【Fight&Life vol.09】
>>>【Fujisan】で「ちら見する」
記事の一部を無料でご覧いただけます
某スポーツ総合誌――なんて、回りくどいは言い方はやめて――、
Numberの野茂英雄特集が、素晴らしかった。
たった一人の人間が、スポーツ誌でダントツの販売実績を誇る同誌の全面を飾ることが、最近の世の中にあって、とても新鮮だと感じた。
【関連リンク】
Number 714 (文芸春秋)
【Fight&Life vol.09】
>>>【Fujisan】で「ちら見する」
記事の一部を無料でご覧いただけます
K-1は、KO必至の競技体系、もしくは格闘技イベントとして完成した。
競技運営や視聴率という部分でなく、
格闘大綱というような表現が許されるのであれば、その大綱がしっかり存在する。
骨子、アウトラインとでもいうべきものが。
K-1の大綱って何か。
KO決着と、分かりやすい攻防を望むということだと思う。
ダウンを喫した選手が、2Pしか減点されないのが、問題のもと。
と前回のコラムで、書かせてもらった。
魔裟斗と佐藤の試合後、記者などメディア関係者が多く口にした
「K-1だから」というセリフ。
そう「K-1だから」こそ、
「このポイント差ではいけない」と。
【Fight&Life vol.09】

>>>Amazonでご購入!

海の向こうには、どんな強い選手がいるのか。
どういう風に攻めると、テイクダウンが奪えるのか。
あるいはハイキックがヒットしたのか。
それらの攻撃をどのように防ぐことができるのか。
冒頭の一文に関して、自分は95年から始めたこの仕事で、
95年の11月ぐらいかから、そこに従事してきたと思っている。
01年までの格通時代、その後のゴン格→格通→ゴン格時代も合わせ、
何げなく手にした過去の雑誌で、自分の仕事を海外、国内で振り分けると
大概が前者の方が多い。
名前を出さない編集的な仕事も、そこそこあるので、その差は明白といっていい。
一方、二つの目の事項に関して、Fight&Lifeという雑誌が創刊してから、
これらの記事が増えた。
が、そこで取り扱う試合も海外が多い。
なぜか、最先端の技術は海の向こうにあると、
自分はこの3年ほどで強力に思うにようになったからだ。
だからというわけでもないが(ほんとはあるけど)、あまりも国内の動向、世事に疎い。
〆切優先なので、会場に足を運ぶ機会も少なくなる。
けど、このところのK-1WORLD MAXの判定問題と、
柔道家の石井慧選手の総合転向問題は、煩わしいほど耳や目に届く。
ようやく二つとも一件落着、騒動は鎮火傾向にあるが、
ちょっと自分の考えを今日は書き記してみたい。

「俺と彼は、15年来の付き合いだ。彼と話すときは、私と話すつもりで接してくれ」
今月の初め、フロリダを訪れた時、とあるファイターの取材をした。
その先、ファイターに同行したマネージャーが、インタビュアーが日本人だということで、
急に取材を受けることに、難色を示し始めた。
理由は以前、日本のプロモーションに契約を反故にされた、
自分がマネージメントしている選手を引き抜かれそうになった――というもの。
つまり、日本が嫌いだということ。
あからさまに日本のマスコミなんて相手にできないという風だった
マネージャー様の固い表情が、冒頭の言葉で少し和らぎ、
自分と言葉を交換し始めると、あとはごくごく普通の対応をしてくれるようになった。
言葉の主は、アンドレ・ヴィニシウス・アウルンヘイメウ。
この業界では、ベンケイの名が知れ渡っているコンディショニング・トレーナーだ。
自らのファイターの命運を握っているトレーナーの鶴の一声、
マネージャー様も彼の“指導”に従うしかなかったのだ。