【 2007年04月28日 23:42 】
株式会社キルゴア/スマックガール実行委員会
「SMACKGIRL 2007 絶対女王は大正浪漫を舞ひ奏で」
2007年4月28日(土)大阪・アゼリア大正
開場16:30 開始17:00
全試合の結果は以下の通りです。
▼メインイベント SGS特別ルール5分3R
辻 結花(総合格闘技闇愚羅/スマックガール初代ライト級女王)
TKO 1R 4分10秒
トリーシャ・プーヴィ(米国/deluca’s combat academy/KOTCフライ級チャンピオン)
試合内容からいえば、KOTC王者といえど、辻の相手ではなかったといえるだろう。
相手の打撃の様子を見ながら、タックルでテイクダウンを奪った辻は、しっかりサイドでプーヴィを押さえ込んでからマウントで移行。そして相手の腕を押さえ、パウンドを打ち込んでいく。
相手がディフェンスしようと手を伸ばし、そして辻はその手を掴んでいるため、腕も取ろうと思えば取れたのだろうが、ここでセコンドから「取るな!」の指示。セコンドについた闇愚羅の西川会長によれば、「今回はパウンドの練習をさせるために、あえて取らせなかった」とのこと。
毎試合、辻は課題を持って試合に臨んでいる。ある時はタックル、ある時は打撃、そしてまたある時はパウンド…、辻はそれらをひとつひとつ確かめるかのように試合を進めていく。それは、相手との間にかなりの実力差が無いとできないこと。辻の実力は、現在の女子総合格闘技界を見渡しても、それだけ飛びぬけている証拠だ。
さらに、辻はパウンドありということで、ある試合を見据えていた。それは、かねてから熱望されている藤井惠との頂上決戦だ。辻サイドは「いつでもOK」という姿勢を崩さない。辻は「今年の夏に山場を持ってこられるように調整している」とコメントしている。
試合に話を戻せば、マウントからパンチを浴びせていった辻に対し、プーヴィは頭でそれを受け、なんとか耐えようとするが、辻は容赦なくパンチを打ち込み、しばし経って、レフェリーが試合をストップした。
たとえ頭の固い部分でパンチを受けて、その時はダメージも無く意識もあったとはいえ、全く動けない状態で頭にパンチを浴び続けるのは、危険極まりない。ここはレフェリーがもっと早く試合をストップするべきであったし、セコンドも早くタオルを投げる必要があったように思う。
だが、今の辻と対戦すれば、誰もがこんな状況に陥ってしまうに違いない。レフェリーは、辻の試合に関しては事前に危険性を考えておいたほうがいい。しかし、辻に責任は無いとしても、誰と対戦しても当たり前のように勝ってしまう状況は、興行的にも、そして辻にとっても良いとはいえない。国内はおろか、世界を見渡しても実力の見合った相手がいなくなってしまった今だからこそ、vs藤井戦の早期の実現が望まれる。
▼第8試合 SGS公式ルール -60kg契約5分2R
藪下めぐみ(巴組)
判定3-0
弁慶(ガムランナック)
藪下が何度も得意の投げを打つが、その度に体勢を入れ替えられ、バックを奪われそうになる。藪下にとっては苦戦の展開となったが、1Rにグラウンド状態で弁慶のヒザが藪下の顔面に入り、弁慶にイエローカード。さらに2Rには弁慶がパウンドを放ってしまい、さらにイエローカードを与えられてしまう。試合内容でいえば押されていた印象が強かった藪下だが、この二度のイエローカードに助けられ、辛くも判定をものにした。
▼第7試合 KILLER QUEEN TOURNAMENT一回戦 SGS公式ルール フライ級5分2R
Edge(総合格闘技闇愚羅)
一本 1R4分17秒 ※腕ひしぎ十字固め
カニッタ(タイ)
鋭い打撃を見せるカニッタに対し、Edgeも回転の速いパンチで応戦。その最中、すかさずテイクダウンを奪い、腕十字を極めかける。ここはグラウンド時間制限に阻まれるが、二度目のトライでガッチリと極め、レフェリーが試合をストップした。試合後、カニッタ「自分はダブルジョイントだから極まっていない」と不満を漏らしたが、しっかりと形に入っていたため、ストップはいたし方ないところだろう。
