【NKB】若生浩次が初ムエタイで大奮闘、塚野真一VS麻生雅義のド突き合いに沸く

【 2007年10月29日 10:36 】



NKB/日本キックボクシング連盟
「2007奪還シリーズ」

2007年10月27日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30

▼第12試合 日タイ国際戦 3分5R
○テワリット・ソ・キッティチャイ(タイ/タイ国ウェルター級)
判定3-0 ※49-48、50-47、50-48
●若生浩次(大阪真門/NKBミドル級王者)

 元豪州ウェルター級王者の肩書きを持つテワリットがNKB初参戦。迎え撃つは2連続KO勝利中のMKBミドル級チャンピオン若生、17戦目(10勝7KO6敗1分)にして初の国際戦に臨む。

 1R、テワリットはフェイントを駆使してのロー、ヒザ、ヒジ。片足を上げたりボディワークを使ったりと、若生を翻弄しようとする。サウスポーの若生はローに左ストレートを合わせたくらいでこのラウンドは様子見。




 2Rになると若生がパンチで攻め始める。単発に終わらずコンビネーションで前に出て、テワリットをロープ際まで追い詰めた。するとテワリットは左ミドルから続けて電光石火の左ハイキック! 若生はダウン! 凄まじい前のめりの倒れ方をして、立ち上がってもヒザがガクガクとする若生。しかし、レフェリーが試合を続行させる。他団体ならほぼここでストップしただろう。





 テワリットは若生をコーナーへ追い詰め、パンチからハイキックを乱れ打ち、さらに強烈な右ボディストレートを何発も叩き込む。ガードして打たれまくる若生、テワリットは一気に仕留めにかかった。

 が、この猛攻を耐え忍んだ若生が逆にハイキックを繰り出すとテワリットが後退! まさかの反撃の狼煙を上げたところでゴングが鳴った。

 3R、若生はパンチを繰り出しつつ調子を取り戻す。テワリットはフェイントしてのパンチ。若生がパンチからローのコンビネーションで攻めるとローが金的に入ってしまい、怒ったテワリットは強烈な右ミドルを連発する。

 4R、完全に息を吹き返した若生はパンチで逆転を試みる。テワリットはヒジとヒザ、さらに右ボディストレート。テワリットの攻撃が目立ったが、組みに行ったところで若生の左ヒジが二発炸裂! これでテワリットが左目上から流血! ドクターチェック後はテワリットもヒジを繰り出し、ヒジの打ち合いが展開される。

 5R、逆転の可能性も出てきた若生だったが、テワリットはさすが百戦錬磨。この最後のラウンドになるとロープを背負い、前蹴りを多用して若生を入らせない。前蹴りで突き飛ばしては場内に快音を轟かせる右ミドルをヒットさせる。

 若生はパンチで出て行こうとするも前蹴りに阻まれ、近づけない。ラスト数秒ではテワリットが縦ヒジで若生をカット、余裕のあるところを見せ付けて判定勝ちした。


▼第11試合 日タイ国際戦 ヘビー級 3分5R
△鈴木直也(拳心館/NKBヘビー級5位)
ドロー 判定1-0 ※50-50、50-50、50-48
△スウィーン・カーオ(タイ/MTOONG/タイ国クルーザー級)

“バイオニック大巨人”というニックネームでコールされた鈴木は7勝1敗でKOが3つ。2月には若生をKOしている。対するスウィーンはチャイディー・力の兄で24勝(3KO)10敗3分の35歳。

 1Rから手数が少ない両者。鈴木は上にパンチを振ってのボディ、スウィーンは鈴木が来るところへ左フックの一発狙い。2Rは鈴木が右ストレート、左フックで一発KOを狙うが、スウィーンが全てブロック。鈴木のボディはもらうが、スウィーンはガッチリとガードを固めてひたすらローを蹴る。



 3R、4Rも同じ展開が続き、鈴木のセコンドからは「何でもいいから手を出せ!」「何で下がるんだ、まとめろ!」との声が掛けられ、焦れた観客からも「行けよ!」と野次が飛ぶ。

