【新空手】K-1 WORLD YOUTHで活躍の16歳・嶋田翔太が初の全日本制覇!

【 2008年05月04日 13:53 】

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NPO法人全日本新空手道連盟
「K-2 GRAND PRIX 第19回全日本新空手道選手権大会」
2008年5月3日(土・祝)東京武道館大武道場
開場11:00 開始12:00



 K-1で活躍する澤屋敷純一や前田慶次郎、K-1 WORLD MAXの日本トーナメントを制した城戸康裕などを輩出したグローブ着用・顔面パンチありの空手の老舗、新空手の全日本大会が今年も開催された。

 四階級で各8名のトーナメントによって全日本王座が争われ、軽量級は嶋田翔太(島田塾)、軽中量級は宮田隼児(作真会館)、中量級は小室武稔(龍道場)、重量級は木村秀和(作真会館)がそれぞれ優勝を飾っている。





 中でも特に注目を浴びたのは、今年2月2日に日本武道館で開催された『K-1 WORLD MAX 2008 日本代表決定トーナメント』内で行われた「K-1 WORLD YOUTH 2008 日本VSオランダ」の先鋒戦に出場、バックブローで見事なKO勝ちを収め、「全試合を通じて良かったのは嶋田選手。今日のMVPです」と谷川貞治K-1イベントプロデューサーを唸らせた16歳の嶋田だ。

 嶋田は昨年7月、9月、11月と交流大会に出場し、三連覇を達成して今回の全日本大会に臨んだ。昨年は準決勝で17歳の瀧谷渉太(同大会優勝)にパンチで技ありを奪われて敗れたが、今回はバリバリの優勝候補。K-1 WORLD YOUTHで今後活躍していくためにも、K-2GP全日本王者の肩書きは取っておきたいところだった。





 同大会終了後には、視察に来ていた谷川K-1イベントプロデューサーから『K-1甲子園』の概要の発表があり、嶋田も推薦選手としてエントリーされることがほぼ決定。嶋田は「K-2を今日取ったので、自信を持って行きたいです。HIROYA選手、雄大選手と闘いたい」と、すでに次なる目標へ目を向けていた。

→第14回大会で3位に入賞したこともある城戸康裕がテレビの解説を務めた。



 




>  決勝戦は優勝候補の嶋田と、昨年準優勝の小山によって争われた。小山は準決勝でチームドラゴン梶原龍児の双子の兄弟・洋樹を延長戦の末に破って決勝へ進出している。

 試合はかなり白熱した接戦となった。ステップを踏みながら回り込み、蹴りを中心に試合を組み立てる嶋田に対し、小山はパンチでの打ち合いを挑む。小山の右ストレート、顔面前蹴りがクリーンヒットし、嶋田ピンチの場面もあったが、嶋田も右ストレートの打ち合いに持ち込み、本戦は小山に旗が1本挙がるも判定1-0。嶋田は命拾いし、延長戦へ突入した。

 延長戦も蹴りの嶋田とパンチの小山という展開で、激しい接戦が繰り広げられる。ガンガンと前に出てパンチを放つ小山は、時折、前蹴りで顔面を急襲。嶋田は回り込みながらミドル&ローを蹴り、体全体で押していくようなパンチで打ち合う。小山の右ストレートが立て続けにヒットする場面もあったが、嶋田も必死の形相を浮かべてパンチを叩き込み、今度は嶋田に旗が一本挙がって判定1-0で最終延長戦に。

 至近距離での激しい打ち合いとなり、嶋田が捨て身の如く右ストレートを出しながら突進、その気迫が上回り、ついに2-1というスプリット判定ながらも嶋田が勝利した。激しい熱闘を繰り広げた両者にはベストファイト賞が贈られている。

▼軽量級
優 勝 嶋田翔太(島田塾)
準優勝 小山泰明(建武館)
3 位 関谷勇次郎(斬刃拳)、梶原洋樹(バンゲリングベイ)








