【 2007年10月14日 20:10 】
▲次々と日本人が敗れていく中、4回戦に勝ち進んだ前世界王者の鈴木国博。日本の牙城を守ることができるか?
10月13日(土)、東京・千駄ヶ谷の東京体育館にて、NPO法人全世界空手道連盟新極真会主催『第9回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』が開催され、男子一回戦から三回戦までが行われた。
4年に1度のカラテのオリンピック。これまで8大会、世界王者の座を守り続けてきた日本勢だったが、今大会は初日から次々と敗れ去っていく波乱の結果に終わった。鈴木国博、塚本徳臣、塚越孝行ら、過去の全日本王者トリオこそベスト16に勝ち上がったものの、それ以外の日本人は大苦戦。
3人に次ぐ活躍が期待された野本尚裕が3回戦でリトアニアのミンダウガス・パヴィキオニスの上段ヒザ蹴りで一本負けしたのをはじめ、16名の日本人選手(※オーストラリア枠で出場した八尋康成を除く)のうち、10名もが3回戦で姿を消した。さらに明日の4回戦では塚本と山田一仁が緒戦で激突するため、準々決勝までに日本人が一人減ることがこの時点で決定。世界王座死守を目指す日本にとって厳しい状況が続く。
そんな日本人選手とは対照的に大躍進を遂げているのが、ロシア・リトアニアを含む東欧勢だ。“魔人”ドナタス・イムブラスを筆頭に、9名がベスト16に進出している。大会前に緑健児代表が「最もマークしなければいけない」と語っていたヴァレリー・ディミトロフも前評判通りの強さを見せて、二日目まで駒を進めており、今回の世界大会は日本VS東欧という図式になった。
また女子部門2回戦では、新極真史上最強の女王ヴェロニカ・ソゾベトスと他流派としてウエイト制を連覇、スマックガールのリングに上がったこともある岡田円の一戦が実現。気迫溢れるファイトを見せた岡田だったが、ヒザ蹴りで技ありを奪われ、判定負けを喫している。その他、主な試合結果は以下の通り。
NPO法人全世界空手道連盟 新極真会
「第9回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」
2007年10月13日(土)東京体育館
開場9:00 開会式10:00
<主な試合結果>
■男子部門
▼Aブロック 3回戦
○塚越孝行(日本)
本戦3-0
●ウラジミール・アルシュチン(カザフスタン)
▼Aブロック 3回戦
○ヴァシリ・クディアコフ(ロシア)
体重判定
●阪本晋治(日本)
▼Aブロック 3回戦
○前川憲司(日本)
延長3-0
●アンドゼイ・ミレヴスキー(リトアニア)
▼Aブロック 3回戦
○デニス・グリゴリエフ(ロシア)
一本 1分37秒 ※中段廻し蹴り
●ミルシェ・ドラガノフ(ブルガリア)
▼Bブロック 3回戦
○ヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア)
本戦4-0
●ジミー・コリン(スウェーデン)
▼Bブロック 3回戦
○ジョルト・バログ(ハンガリー)
体重判定
●エフゲニー・アンドルシコ(ロシア)
▼Bブロック 3回戦
○ダリウス・グダウスカス(ロシア)
本戦5-0
●アリストテレス・メリキアディス(ギリシャ)
▼Bブロック 3回戦
○鈴木国博(日本)
延長3-0
●グエンナディ・ネチャエフ(ロシア)
▼Cブロック 3回戦
○ミンダウガス・パヴィキオニス(リトアニア)
一本 0分28秒 ※上段ヒザ蹴り
●野本尚裕(日本)
▼Cブロック 3回戦
○マキシム・シェヴチェンコ(ロシア)
最終延長5-0
●渡辺大士(日本)
▼Cブロック 3回戦
○久野浄英(日本)
延長5-0
●セルジオ・エスピサーノ(コスタリカ)
▼Cブロック 3回戦
○ドナタス・イムブラス(リトアニア)
本戦4-0
●青柳茂瑠(日本)
▼Dブロック 3回戦
○ローマン・ネステレンコ(ロシア)
一本 1分59秒 ※中段突き
●谷川光(日本)
▼Dブロック 3回戦
○アレクセイ・レオノフ(カザフスタン)
最終延長5-0
●森健太(日本)
▼Dブロック 3回戦
○山田一仁(日本)
一本 1分5秒 ※中段突き
●エムザリ・ニカツァドゼ(グルジア)
▼Dブロック 3回戦
○塚本徳臣(日本)
本戦5-0
●ラファエル・カルドソ・ガルシア(ブラジル)
■女子部門
▼2回戦
○佐藤弥沙希(日本)
本戦3-0
●アナスタシア・バティノワ(ロシア)
▼2回戦
○砂川久美子(日本)
最終延長4-1
●インガ・ミクスタイテ(ヨーロッパ)
▼2回戦
○エディット・アブラハム(ヨーロッパ)
延長3-0
●兼光のぞみ(ヨーロッパ)
▼2回戦
○ゲルガーナ・アタナソヴァ(ヨーロッパ)
本戦4-0
●加藤里枝(日本)
▼2回戦
○福田美み子(日本)
再延長 4-1
●スヴェテリーナ・ニコラエヴァ(ヨーロッパ)
▼2回戦
○マルガリータ・キウプリート(ヨーロッパ)
本戦4-0
●増子麻里(日本)
▼2回戦
○将口恵美(日本)
本戦4-0
●ダニエラ・エルケレンツ(ヨーロッパ)
▼2回戦
○ヴェロニカ・ソゾベトス(ヨーロッパ)
本戦5-0
●岡田円(日本)
■関連リンク
【公式】NPO法人全世界空手道連盟新極真会
<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR>