 5R、ようやく鈴木が大振りのパンチで前へ出るが、スウィーンはバックステップで空振りさせてフックを当てる。同じ展開が続き、判定はドローとなった。


 


▼第10試合 ウェルター級 3分5R
○塚野真一(拳心館/NKB同級4位)
判定3-0 ※49-48、49-48、50-49
●麻生雅義(村越/NKB同級7位)

 24歳の塚野と23歳の麻生の対戦。塚野は4勝(2KO)3敗1分、麻生はこれが2度目の5回戦だが4勝(1KO)2敗と戦績はそれほど変わらない。

 1R、出足から一気に攻めるのは大応援団を引き連れてきた塚野。パンチから右ローへ確実に繋げていき、麻生はパンチで反撃するも早くもローを効かされて膝を折る場面も。

 2R、効いている右ローと合わせて左ローも蹴る塚野が圧倒的な優勢。KOは時間の問題かと思われたが、麻生が蹴られながらも左フックからの右アッパー、さらに右ヒジを振るって逆転を狙う。パンチで前に出て塚野を下がらせ、あわやのハイキックもヒットさせた。



 3R、塚野が押して右ロー、左ローも蹴って麻生を下がらせるが、麻生は蹴られながらもパンチを当てていく。両者すでにフラフラの状態。麻生はボディも攻め、左右のフックにローキック。

 4R、麻生がアッパー、フック、ローキックにヒジと逆襲。塚野もローを蹴り返し、お互いに足を止めてフラフラになりながら攻め合う。場内は両者のガッツに大歓声に包まれる。

 5R、麻生がヒジとフック、塚野がアッパーからローと攻め合い、お互いにローを蹴り合う。さらに足を止めてパンチで打ち合うと場内は大熱狂。ラスト数秒の所で麻生が縦ヒジで塚野の左目上を切り裂いて逆転かと思われたが、試合は続行された。塚野もローを蹴り続け、判定で塚野が辛勝した。


▼第9試合 ウェルター級 3分5R
○SEIITSU(八王子FSG/NKB同級3位)
KO 3R2分39秒 ※左ハイキック
●大出義明(神武館/NKB同級5位)

 1Rはお互いにローの蹴り合いに終始する慎重な立ち上がり。SEIITSUは転倒を繰り返す。2R、大出が左フックを出してSEIITSUが組み付いて倒すという展開が続き、ややダレ気味となる。

 3RもSEIITSUが右フックから組み付いて足を引っ掛けて倒すという展開が続き、SEIITSUのセコンドからも「組むな!」という声が飛ぶほど組み付きが多い。ところが、SEIITSUが右フックからまた組み付こうとしたところで、それを嫌がり頭を下げて離れようとした大出にSEIITSUが左ハイキック! これで大出がバッタリと倒れ、SEIITSUがKO勝ちとなった。


▼第8試合 フェザー級 3分3R
○佐藤祐平(TEAM-KOK)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
●KOHKI(MTOONG)

▼第7試合 ライト級 3分3R
○高橋 晃(テツ)
KO 3R2分11秒 ※右ローキック
●ノリ(渡辺)

▼第6試合 フェザー級 3分3R
○須賀聖二(SQUARE-UP道場)
KO 2R0分48秒 ※右フック
●坂本秀樹(大塚道場)

▼第5試合 フェザー級 3分3R
○相良正男(渡辺)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●大作(SQUARE-UP道場)

▼第4試合 ライト級 3分3R
○長島達也(TEAM-KOK)
判定3-0 ※三者とも28-27
●松本喜富(姉?)

▼第3試合 ライト級 3分3R
△木村基樹(SQUARE-UP道場)
ドロー ※30-29、30-30、30-30
△佐藤哲也(大塚道場)

▼第2試合 ミドル級 3分3R
○宇治信吾(八王子FSG)
判定2-0 ※30-27、30-27、30-30
●塚田龍介(挙心館)

▼第1試合 フライ級 3分3R
○鈴木和樹(大阪真門)
KO 3R0分42秒
●生方宣寛(SQUARE-UP道場)


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<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR





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