【 2008年04月02日 12:25 】
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3月30日(日)韓国・オリンピック公園内オリンピックホールにて、韓国の新格闘技イベント『THE KHAN』が開催された。
入場式ではモニターで『日本のK-1、アメリカのUFC、そして韓国ではKHAN』と紹介された今大会。その名の通り韓国からはチェ・ムベ、キム・ジョンマンらが参戦、海外からもゲーリー・グッドリッジ、アレクセイ・イグナショフ、フランソワ・ボタ、ガオグライ・ゲーンノラシンらに本でもお馴染みのファイターが多数参戦。チーム・コリアVSチーム・ワールドという形式で立ち技&総合ルールによる対抗戦が並んだ。
第7試合に登場したイグナショフは、韓国の若手ファイターを相手に復活への足がかりとなるような判定勝ち。セミファイナルではボタがクリンチを多用するガオグライを判定で下す。そしてメインでは韓国の大観衆に迎えられたチェ・ムベがグッドリッジとの打撃戦の末にパウンドでTKO勝ち! 観客総立ちのフィナーレとなった。
そして今大会に日本から参戦した堀友彦(フリー)は、今成正和・日沖発・前田吉朗ら日本のトップファイターと激闘を繰り広げてきたキム・ジョンマンと対戦。現地入りした段階で契約体重が変わったこと(65kg→67kg)を聞かされるなど、アウェーならではの堀だったが、試合では1Rから豪快な左フックと右ストレートで距離を詰めるジョンマンに対し、フットワークを使ったジャブ&ローで攻める。お互い首相撲の攻防になると堀のヒザ蹴り、ジョンマンのボディへのパンチが当たる。
2Rに入り「勝負に行く」と宣言した堀はジョンマンと足を止めて真っ向から殴り合い! ここでジョンマンのパンチをもらってグラつく堀だったが、必死にジョンマンのラッシュを凌ぐ。ここから堀は再びフットワークを使って右ストレートと右ロー。これが徐々に当たり出し、ジョンマンの動きが鈍くなる。堀の首相撲に対してジョンマンがテイクダウン。しかし堀もジョンマンのパスガードとパウンドをディフェンスする。本戦はドローとなり試合は延長へ。
延長に入るとスタンドでは不利と見たジョンマンが、大内刈りからのテイクダウンで一気にサイドポジションにつく。ここはガードに戻されたジョンマンだったが、インサイドガードになるとすぐに足関節。堀は上体を起こしてそれをディフェンスすると、ジョンマンの動きに合わせてバックポジションへ。ここから堀はチョークを狙いつつ、パンチを落とし続ける。
この攻撃で顔を腫らすジョンマンだったが、何とか堀の体を振りほどいてグラウンドでポジションを入れ替える。ここから逆転のパウンドを狙うジョンマン。しかし堀もすかさず下からアンクルホールド! ジョンマンも内ヒールホールドで応戦するがグラウンドで上を取ったのは堀。堀がパンチを落としたところで試合終了となった。
完全アウェーという不利な状況の中、堀が強豪ジョンマンにスプリットながらも判定勝利! 堀が日本のトップコンテンダーの仲間入りと言ってもいい金星を挙げた。堀は試合後に「日本の65kgといえば堀と言われるように、これからは海外でも試合をしていきたい」と今後の目標を語っている。
また第1試合ではA-スクエアの徳重祐樹が出場。判定で星を落とすものの、総合デビュー戦とは思えない動きを披露している。
「THE KHAN」
2008年3月30日(日)韓国・オリンピック公園内オリンピックホール
<主な試合結果>
▼メインイベント 総合ルール
○チェ・ムベ(韓国)
TKO 2R
●ゲーリー・グッドリッジ(トリニダードトバゴ)
▼セミファイナル 立ち技ルール
○フランソワ・ボタ(南アフリカ)
判定
●ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ)
▼第7試合 立ち技ルール
○アレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ)
判定
●ユ・ヤンレ(韓国)
▼第6試合 総合ルール
○堀 友彦(フリー)
延長判定
●キム・ジョンマン(韓国)
<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR>
