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Photo by HEAT, VERSUS, DEMOLITION WEST and Manabu Takashima
ウェルター級
新美吉太郎(写真左)
01新美吉太郎(ALIVE) 5P+5P =10P
02久米鷹介(ALIVE) 1P+3P 5P=9P
03枝折優士(和術慧舟會VAMOS) 3P+3P=6P
北浦徳之(和術慧舟會兵庫) 3P+3P=6P
05グッドマン田中(GOODMAN GYM)0P+ 0P+ 3P+ 3P=6P
06ストラッサー起一 3P 2P =5P
07池本誠知(STYLE) 0P +5P = 5P
ライト級
岸本泰昭(写真左)
01岸本泰昭(コブラ会) 3P+3P+ 3P+ 3P=12P
02星子裕介(ロボット刑事K)3P+ 0P+ 3P+ 4P=10P
03ジプシー・タロー(BLOWS)3P+1P+ 3P +1P=8P
04深見智之(成蹊館) 3P+1P+ 3P=7P
05松下直揮(MB3z) 3P+0P+ 3P=6P
06梶田高裕(GSB) 0P +0P+ 0P+ 3P+ 3P=6P
07杉江アマゾン大輔 5P=5P
08柴博(ピュアブレッド京都) 3P+0P+ 2P=5P
09中村晃司(パンクラス稲垣組)3P +0P+ 1P+ 1P=5P
フェザー級
金山康宏(写真右)
01金山康宏(ピュアブレッド京都)3P + 5P=8P
02服部謙一(NEX) 3P +0P+ 4P=7P
03ジャックナイフツネオ(STG大阪)3P+ 3P=6P
04田辺宗右(錬志塾) 1P +3P=4P
富田浩司(パンクラス稲垣組) 3P+ 1P=4P
ヒロ・ヤマニワ(TOKAI BJJ) 3P+1P=4P
バンタム級
魚井守(写真中央)
01前田吉朗(パンクラス稲垣組) 5P+ 6P=12P
02魚井守(ゴンズジム) 3P+ 3P +4P=10P
03中村優作(STYLE) 3P +3P=6P
釜谷真(フリー) 3P+3P=6P
木部亮(スプラッシュ) 3P +3P=6P
根間意和(グッドマンジム) 3P+ 3P=6P
07 AKI(PUREBRED 京都) 3P +3P+ 0P=6P
08上嶋祐紀(和術慧舟會兵庫)1P +0P+ 1P+ 3P=5P
09パンチ―山内(コブラ会) 0P 1P +3P=4P
ここに挙げた数字と総合格闘家たち。
これが何を意味するのか、理解できる者は、
第三者に自らの仕事について尋ねられた時、
自分と同じような返答をする人たちのなかでも、きっと一人か二人だけだろう。
しょうがない。その答が分かっても、
格闘技界にある多くの人間が、
「だからぁ?」という印象を持つしかない、シロモノだから。
この数字と名前の羅列は。
ただし、シロモノになってしまう要因は、ファイターにあるわけではなく、
自己弁護になってしまうが、メディアだけのせいでもない。
メディアも含め、多くの部分で格闘技界という分野のビジネス感覚が、
いまも1991年にK-1GPがスタートした、
あるいはその数年前からのスキームを踏襲している現状が大きな原因だ。
そんな流れにあがなうのは、簡単なことではない。
一緒に流される方が、取材をしやすくなるし、編集者受けもする。
ただし、流れを変える力はなくても、
幾千、幾万という流れのある水面で、見られる水面の輝きを
その流れの主流になくても、汲みあげることぐらいは可能だろう。
日本の格闘技界が、一時期の上昇気流になく、
障害の多くなっているなか、一つ確かな事例が見られる。
それは、新たな人材が育っているということだ。
将来的な競技人口の減少が危惧されるなか、
名もないファイター達が経験を重ね、力をつけている。
格闘技という川の流れのなかで、そんな部分だけを取りあげてみるのもありじゃないか。
そんな風に思い、ちょっと時間を使ってみた。
ここに挙げた順位とポイントは、平たくいえば関西&中部総合格闘家ランキングだ。
昨年8月から今年の7月まで、大阪府、京都府、滋賀県、愛知県、富山県、静岡県で
行なわれたアマチュアとは謳っていない総合格闘技イベントに出場した
関西、中部・北陸地方のジムに在籍した選手の勝利Pをただ、重ねただけのものだ。
プロ修斗イベント=ボーダー、ギグ・セントラル、組討、
DEEP=ClubDEEPも含んだ名古屋、浜松、富山、大阪、京都大会
パンクラスは大阪大会、HEATの名古屋大会、パワーゲート?ライジングオン、
デモリッション・ウェスト、寝技はパウンドのみのストライカーズとスパルタン、
そしてDREAMの大阪大会。
大会規模、プロモーションとして実績、出場選手の実力などが化学反応する――
のではなく、記者歴15年で養った感性で、1試合当たりの係数をださせてもらい、
単純に合計した数字の多い選手の名前を上から並べている。
全ての試合の価値を、強引な一線で画すことなど本来はできない。
ただし、そのステージというものは、ある程度線引きできる。
という大前提の下、勝手ながら係数をつけさせてもらった。
計30大会から全ての5分×2R、3分×3R戦の勝利は3P、ドローは1P。
アマチュアマッチやフューチャーファイト、
あるいはゲートやニューエイジなどの試合結果は、踏まえていない。
1試合で得られる最高のポイントは8Pとした。
DREAMあるいは戦極の選手権試合だ。
続いて7Pは、プロ修斗の世界戦。
この二項目に当たる冠が掛かった試合は、関西・中部&北陸では行なわれなかった。
DEEP&パンクラスのタイトル戦、修斗の環太平洋選手権、
DREAM&戦極の5分×3R戦あるいは、
10分+5分制の試合のみが6P。
