【全日本キック】壮絶な死闘!山本元気が桜井洋平を4度倒してKO勝ち

【 2008年11月10日 15:16 】

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全日本キックボクシング連盟/「Krush!」実行委員会
ALL JAPAN KICKBOXING 2008
「Krush!~Kickboxing Destruction~」

2008年11月8日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始18:00

 

▼メインイベント K-1ルール 60kg Fight 3分3R延長1R
○山本元気(DTS GYM/全日本スーパー・フェザー級1位)
KO 3R1分34秒 ※右フック
●桜井洋平(Bombo Freely/WFCA世界ムエタイ・ライト級王者)



 ついに迎えた全日本キックボクシング連盟とニュージャパンキックボクシング連盟のエース対決。場内は一気にボルテージが上がる。桜井は入場時、手を挙げて歓声に応える顔つきが今までの日本人対決とは明らかに違う。グローブは6オンス。

 1R、大歓声の中でゴングが鳴る。長いリーチからのジャブ、ローを繰り出す桜井を元気が右軸足払いで転倒させる。立ち上がった桜井はいきなり元気との打ち合いを展開、元気が前蹴りで突き放すと桜井も前蹴り。桜井が右ストレートで突っ込み、元気もレバーブローで応える。



 圧力をかけて桜井を下がらせた元気は、右の打ち下ろし気味のフック一閃! この一発が強烈に決まり、桜井が早くもダウン! まさかの展開に場内は騒然!

 立ち上がった桜井は右ストレートを伸ばしたが、元気は左の前蹴りで下がらせる。ボディを攻めて上に繋げる元気に、桜井も得意の左フックで応戦するが、パンチの回転力で上回る元気が押して行き、レバー攻めで桜井を亀にさせる。



 ロープに釘付けにしてレバーブロー、さらに連打でメッタ打ちにする元気! すると桜井がうずくまるように2度目のダウン! またも場内は騒然! 観客席では立ち上がって喜ぶファンも。

 仕留めに行く元気の右フックで桜井は鼻から出血(試合後、鼻が陥没していたことが発覚)。前蹴りで丸まってしまう桜井だったが、それでもパンチを打ち返し、このラウンドをしのいだ。



 2Rが始まる直前、桜井はその場でピョンピョンと飛び跳ねてダメージがないことをアピール。桜井の応援団からドッと歓声が挙がる。元気は前に出てローから右フック。ここでバッティングがあったか、元気も左目尻から出血。ガンガンとパンチで前に出る元気に、桜井も左のパンチで応戦、右ストレートも炸裂させる。

 持ち直したかのように見えた桜井だが、元気のレバーブローをもらうと体が丸まってしまう。前蹴り、ヒザ蹴り、そしてパンチでレバーを徹底的に攻める元気にどうしても下がってしまう桜井。コーナーに詰まってパンチをもらう場面も。



 しかし、元気のパンチをもらうと“もっと打って来い!”と言わんばかりのゼスチャー。桜井がハイキックで反撃し、寸でのところでかわした元気は“ひょーっ♪”と歓声を上げる。

 バックブローを放って逆転を狙う桜井を左の前蹴りでロープ際まで吹っ飛ばした元気は、レバーへの連打。そして桜井がうずくまるようにまたもダウン! 元気はさらに左前蹴り、パンチで詰めていくが、桜井も必死の形相でパンチ、左ミドルで反撃し、このラウンドも持ちこたえた。



 3R、ローキックを繰り出してパンチへ繋げる元気に、桜井は左ミドルを合わせていく。さらに至近距離での打ち合い。元気が右フックで下がらせると、桜井は前に出て来る元気にテンカオ、左ミドル。それでも下がらずに圧力を掛け続ける元気、前蹴りで桜井を後退させ、またしてもボディ攻め。

 そして、前蹴りで下がった桜井へ右ストレート一閃! 吹っ飛ぶようにダウンする桜井! 倒れた桜井の状況を見てレフェリーが試合をストップ!



