いて防戦一方になってしまった高田に中村が連打でラッシュをかけ、レフェリーが試合をストップした。




▼第11試合
“静岡天竜区最恐スコップマン”
○学コング
TKO 1R0分19秒 ※左右フック連打
“浜松の喧嘩無敗伝説ザ・ドーベルマン”
●吉田 傑



 静岡県天竜区最恐との呼び声が高い学と対戦するのは、同じく静岡県浜松でタイマン無敗を誇る吉田。静岡喧嘩マッチが東京上陸だ!

 1R、豪快に左右のフックを振り回して前に出て行く学。ハンドスピードも回転力もある。吉田も打ち返すが、スピードに優る学がパンチで追い回す。左右フックの連打で吉田が倒れこみ、学があっという間のKO勝利を飾った。

「こういう大きい舞台に出て楽しむことが出来ました。ただ、もうちょっと強い相手とやらせてください。前田さん、お願いします!」と、学コングはさらに強い相手との対戦を望んだ。




▼第10試合
“栃木真岡 夜の代表取締役”
○松本峰周
一本 2R2分21秒 ※チョークスリーパー
“ケンカと祭りは江戸の華 喧嘩神輿 東京代表”
●佐藤 隆



 しばき合いを得意とし、前田日明が絶賛した左フックを持つ松本と、三度のメシより祭りと喧嘩が好きだという佐藤が対戦。佐藤は祭り好きらしくハッピを着ての入場、松本は桜庭和志と同じ『スピード2』のテーマで毛皮を着てエスコートガールを引き連れての入場だ。

 1R、松本が前へ進み出て右ストレート、すかさず佐藤もパンチで反撃すると松本が組み付いてテイクダウン。すぐにマウント、バックマウントを奪い、スリーパーホールドの体勢に。松本の片腕を掴んで耐える佐藤。バックから揺さぶりをかける松本と、しのぐ佐藤はゴロゴロとマットを転がる。この体勢が続いたがブレイクに。ラスト10秒、殴り合いを展開する両者、松本が投げを見舞ったところでラウンド終了。



 2R、開始と同時に殴りに行った佐藤に組み付いた松本はバックを奪ってテイクダウン。佐藤がガードになってブレイクに。思い切った右フックを振り回す松本だが、組み付くとテイクダウンの強さを見せてまたも上になる。マウントを奪う松本、抑え込みながら殴り、嫌がって立ち上がろうとした佐藤のバックマウントを奪ってスリーパーをガッチリと極める! しばらく耐えた佐藤だったが、逃れることは出来なかった。

 松本は「最近ネットで僕に対戦表明している選手がいるんです。それはお前だ! 次回、やってやるからかかってこい」と、その相手の挑戦を受けることを表明した。




▼第9試合
“アウトサイダー少子化対策担当大臣最強保育士”
○秋山 翼
一本 1R0分59秒 ※ヒールホールド
“特殊暗殺任務遂行部隊 三島のCIA”
●シンゴD2



 本職は保育士ながらアウトサイダーで無傷の3連勝を飾っている秋山。今回も暴れる敵をあやしにかかる。その敵は“三島のCIA”シンゴD2。コードネームに包まれたその実力やいかに?

 1R、秋山がローで先制、左右のフックを振り回してくるシンゴにタックルを仕掛けるとテイクダウン。起き上がろうとするシンゴをフロントチョークに捕らえるが、シンゴは首を抜いて脱出、すぐに殴りかかる。

 が、秋山は下からのヒールホールド! 逃れようとしたシンゴだが、体を捻って脱出しようと背を向けたところでガッチリ極まり、秋山が連勝記録を「4」に伸ばした。

 秋山は「すいません、山口県の毛利道場からやってきました。昨日、卒園式が終わって飛行機で東京へ来ました。保育園の子供たちにメダルを取ってくると言ったので、嘘つきにならずにすみました」とほんわかエピソードをマイクで喋ると、場内は笑いと共に暖かな拍手に包まれた。