修斗とパンクラスのベルトが掛った試合は、過去1年になく。
DEEPのタイトル戦だけが、大阪で行なわれたが、
池本誠知が敗れたため、6P獲得はDREAMに出場し、
チェイス・ビービに勝利した前田吉朗だけとなった。
修斗、パンラクス、DEEPの5分×3R戦、
HEAT、ライジングオンの選手権試合が5P。
パンクラス、DEEP、修斗以外のプロモーションの5分×3R戦は4P。
全ての5分×3R制の試合のドローを2Pとした。
つまりは、本当に一方的かつ、個人的なものでしかない。
このポイント係数には、突っ込みどころが満載だろう。
不満を持つのはファイターや、プロモーション関係者の方だけでなく、
ファン、そして読者の方たちからも、非建設的な言葉で批判されても仕方ない。
ちなみにUFCが関西&中部・北陸で開かれ、世界戦で勝利すれば勝者は10P、
WECなら9P、ストライクフォースだと8P。
上の3つのプロモーション以外の5分×3R戦なら、
6Pといったところが、自分の感性だ。
直接対決の勝敗や、首都圏大会、あるいは他の地域での対戦などは
一切考慮していないため、選手やジム関係者からは「こっちの方が強い」という意見は
必ず上がると思っている。
ランキングが強さそのものを示す数でなく、
王座に挑戦する順番という見方をしたとしても、上に挙げた数字と名前の羅列は
ランキングというよりも、ステーティスティカル・テーブル(統計表)に近いものだ。
ステーティスティカル・テーブルは個人的なものだ。
同様に、ここで名前をあげたことから、何かを感じとるのも個人の自由だ。
偏ったモノの見方のなかで、
一般論を述べてもしょうがないかもしれないが、
ここに挙げたファイターたちの名前を見ても、
多くのファンは興味を持たないだろう。
実際に試合を見たことがないから感情移入できない――という理由が、
大半を占めることになるに違いない。
しょうがない、幾万と流れる水面の一瞬を
自分は汲みあげたいと思っているだけだから。
自慢できることではないが、自分も実際に見たイベントは、3/30。
過去1年で地域大会を取材したのは、
この3つを含め、6大会。
自費、もしくはETC割引の日に、自らの車をドライブして
赴いた大会ばかりだ。
対して、過去1年の海外での大会取材は、17大会。
雑誌サイドの需要の違いもあるが、自分自身も
一度の海外取材で1週間から2週間は現地に滞在するので、
その取材内容を文字にする作業を考えると、
国内の動きは(経済的なものを踏まえ)、自ら制限してしまう。
地域大会に関しては、できるだけ、映像などを入手して、
目にしようとはしているが、
それでも殆どの選手の動いているところを見たわけでなく、
試合結果を追っているに過ぎない。
それでも、この作業をしていて、名前を並べるだけで、
彼らに対し、これまでと違った興味がわいてくることに気付かされた。
ウェルター級は日本の総合自体を顧みても、試合数が減少しているが、
関西&中部・北陸での試合数を見ても同じことがいえる。
その一方で、今、日本マットでも最も面白くなりそうなフェザー級が、
意外にも層が薄いことが分かる。
バンタム級はデモリ西のケージフォース選抜トーナメントという試みが、
如何にファイターたちの経験値を上げているかが、数字上からも理解できた。
ライト級の岸本泰昭、2R戦ばかりとはいえ1年で4試合、
なかにはトルネード・ソンを破った試合が含まれている。
星子佑介、パウンド無しパワーゲート世代の彼が、
パウンド有りで4戦3勝。
対戦相手云々を抜きにして、やるべきことをやっているのではないかと――
と話しすらしたことがない在関西のファイターが気になってくる。
修斗は、いかにも修斗らしく純潔を守る習性が強い。
それでも、ファイターは機会を求め、修斗公式戦以外に出場するし、
以前のように、そこにヒステリックな反応は見られなくなった(と思う)。
修斗だけ――というファイターももちろん存在する。
そんななかで、ジプシー・タローと中村晃司が
DEEPで対戦し、ドローだった。
めちゃ、興味がわいてくる。
アマゾンや柴の、田村ヒビキ戦、田中憲達戦の白星を
より意味のあるものとして捉えたくなる。
HEATあたりで、新美吉太郎や久米鷹介が、枝折優士と対戦する機会はないのだろうか?
あるいは浜松の日系ブラジリアンファイターが台頭してきて、
ドメスティック国際試合が増えれば――などと期待が募ってくる。
その一方で、修斗だけという選手がいるから、
「この選手とこの選手が戦えば――」という想像を駆りたてられるのも事実。
対抗戦が行なわれないからこそ楽しめる部分も、多いにある。
何よりも、この二つの地域を合わせると、
総合格闘技のイベントが、年間30回も開催されていることに対し、
本来はイの一番に衆目してほしい。
浜松&富山となると、もちろん+αではあるが、
大阪と名古屋、車での移動でも、
余裕を持って、大部分が2時間~3時間で移動できる地域内で
28大会、1カ月に2大会以上が行なわれている。
それだけ、選手が育っていることになる。
選手が育っているなかで、イベントを運営する側も、
Youtubeなどを使った試合映像の公開など、新しい試みが徐々に出始めているが、
基本的には、今も冒頭で述べた20年前に生まれたスキームにそっている気がする。
今こそ、各地域の格闘技イベントは新たな運営方法、
報道にトライする時期に来ているのではないだろうか(この項続く)。
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【 2010年07月29日 10:18 】http://www.fnlweb.com/mtv33/mt-tb.cgi/5274