 元気のKO勝ちを宣言した。ロープに飛び乗り、喜びを表す元気。セコンドに就いた大月とも抱き合う。壮絶なる決着と試合内容に、場内は大歓声に包まれた。

 マイクを持った元気は「ありがとうございます。やっと動きが元に戻ったので、これからも頑張ります。一番面白いのは全日本キックなんで、これからも応援してください!」と超満員札止め(2,250人=主催者発表)の観客席にアピールした。


▼セミファイナル K-1ルール 60kg Fight 3分3R延長1R
○山本真弘(藤原/全日本フェザー級王者)
TKO 1R2分33秒 ※セコンドからのタオル投入
●AKIRA(チームドラゴン/J-NETWORKフェザー級王者)



 全日本キックとJ-NETWORKフェザー級チャンピオンの対決となった一戦だが、“全日本キック60kg級最強の男”山本真弘との差は歴然だった。

 1R、サウスポーの真弘は右ロー、右前蹴りと左へ回り込みながらの攻撃。正面に立つと、AKIRAが右ストレートを突き刺してくる。その右を2発もらった真弘は首を傾げるが、徐々にペースを上げて行く。




 AKIRAのパンチとローをステップでかわし、AKIRAのガードの内側・外側から隙を突いて面白いように右のパンチを当てていく。コーナーに詰めての連打、前へ出て左アッパーを突き上げるとまずは1度目のダウンを奪う。右フックからの左アッパー二連発で2度目のダウンを奪うと、AKIRAのコーナーからタオルが舞った。

 まさに格の違いを見せ付けた真弘は、「谷川さん、見てもらいましたか?」と本部席にいた谷川K-1イベントプロデューサーにアピールし、「次は僕が桜井選手と闘いたいのでよろしくお願いします」と、桜井洋平との対戦もアピールした。


▼第6試合 K-1ルール 60kg Fight 3分3R延長1R
○ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/M-1バンタム級王者)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●寺戸伸近(青春塾/全日本バンタム級1位)


▼第5試合 K-1ルール 70kg Fight 3分3R延長1R
○TATSUJI(アイアンアックス/2006・2007K-1 WORLD MAX日本準優勝)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
●小宮由紀博(フォルティス渋谷/J-NETWORKスーパー・ライト級1位)


▼第4試合 K-1ルール 70kg Fight 3分3R延長1R
○イ・スファン(韓国/K-1 WORLD MAXアジアトーナメント王者)
延長R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●尾崎圭司(チームドラゴン/2007K-1 WORLD MAX日本第三位)


▼第3試合 K-1ルール 70kg Fight 3分3R延長1R
○山本優弥(青春塾/全日本ウェルター級王者)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-29
●“オルチャン”・クォン・ミンソク(韓国/IMKF韓国ウェルター級王者)


▼第2試合 K-1ルール 60kg Fight 3分3R延長1R
○水落洋祐(はまっこムエタイ/全日本フェザー級3位)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●卜部弘嵩(西山道場/2007全日本新空手K-2軽中量級王者)


▼第1試合 K-1ルール 60kg Fight 3分3R延長1R
○ソルデティグレ・ヨースケ(U.W.F.スネークピットジャパン/全日本フェザー級7位)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-28
●九島 亮(AJ/全日本フェザー級9位)


▼オープニングファイト第2試合 K-1ルール 60kg Fight 3分3R
○小室武稔(チームドラゴン/2008全日本新空手K-2中量級王者)
KO 1R3分0秒
●小山佑介(ストラッグル)

▼オープニングファイト第1試合 K-1ルール 60kg Fight 3分3R
○小山泰明(建武館/2007全日本学生キックフェザー級王者)
判定3-0 ※28-27、28-27、29-27
●伊藤将彦(ストラッグル)

■関連リンク
【公式】


>>全日本キックボクシング連盟公式サイト


<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR

 

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