【Fight&Life vol.09】
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月曜日、Sカップを見た。
以前は後楽園ホール大会のたびに観戦し、山梨や大阪大会も取材していた
シュートボクシング。
その後、MMAやグラップリング中心の取材活動となり、
年に一度の試合観戦が関の山となって長い。
それでも、SBが今も気になるのは、
吉鷹さんというOBに技術解説をしていただく機会が多いこと。
(現役時代ファイナル・カウントダウンを聞くだけで、涙が浮かんでいた。
自分にとって、今も昔も比肩する者がいない――、いや金泰泳と並び、他に比肩する者がない最高の日本産のストライカー)
そして、自分が記者になった前後に
アマチュア大会で活躍した選手が、プロとなり伸び、SBを背負うよう成長していった。
一部は現役を退き、また一部はSBから離れ、はたまた一部は今もトップに君臨している
あの頃のシュートボクサー存在があるからだ。
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写真中央、左端の建物がパレスホテル・カジノ。
こんななかで、MMAが行われているのだ。
I-5から、198号へ抜け、目指す目的地まで20マイルほど。
対向車線、まっすぐの道。道の両側はどこまでも続く畑の波。
視界の全てが地平線に続いている――と思ったら、
前を走るトラックから巻き上げられた砂煙で、視界が遮られた。
驚くことに、最初の信号は10マイルを過ぎて、ようやく現われた。
と、左手には巨大な軍関係の施設、その周辺だけ、
ベイエリアでもちょっとやそっとでは
目にできやしない高級住宅地のような街が出来上がっている。
カリフォルニア州リムーア。サンノゼでとある取材を終えて、一気に南下してきた。
この何もない。
本当に何もない街に、突然、タチパレスホテル・カジノは現れ、
普段はビンゴ場に使われているフロアで、MMAが行われる。
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「面白い大会になりそうだ」
11月1日にさいたまアリーナで行われた戦極に関して、
周囲からはそんな声が多く聞かれた。
自分もそう思った。
しかしながら、改めて格闘技イベントは難しいものだと実感させられた。
正直、その必要性を問うてはいたが、ホジェリオの試合があんな風になるとは思いもしなかったし、ホルヘ・マスヴィダルがローキックも使わず、テイクダウンも狙わないなんて想像だにできなかった。
その一方で、寝技が続いたというだけで、退屈な一戦のように捉えられがちな
竹内出とジョー・ドークセンの試合は、あれだけポジションが入れ替わる攻防――
それを可能にするパウンドの圧力がなかったとしても――十分に楽しめた。満喫できた。