【NJKF】アタチャイ、桜井洋平に圧勝! 両者の試合後のコメントも!

【 2007年11月26日 13:55 】



ニュージャパンキックボクシング連盟
FIGHTING EVOLUTION 8 ~進化する戦い13th~
「13・The Last Supper / 13・最後の晩餐」
2007年11月23日(金・祝)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00



▼ダブルメインイベント 61kg契約 3分5R
○アタチャイ・フェアテックス(タイ/フェアテックス/元ルンピニーJr.フェザー級王者&現同スタジアムSフェザー級5位)
KO 3R2分0秒 ※レバーブロー
●桜井洋平(Bombo Freely/NJKFライト級王者)



 ついに訪れた日タイ頂上決戦。昨年の真王杯を圧倒的な強さで制し、日本60Kg級最強の座に就いた桜井と、“ムエタイの天才”と呼ばれ選手の入れ替わりが激しいムエタイにおいて、長期に渡ってトップクラスに君臨するアタチャイ。

“神の領域”に達しているアタチャイのテクニックを、桜井は“ディザスター・ラッシュ”で打ち崩すことが出来るのか?!



 桜井はリング下まで来るとすでにリング上でスタンバイしているアタチャイをひと睨み。場内に「洋平!」コールがこだまする中、アタチャイはゆっくりとワイクーを舞った。



 1R、左右にステップを刻む桜井はサウスポーのアタチャイに対して左回り。ジャブで牽制しながらボディを狙う。右ストレートから右ロー、アタチャイも左ローと左ボディ。

 すかさず桜井がパンチを返すと、アタチャイは神技スウェーでかわす。アタチャイが左ミドル、パンチで前へ出た桜井に左ミドルの軌道でヒザ蹴りを入れる。



 桜井は左フックをヒットさせるも、スウェーでかわされ後が続かない。ハイキックを空振りさせると、すぐにピタリと桜井の背後についたアタチャイは微笑みかける。左ミドルをヒットさせ、桜井のバックブローはスウェーでかわす。すぐに左ミドル。桜井は右のボディを当てるもその他の攻撃は空振りさせられる。

 2R、ジャブを伸ばし、ステップを刻みながら左に回る桜井。アタチャイがパンチを出して距離を詰めたところでバックブローをヒットさせる! しかし、アタチャイはすぐに組み付いてサバ折りで倒し、追撃弾を許さない。桜井のパンチをかわして左ミドル。アタチャイの左ロー、左ミドル。

 桜井が右フックをヒットさせたと思った瞬間、すぐにアタチャイの返しの左フックに桜井がダウンを喫する! ローを蹴るアタチャイは桜井が組んでくるとヒザ。左ミドルで突き放し、左ストレート。

 パンチをかわされての左ミドルで膝を突いてしまう桜井。ダウンでもおかしくなかった場面。しかし、ダウンにはならず。アッパーからボディ、そして左のヒザ! 再びダウンする桜井。立ち上がったところでゴングに救われた。

 3R、圧力を掛けて前に出るアタチャイ。ボディブロー、ヒザと桜井のボディへ集中攻撃。ここで桜井はなりふり構わずパンチで一気に前へ出る! が、アタチャイの左ミドル連打をもらって後退、さらにヒザを突き上げられてヒジ、ボディブロー。再び前へ出たところに左ストレートを合わされてまたもダウン!

 立ち上がった桜井へアタチャイは一気に仕留めにかかった。左ミドル、左ボディ、ヒザで長身が真っ二つに折れたところで顔面へヒザ、そしてダメ押しのヒジで2度目のダウン。ガムシャラにパンチで前へ出て回転ヒジも繰り出した桜井だったが、左ミドルの三連発をもらい、レバーブローをグサリと突き刺され、桜井はもんどり打ってマットに沈んだ。





アタチャイ選手の試合後のコメント

――試合の感想は?
アタチャイ 自国での試合ではないこともあって、最初は緊張しました。

――桜井選手の印象は?
アタチャイ いい選手です。これからもっと強くなると思います。

――いいままで対戦した日本人選手と比べてどうでしたか?
アタチャイ 昔対戦した鈴木秀明選手と並んで、もっとも強かったです。バックハンドブローは
ビックリしました。

――今日の試合は何パーセント?
アタチャイ とにかく緊張してしまったので……。70~80パーセント位でしょうか。

――年内に引退するかもという噂がありますが?
アタチャイ タイ国内での試合はそろそろ引退しようかと思っています。(日本を含めた)外国で
の試合は来年もやっていきます。

――早い回でのKOを狙っていた?
アタチャイ そうですね。今日は早い回に倒そうと考えるあまり、皆さんにムエタイの華麗な技を見せる余裕がありませんでした。そこが少し残念です。

 


桜井選手の試合後のコメント

――試合の感想は?
桜井 レベルが違い過ぎましたね。勝とうと思っていた自分が恥ずかしい位です。最初にリング
に上がって向かい合ったときは、「いける」って思ったんですけどね……。

――気持ちでは負けてなかった?
そうですね。玉砕覚悟でいこうと思ったんですけど、上手くはぐらかされました。(距離が)近い
んですけど、遠い。触れる距離にいるんですけど、当たらないんですよね……。スウェーして、そのあと2つめ3つめを当てていこうと思ったんですけど、そこまで至らなかったですね。

――いままで対戦したタイ人と比べても強い?
桜井 そうですね。別格でした。

――手応えは?
桜井 単発ではいくつかあったんですけど。(こちらの攻撃が)繋がらないのでどうにも……。

――恐怖心はありましたか。
桜井 正直ありました。途中ヒジが目の前を通ったときは、ゾクっときました。あれが普通に当ったらと思うと。怖かったですね。ミドル(キック)でいいのをもらって、後ろに下がって
しまってからはもう駄目でした。何から何までむこうが上でした。

――試合前の想像していたアタチャイと、実際にやってみて一番違った所は?
桜井 すべてですね。自分が考えていたより、ひとつひとつ全てが予想を上回ってました。


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<記事提供:格闘技WEBマガジンGBR>


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