▼第6試合 グラップリング1DAYトーナメント決勝戦
Giグラップリング公式ルール -53kg契約4分2R
茂木康子(ストライプル)
一本 2R3分48秒 ※腕ひしぎ十字固め
長野美香(S-KEEP)
長野にテイクダウンを奪われた茂木は、じっくりとクローズドガードで待ち、リバーサルに成功。そのままバックを奪いポイントを重ねる。さらに腕十字を狙うなど優勢に進める茂木は、2Rにパスガード→ニーオンザベリーから腕十字で一本勝ち。
▼第5試合 プロスタイル・テコンドーマッチ 女子-49kg級2分2R
井上由美子(T.K.D大森/ゴールドジムサウス東京ANNEX)
レフェリー判定
花岡けい子(T.K.D兵庫/ゴールドジム神戸元町)
羽柴ゆみ改め井上由美子が久々のスマック参戦。パンチとミドルを放ちながら手数で上回り、1R終盤には相手に背を向けさせる場面も。2Rは互いに動きが少なかったが、井上がそのまま勝利した。
▼第4試合 キックボクシングルール -55kg契約2分3R
MANA(SFK)
VS
國美(NJKF健心塾)
開始早々から両者、激しい打ち合い。國美がローとミドルでプレッシャーをかけていくが、MANAはパンチを打ち返していく。2Rに入るとMANAのパンチが上回るようになり、3Rもそのままペースを掴んだMANAが判定勝利。
▼第3試合 The Next Cinderella Tournament2007ライト級一回戦 SGS公式ルール5分2R
石岡沙織(空手道禅道会)
判定3-0
YOKO(総合格闘技道場コブラ会)
互いにローとパンチを打ち合う中、YOKOはサイドキックで石岡を中に入れさせない。しかし、要所要所で石岡が右フックをヒットさせると、会場には「ドスン!」という音が響き渡る。2R、YOKOが何度もテイクダウンを奪うが、石岡が右フックで勝利をもぎとった。
▼第2試合 The Next Cinderella Tournament2007 ミドル級一回戦 SGS公式ルール5分2R
有賀美由紀(空手道禅道会)
判定3-0
小幡博美(フリー)
小幡が何度か重いパンチをヒットさせるが、有賀はテイクダウンでグラウンド勝負を挑む。2Rに入ると、今度は有賀がパンチの手数と的確さで上回り、判定をものにした。
▼第1試合 SGS公式ルール -49kg契約5分2R
浜田福子(フリー)
一本 2R1分38秒 ※腕ひしぎ十字固め
森原朱美(空手道禅道会)
昨年のネクストシンデレラトーナメントを制した浜田が久々の試合に臨んだ。テイクダウンに失敗するも、何度も下から腕十字を狙うなど積極的な攻めを見せる。テイクダウンされてもその都度スイープに成功し、最後は下から腕十字を極め、レフェリーストップ勝ち。
▼オープニングファイト第2試合 グラップリング1DAYトーナメント一回戦
Giグラップリング公式ルール -53kg契約4分2R
茂木康子(ストライプル)
3-0
増田優実(和術慧舟會兵庫支部)
1R、下になった増田が二度の下からの腕十字でアドバンを獲得。しかし2Rに茂木がパスガードに成功し逆転。終了間際、アキレスの取り合いになるが、ここはどちらも極まらず、茂木がポイント勝利。
▼オープニングファイト第1試合 グラップリング1DAYトーナメント一回戦
Giグラップリング公式ルール -53kg契約4分2R
長野美香(S-KEEP)
5-4
山口敦子(総合格闘技道場コブラ会)
組めば引き込むう山口に対し、長野はパスガードのアドバンを獲得。山口の下からの三角絞めを凌いでからは、パスガードして腕十字へ。ここは抜けられたが、2Rになりタックルでテイクダウンに成功。終盤にバックを奪われたが、長野がなんとか逃げ切った。
文&写真=亀池聖二朗
text & photograph by Shojiro Kameike
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