▼第8試合
“日本一のドラ息子 東京青山最強ウェイター”
○高橋玲央
TKO 2R0分31秒 ※ドクターストップ
“道頓堀の不動明王”
●千葉雄太



“日本一のどら息子”東京・青山の最強ウェイター高橋と、TVディレクターという異色の肩書きを持つ“闘う極悪ディレクター”千葉。高橋はSEXYなダンサーに先導ダンスをさせてのゴージャスな入場だ。千葉は花道を駆け抜け、トップロープを飛び越えてリングイン。

 1R、いきなり殴りに行った千葉だが、バランスを崩して倒れ高橋が上からパンチ。立ち上がると組み付いたままの千葉がテイクダウンしようとするが、倒すことが出来ない。



 離れて両者とも大振りのパンチをブンブンと振り回し、そのコミカルな様子に場内からは笑いが起こる。両者すでにフラフラ、それでも高橋が右フックを2度ヒットさせ、千葉もスピードはないが左右のパンチで前へ出る。

 両者ともフラフラでスローモーながらパンチを出し合い、千葉のパンチで高橋が横を向いてしまう。そこで千葉が投げ倒してテイクダウンしたが、ラウンド終了。両者ともにすぐには立ち上がれない。

 2R、やはり両者ともフックを振り回していき、意地と意地の張り合い。コーナーでもつれて動きが止まったところでブレイク。千葉が口から出血したためドクターチェックが入り、ストップがかかった。

「応援してくださった皆さん、ありがとうございます。リングスの方々に感謝したい。前回120人応援に来てくれたんですが、情けない試合したのにまた足を運んでくれて感謝しています」と礼儀正しい高橋に、観客席から「いいぞ、どら息子!」と声援が飛んだ。




▼第7試合
“国技館に響き渡るシャンパンコール ホスト界のゴッドファーザー”
○家崎 明
TKO 1R0分49秒 ※マウントパンチでレフェリーストップ
“斬刃拳の規格外 反逆のアウトサイダー甲子園”
●拳弥



 ホストボンバイエなどのホスト格闘技で4連勝中の家崎が初登場。国技館に勝利のシャンパンコールを響き渡らせることが出来るか?  入場曲は『PRIDEのテーマ』で大勢の軍団を引き連れての入場。

 拳弥は17歳にして188cm、100kg以上の巨漢のため他の大会では相手が見つからず、アウトサイダーに辿り着いた。

 1R、左右のフックを振り回して前に出る拳弥に、最初は下がってローを蹴っていた家崎だが、足を止めて真正面から打ち合う。拳弥の右フックが当たると、すぐに家崎が右フックを返す。



 そのまま組み付き倒してマウントポジションを奪うと、思い切りのいいパンチを叩き込み、レフェリーストップで勝利した。

「こんばんは。18歳の年の差があったけど頑張りました。これもヨハン・ボスジムとブルードッグジムのおかげです。5日のクランチ、ディファ有明でやりますのでよかったら来てください」と、家崎は次回の試合をアピールした。




▼第6試合
“渋谷連合初代頭 喧嘩破壊堕天録カイジ”
○平野海志
一本 1R1分53秒 ※腕ひしぎ十字固め
“愛知のレッドゾーンストライカー”
●立花栄祐



 地元・愛知を震え上がらせる不良だという立花を、迎え撃つのは激戦の渋谷を制覇した平野。升席に陣取った平野の応援団が全員立ち上がり、平野に声援を送る。平野はレフェリーチェックの際、アゴを突き出して相手を挑発。

 1R、いきなり突っ込んでパンチを振り回していく平野、立花は飛びヒザ蹴りで迎え撃ち、フックを振り回す平野にアゴを狙ってヒザ蹴り。勢いのある平野はタックルでテイクダウン、パウンドを叩き込みサイドを奪う。



 立ち上がる立花にフックを打ち込んでいく平野、バックを奪ってグラウンドに引きずり込み、バックマウントから回転して流れるような動きで腕ひしぎ十字固め! 平野は舌を出して勝利をアピール。

「今回の大会、うちの連合の行事と重なっていて、練習があまり出来なかったんだけど余裕で勝てて。ちょっとしょっぱい試合してすいません。今日は150人くらい応援に来てくれているので頑張りました」と、平野は応援団の声援に応えた。




▼第5試合
“練馬のマッドドック”
○羽田光成
TKO 1R2分18秒 ※2ノックダウン
“戦慄のトマホーク・ラッパー”
●滝本光成



 十代最強のストライカーとの呼び声が高い羽田(19歳)と、ラップとスポーツを両立させているという滝本は本来なら第4戦で対戦する予定だったが、試合前のドクターチェックで瀧本にドクターストップがかかり未承認試合になってしまったという経緯がある。仕切り直しの決着戦、勝つのはどっちだ?

