【ケージフォース】ウマハノフ大苦戦 朴、光岡、鹿又が準決勝へ

【 2007年06月10日 09:47 】


GCMコミュニケーション
「CAGE FORCE 03」

2007年6月9日(土)東京・ディファ有明
開場16:00 開始17:00

▼メインイベント CAGE FORCEライト級王座決定トーナメント準々決勝 5分3R
○朴 光哲(日本/KILLER BEE)
判定3-0
●デイビッド・ガードナー(米国/チーム・クエスト・サウス)

 メインを飾る朴に対するは、特別推薦で初来日を果たしたガードナー。一見して、体が大きい印象を受ける。

 そんなガードナーに1R、朴はゴングとともに前に出る。突進して右の飛びヒザと蹴り上げを合わせたような一撃を放つと、ガードナーはそのまま捕まえて浴びせるようにテイクダウン。パンチとともに、大きく振り上げるようにヒジを打つが、クリーンヒットはない。サイドからガードに戻されたガードナーはまたサイドに回るが、朴は体勢を戻すと蹴り放してスタンドへ。


 ここで朴が左のジャブを2発ヒットさせ、局面は逆転。さらに右ストレート、左ジャブ、右ローなど打撃で攻勢を取る。さらにグラウンドで上も取り、序盤とは一転して、朴圧勝のムードが漂う。

 2R、すでにガードナーのタックルは力を失っており、朴は楽々と切るが、それでもしがみつくようにしてガードナーは上を取ってしまう。だがそこから展開できず、スタンドになるとまた朴のペースに。ガードナーもハイキックなどを放つが朴は余裕でかわす。

 ガードナーも執念深くしがみついては上になるものの、体勢を入れ替えた朴は立ち上がってサッカーボールキック! さらにしがみついてくるところにもう一発放ち、さらに上からパンチ、ヒジで畳み掛けたところでゴング。

 3R開始前、後頭部を負傷したガードナーにドクターチェック。セコンド陣は朴のヒジが後頭部に入ったのを反則だとして抗議するが、レフェリーはアクシデントとして認めず、試合は再開。

 戦意減退の見えるガードナーに対し、一気に試合を決めたい朴は右ローを集中させ、さらに右ハイ、右ボディで再三、ガードナーを攻め立てるが、ガードナーはそのたびに朴にしがみついてグラウンド移行を狙い、朴が立ち上がっても座ったままという展開が続く。

 終盤、朴が上になり、さらにバックに回るも、ガードナーは上体を起こして足を担ぐようにして上に。終了のゴングはガードナーが上の状態で聞くことになったが、判定は3-0で朴の圧勝。それでも、いいところまで攻めながら決めきれなかった朴は不満を露わにしていた。


▼セミファイナル CAGE FORCEライト級王座決定トーナメント準々決勝 5分3R
○光岡映二(日本/和術慧舟會RJW)
TKO 1R3分30秒 ※レフェリーストップ
●タクミ(日本/パラストラ大阪)

 一つ前の試合で美木が敗れたことにより、ライト級では慧舟會勢唯一の生き残りとなった光岡。ホスト団体の代表としてプレッシャーもかかる状況の中、タクミをどう迎え撃つか?

 開始から右ローを放った光岡は組んで金網に押し込み、そのまま投げによるテイクダウン。すぐにマウントを奪い、パンチ、そして滑らせるようにしてヒジを落としていく。

 どうにか体勢を変えようとするタクミを逃がさず、一瞬は肩固めの体勢にも。脱出しようと半身になったタクミに、さらにパンチ、ヒジを集中させ、タクミは顔面からおびただしい出血。レフェリーが試合を止め、光岡は快勝で準決勝進出を果たした。



▼第6試合 CAGE FORCEライト級王座決定トーナメント準々決勝 5分3R
○アルトゥール・ウマハノフ(ロシア/SKアブソリュートロシア)
判定2?1
●美木 航(日本/和術慧舟會RJW)

 日本初登場以来、戦慄の勝利を続けるウマハノフに、「あれは幻想。マスコミが言うほどの強さはない」と攻略宣言を叩きつけた美木。果たして幻想を打ち砕けるか?

 1R、左右にステップワークを使う美木に、中央でフェイントをかけるウマハノフ。ウマハノフは距離を詰めるとショートレンジの右ストレート、右ローキックを放つ。

 互いに距離を取ってのスタンドの展開の中、美木はカウンターで左ストレートをヒット。場内は大きな歓声に包まれる。ウマハノフはすかさずタックルにいき、美木を金網に押し込むが、美木はテイクダウンを許さず、離れ際にパンチ。

 スタンドに戻るとさらに左ストレートをヒットさせるが、終盤にウマハノフは強引にタックルにいき、テイクダウン。だが大きなダメージは与えられないまま、ゴング。

 2R、ややパンチが大振りになってきたウマハノフ。左のスイングからタックルにいくが、美木は突き放す。再び美木の左でウマハノフのアゴが上がるが、その後のウマハノフのローが美木の下腹部に入り、試合は中断。ウマハノフには口頭注意。