 昨年の同階級優勝者・ト部弘嵩の弟である功也が出場し、兄弟制覇が期待されたが惜しくも緒戦で敗退。極真館の田中晶典も準決勝で敗れた。決勝に進出したのは、第98回交流大会優勝の宮田隼児と181cmの長身を誇る島村晃司の二人。島村はチームドラゴンの母体である龍道場の新鋭だ。

 長身を活かした蹴り技で勝ちあがってきた島村は、この試合でもハイ&ミドルキックで距離をとって闘おうとしたが、宮田はローキックとパンチのコンビネーションでひたすら前に出続ける。


 攻撃が偏らず、ローとパンチを交互にヒットさせていく宮田。島村はディフェンスに難があり、攻撃を浴びて後退する場面が目立つ。本戦判定3-0で宮田が優勝を勝ち取った。

▼軽中量級
優 勝 宮田隼児(作真会館)
準優勝 島村晃司(龍道場)
3 位 田中晶典(極真館さいたま中央支部)、福田憲文(KFCジム)




 準決勝でK-1ファイター富平辰文の弟・禎二に左ストレートで合わせ一本勝ちした小室武稔と、準決勝で同じく正道会館の菱川晋作を大接戦の末に破った極真館の秋葉大輔による決勝戦。小室は第97回・98回の交流大会でも優勝しているサウスポーの強豪だ。

 両選手ともファイタータイプだけに、力強い攻撃が交錯する。小室はパンチ&ロー、秋葉はフルコンらしい重い蹴り技で応戦する。パンチで来る小室に秋葉がヒザ蹴り。本戦は小室に旗が一本挙がったが判定1-0で延長戦へ。前に出て攻める小室に、秋葉は後退しながらも蹴りを当てて行く。

 


しかし、小室の左ローと秋葉の右ローが同時に放たれた瞬間、秋葉が右足を抑えて倒れ込むという、突然の幕引きとなった。小室は最優秀選手(MVP)にも選ばれ、谷川貞治K-1イベントプロデューサーよりトロフィーが贈呈された。

▼中量級
優 勝 小室武稔(龍道場)
準優勝 秋葉大輔(極真館さいたま中央支部)
3 位 富平禎二(正道会館)、菱川晋作(正道会館)


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 第98回交流大会優勝の北田暁と、昨年の極真館全日本ウェイト制中量級覇者・菊地先の争いになると予想されていた重量級。しかし、決勝戦へ進出したのは北田を準決勝で破った江口禅と、菊地を準決勝で破った木村秀和だった。特に木村は右ストレートで技ありを奪われながらも、逆に右ストレートで技あり二つを奪い、大逆転の合わせ一本勝ちを飾っての決勝進出。





 両者ともやや離れた距離からの蹴り技を狙う展開。江口の左ローキックが効いたと思われた瞬間、木村の192cmの長身から繰り出された右ハイキックがクリーンヒット! 続けての左フックでダウンを奪い、木村が技ありを奪った。

 その後、江口はローキックとパンチで逆転を狙って行ったが、木村はもう一度ハイキックをヒットさせるなどして守りきり、本戦判定3-0で優勝を決めた。

▼重量級
優 勝 木村秀和(作真会館)
準優勝 江口 禅(DEION)
3 位 北田暁(KSS健生館)、菊地先(極真館さいたま中央支部)


<K-3 GRAND PRIX>

▼女子の部(50Kg以下)
優 勝 白井啓子

▼軽量級
優 勝 西岡孝将(KFGジム)

▼軽中量級
優 勝 東本央貴(白仙会)

▼中量級
優 勝 宮本健太郎(龍道場)

<K-4 GRAND PRIX>

▼小学1年生部
優 勝 宇佐美正(不動館)

▼小学2年生部
優 勝 斉藤拓海(チーム我強)

▼小学3年生部
優 勝 中島 玲(不動館)

▼小学4年生部
優 勝 今村翔太(健成会)

▼小学5年生部
優 勝 勝本竜矢(健成館)

▼小学6年生部
優 勝 山田伊寿実(桜塾)


■関連リンク
【公式】
≫全日本新空手道連盟公式サイト


<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR

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