 1R、羽田のミドルに合わせて滝本がパンチ、そのままパンチでどんどん前へ出て行く。組み付いた羽田を瀧本が首投げでテイクダウンしようとし、後ろ側へ倒していくとすぐに羽田が上を奪う。これはブレイク。



 前蹴り、ミドル、左フックときれいに闘う羽田にパンチで襲い掛かる滝本、組み付いてヘッドロックに持ち込むがブレイク。左右のフックを出しながら前へ出て行く滝本に、羽田は左フック、右アッパーからのパンチコンビネーション、最後の右ストレートで鮮やかにダウンを奪う。

 立ち上がった滝本へ左ハイキックからパンチの打ち合いに持って行き、左フックからの右フックでKO! 羽田が最強ストライカーの異名通り、パンチの切れ味を見せ付けた。

「ちょっと申し訳ないですけど、楽勝すぎてつまんなかったです。次にやる時はもうちょい強い相手をお願いします」と、羽田は19歳とは思えない大胆なマイクアピールを行った。




▼第4試合
“漢は花道 火山処大分 ケンカの天才”
○花道
TKO 1R1分21秒 ※ドクターストップ
“闘龍比賓 栃木のヤンキー狩り”
●野口 聡



 路上で狩ったヤンキーは数知れないという野口は、あの中国拳法大会『闘龍比賓』で98年と99年に中量級準優勝を飾った実績を持つ。一方、拳一つで大分を鎮圧したという花道はストリートファイト25年(年齢は28歳)。ルールチェックで花道は激しくガンを飛ばす。

 1R、殴りかかっていく花道をパンチで迎え撃つ野口、序盤から激しいパンチの応酬が繰り広げられる。野口は両手をダラリと下げ、横に構えて挑発するような動きから組みに行き、花道が殴ってくると殴り返す。花道の右がクリーンヒット。



 野口がタックルでテイクダウン、花道がフロントチョークの体勢になる。これがブレイクになると野口にドクターチェックが入り、野口の出血して腫れ上がった右目下が場内のスクリーンに映し出される。ドクターの診断は試合続行不可能、花道がTKO勝利でアウトサイダーの初陣を飾った。

「花道です! 今日、デビュー戦だったんですけどやっぱガチのファイトは全然自分の動きが出来ない。もっと練習してあんなヤツは10秒で倒せるくらいになる。次はもっと強くなって戻ってくるのでまたよろしくお願いします」と、花道は試合内容に不満そうだった。




▼第3試合
“不適合アトミック 死神グラップラー”
○神風飛丸
TKO 2R2分54秒 ※パウンドでレフェリーストップ
“北海の頑固一徹”
●大谷匡弘



 大谷は「喧嘩をしたことがなくても自信がある」と北海道から単身アウトサイダーに乗り込み、第弐戦でアウトローのカリスマ瓜田純士をKO。今回が2戦目となる。対するは黒人米兵に神風の如く挑んで叩きのめしてきたという東北きっての喧嘩野郎・飛丸。大谷は黒い道衣に白帯を巻いて登場。

 1R、神風はいきなり「うわーっ!」と大声をあげて気合いを入れる。見合いから神風がロー、右フックを振り回していく。攻めてこない大谷に神風がタックルでテイクダウン、大谷は下から蹴り上げて立とうとし、神風は抑え込みに行くが上を奪われる。アームロックに行く大谷、神風はバックを奪う。スリーパーを狙う神風だが、大谷は腕を放さず捻り上げていき、バックを奪い返した。



 2R、今度は大谷が蹴りからパンチで前に出る。神風が胴タックルでテイクダウン、大谷が両足をすくって上になろうとしたが、神風はそれをゆるさずすぐに立ち上がって上からパンチ。