 再開後、大振りのパンチで突進し、テイクダウンを狙うウマハノフだが、美木はテイクダウンを許さない。また左ストレートをヒットさせて金網へ押し込むが、ウマハノフは首を取って対抗。美木はその体勢のままヒザ蹴り。ブレイク後、組みにきたウマハノフの首を取った美木がヒザを入れるも、構わず突進したウマハノフが再び上に。ここでまたゴング。

 3R、鼻血も出しやや疲れが見えるウマハノフだが、美木も出られず、見合う時間が多い展開に。

 ウマハノフは前蹴りや右ミドルなど、若干蹴りを見せる。美木はパンチにヒザを合わせる場面などは見せたものの、なかなか流れを引き寄せられず、終盤にはやはりウマハノフが上に。

 ここで試合終了となり、判定は2-1のスプリットでウマハノフに。美木はウマハノフ攻略を果たすかと思われたが、中盤から追撃の糸口を見出せず、逆にどのラウンドも上を取って終わったウマハノフが辛勝した。


▼第5試合 CAGE FORCEライト級王座決定トーナメント準々決勝 5分3R
○鹿又智成(日本/パラエストラ八王子)
判定3?0
●高橋 渉(日本/フリー)

 休憩を挟んで、いよいよライト級トーナメント準々決勝。まずは一回戦でともに外国人を破った高橋と鹿又が登場。

 1R、鹿又は開始早々にパンチからタックルにいき、テイクダウンに成功。高橋も下からヒジを出すなど抵抗するが、鹿又は高橋を金網際に運ぶ。しかし大きな展開はなく、ブレイク。

 鹿又は左ハイからパンチを放ち、高橋が組もうとしてくるところを投げ捨てるようにして振り放し、覆い被さってサイドに。高橋はガードに戻すが、立ち上がった鹿又 はパウンドを落とし、さらにヒジも入れていく。

 2R、いきなり高橋が放ってきたパンチに鹿又がタックルを合わせるが、高橋はこれを受け止め、ギロチンに。首を取ったままぶら下がるが、鹿又はボディにパンチを入れつつ、脱出してテイクダウン。

 高橋は下から腕十字を狙うも鹿又は好機を与えず、冷静にパスガード狙い。高橋が体を起こそうとしたのに合わせてバックを取ると、チョークへ。高 橋は回転して逃れるが、鹿又はそのままバックをキープ。仰向けにされたまま下にいる鹿又の顔面に高橋はパンチを出すが、局面は打開できず、バックの体勢のままでゴング。

 3R、鹿又は左ミドル。高橋のパンチにタックルを合わせ、再びバックへ。高橋は2Rと同じく、仰向けでパンチ。ブレイク後、後がないと見た高橋がパンチで突進。右フックがヒットして一瞬ぐらついた鹿又だったが、そのままタックルにいき、テイクダウン。パウンド、鉄槌を放つ。

 高橋は金網を利用して上体を起こそうとするも阻まれ、下からアームロックに。鹿又は極められかけるも脱出し、サイドへ。マウントからまたサイドに移行したところで、試合終了のゴング。判定は3-0で鹿又。試合後の鹿又がベスト4へ一番乗りを果たした。


▼第4試合 ウェルター級 5分3R
○菊地昭(日本/KILLER BEE)
TKO 1R3分6秒 ※レフェリーストップ
●ホン・ジュピョ(韓国/CMA KOREA)

 ウェルター級トーナメント優勝候補の一人である菊地がワンマッチで登場、昨年10月にパンクラスで北岡悟に敗れているホン・ジュピョを迎え撃った。

 菊地が右、ホンが左とジャブを当てると、菊地がタックルからテイク ダウン。サイドからマウントを奪取し、パウンドを入れていく。ホンは下から抵抗し、足を使って体勢を入れ替えるとすぐに足関節へ。これをすぐにしのいで再び上を取った菊地はホンを押さえつけたまま金網際へ運び、マウントに。

 そのままヒジとパンチを集めると、レフェリーが試合をストップした。菊地は危なげない短時間決着で、9月のトーナメント準決勝に弾みをつけた。


▼第3試合 ライト級 5分3R
○ドナルド“カウボーイ”セローン(アメリカ/ジャクソンズMMA)
一本 2R2分26秒 ※三角絞め
●金原泰義(日本/チーム・クラウド)


▼第2試合 ライト級 5分2R
△星野勇二(日本/和術慧舟會GODS)
判定1?1
△キム・ジョンマン(韓国/CMA KTT)


▼第1試合 ミドル級 5分2R
△久松勇二(日本/和術慧舟會TIGERPLACE)
判定0?1
△佐藤豪則(日本/フリー)


▼プレミナリーファイト第2試合 ウェルター級 5分2R
○高橋良明(パラエストラ八王子)
判定2?1
●井上誠午(和術慧舟會GODS)

▼プレミナリーファイト第1試合 フェザー級 5分2R
○山中 剛(和術慧舟會東京本部)
TKO 1R2分21秒 ※レフェリーストップ
●根津純二(GOKITA GYM)


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[公式]GCM

<記事提供=格闘技WEBマガジンGBR


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