 しかし、大谷が再び足をすくって足関節技に行き、さらに担ぎ上げて落として腕十字狙い。逃れた神風はバックを奪うが、すぐに大谷が上を奪い返す。神風は下からアームロックを取りに行き、そのまま上になって鉄槌とパウンドを叩き込む! これでレフェリーがストップ。

「応援してくれた方、ありがとうございます。次回作の映画があったらまたよろしくお願いします。頑張ります!」と神風はアピールした。




▼第2試合
“ジャッジ宮沢一番弟子 沼津の一撃空手王”
○渡辺竜也
TKO 1R1分28秒 ※ドクターストップ
“池袋 弐双龍の龍帝”
●SHIN



 空手家の渡辺はアウトサイダー初戦を32秒でKO勝ち、第4戦ではアウトサイダー初の相手を担架送りにした男。

 SHINは池袋を根城とするTEAM弐双龍で喧嘩無敗“弐双龍の龍帝”と誰もが震え上がった存在だという。SHINはコール時、渡辺のコーナーまで行ってガンをとばす。

 1R、いきなり渡辺が強烈な右フックをヒットさせ、SHINはタックルでバックについてテイクダウンに行くが、渡辺がすぐに上を奪って立ち上がる。



 SHINは鼻から出血したためドクターチェック。再開後、再びタックルに行ってテイクダウンを奪うSHIN、渡辺は体を起こしてガブり、鮮やかにバックを奪ってスリーパーの体勢に。これはブレイク。渡辺の出血が酷いためまたもドクターチェックが入り、ドクターストップとなった。

「今日は応援ありがとうございます。懐かしい人が応援に来てくれて、僕が頑張ってるところを見せたくて精一杯やりました。僕が頑張ってるところを見せてくれる舞台、アウトサイダーに感謝します」と、空手家らしく礼儀正しい渡辺であった。




▼第1試合
“闘いに目覚めた 烈風の牛若丸”
○金島欣和
TKO 1R2分20秒 ※パウンドでレフェリーストップ
“斬刃拳慶流魁 特攻隊長”
●関谷勇次郎



 斬刃拳慶流魁の特攻隊長・関谷が、第4戦でのクロダマン戦に続いてKO勝利を狙う。急遽出場が決定した金島は契約リミットをオーバーしたが、関谷が対戦を熱望したため試合が行われることに。金島は減点2からのスタート。

 1R、左右のフックから蹴りにつないでくる関谷、KIDを髣髴させる独特の腰を落とした構えだ。金島が飛びヒザ蹴りを放ってくると左フックを合わせてグラつかせ、続く左ストレートでダウンを奪う。



 スタンドに戻ると見合いから金島がタックル、関谷が下からの蹴りで吹き飛ばすが、金島がすぐに立ち上がり抑え込んでマウントを奪う。パウンドを叩き込む金島、関谷はブリッジで返そうとするがそのままパンチをもらい、レフェリーが試合をストップ。金島が逆転勝利を収めた。

「試合が決まったのが急で、関谷選手も相手が変わって俺の方が重かったのにダウンも取られて凄く強かったです。今年の頭に働いていたところが潰れてニートになってたんですけれど、明日から働けることになったので顔が腫れなくてよかったです」と金島。場内からは暖かい拍手が起こった。




<各賞の受賞者>


ベストストライキングテクニック賞 秀虎

ベストグラウンドテクニック賞 野村剛

根性賞 関谷勇次郎 幕大輔 黒石高大

ファイティングスピリット賞 中村俊太 剛田武

ベストバウト賞 第18試合 川村勝VS出田源貴

角川春樹ベストファイター賞 平野海志

格闘技通信賞 剛田武

ナックルズ賞 花道

サイゾー賞 野口悠介

モッツ出版高須賞 加藤友弥

クローズZERO II三池崇史賞 高垣勇二

トマベチヒデト賞 秋山翼

真樹日佐夫賞 吉永啓之輔

ルータイス賞 松本峰周

九州天下一武闘会賞 出田源貴

大会MVP前田日明賞 秀虎
■関連リンク
【公式】


≫リングス公式サイト


<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR

 

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