【Fight&Life PREVIEW INTERVIEW】
第4回 ファイヤー原田
「自分にとって譲れないもの、それはキックボクシング」
毎試合、勝っても負けても観客のハートを熱くさせるキックボクサー・ファイヤー原田。2.21J-NETWROK後楽園ホール大会のメインイベントで青津潤平と対戦するファイヤーは、この試合に勝利してタイトルマッチを狙う。そんな原田の燃えたぎる想いを紹介する。
――2008年4月にファイヤー高田馬場ジムがオープンしましたが、環境は大きく変わりましたか?
ファイヤー そうですね、大きく変わりました。より深く人と繋がりができるようになりました。ジムの会長になる前も違うジムでインストラクターをやっていたんですけど、その時には見えなかったことが、いっぱい見えるようになりましたね。
――その見えたものとは一体何ですか。
ファイヤー インストラクターの時は、そんなに人と深く関わることもなかったんです。でも会長というより責任が重い立場になって、もっと深い部分で人と付き合うようになりましたよね。それは経営という部分でもそうなんですけど、より会員さんが楽しんでもらえるように、と。インストラクターの時は、その教える時間のことしか考えなかったのが、今はジムの全体の時間を考えるようになり、その中でいろんな人がいて、いろんな人に楽しんでもらえるジムを、と考えると、もっともっと人に対して思いやりを持って接しないとダメだなって思うようになりました。人間的にすごく成長させてもらいました。
――なるほど。では、選手としてはどうでしょうか。最近は勝ったり負けたりが続いています。この状況を、どのように捉えているのでしょう?
ファイヤー いやー、ダメですね(苦笑)。選手としては、やっぱり試合をするかぎりは勝たないと。
――ただ、負けてもインパクトは与えていますね。
ファイヤー 自分は別に、人に笑われたり頭を下げたりっていうのは、全然構わないと思っているんです。でも絶対に譲れないものはあって、そこを譲らなければ人っていうのは柔軟に生きていい、と考えています。それで、自分にとって譲れないものというのは、キックボクシングであったり、会長としての立場なので、それを少しでも出せるように。自分は試合をするからには絶対に勝つつもりでやるし、結果として勝ち負けが出るものであっても、リングの上でいかにファイヤー原田を貫けるか。それをより多くのお客さんに見てもらえると嬉しいですよね。特に初めてキックボクシングを見る人であったり、キックボクシングをあまり知らない人たちに、より楽しんでほしい、という思いがあって。そういう気持ちを、試合を通じて感じ取っていただけるなら嬉しいです。ファイヤーダンスも、お客さんが喜んでくれるなら、やり続けますし。
――ファイヤーダンス! あれはインパクトが大きいですね。
ファイヤー ハハハ。あと、もうひとつは選手が喜ばないとダメなんですよね。たとえば試合で勝って、周りが「おめでとう」とか言っているのに、「ダメです。自分なんかつまらない試合してスイマセン」とか言う選手がいるんですけど、それって寂しい話ですよね。お客さんに対して、すごく失礼じゃないですか。選手が一生懸命頑張ったことを喜んでいるからこそ、お客さんも喜べるのであって。だから、自分は選手が一番一生懸命頑張らないといけないと思うし、かじりついてでも勝たないといけないし、勝ったら喜ばないといけない。それが、自分自身にとってはファイヤーダンスという形になっているだけなんですよ。
――さて、次の対戦相手の青津潤平選手ですが、2008年7月に対戦し、3RにTKO負けを喫していますね。
ファイヤー あの時はちょうどジムのオープンと重なってしまったんです。もう精神的にも苦しくて、会長をやっていくのは無理だと思ったんですよ。でも、やらなきゃいけない。練習もして、ベストを尽くさないといけない。ただ、あの試合は嫌な記憶しかないです。だから試合が終わった後に「やっと解放された!」と思って。「もう辞めよう。こんなに苦しいのは無理だ」と思いながら、試合後にマイクを握って「辞めます」と言おうとしたんです。でもやっぱり「それじゃダメだろう」と。まだキックボクシングが好きで、続けたいから、そこで「辞めます」って言えなかったんです。その結果、今でもキックボクシングを続けてよかったと思いますね。特に、また青津選手とやらせてもらえるというのは嬉しい。あの時強かった青津選手、あの時よりもっと強くなっている青津選手を超えたい。そうして自分を超えたい。ウチの会員も本当にいい人が多くて、自分も成長できて、選手はそれをリングで証明しないといけません。結果を出したいです。
――これに勝てば、次はタイトルマッチとなるかもしれません。
ファイヤー そうですね。勝ってぜひタイトルマッチをやらせていただきたいです。順当に行けば5月に黒田選手の防衛戦があるので、そこでやりたいですね。
――最後に、青津戦に向けての意気込みをお願いします。
ファイヤー 自分はいろんな縁があって会長をやらせてもらって、自分にしかできないこと、自分にしか伝えられないものをリングの中で精一杯出して、チャンピオンになって恩返しがしたいんです。そのためにも今回は負けられません。何より、あの時青津選手に負けてしまった自分の弱さを超えたいと思っているので、ぜひ会場で応援してください。よろしくお願いします。
Fire Harada
1974年8月14日、埼玉県出身
身長170cm
戦績12勝11敗3分
J-NETWORKライト級2位
ファイヤー高田馬場ジム代表
J-NETWORK
「FORCE for the TRUTH of J 1ST」
2010年2月21日(日)東京・後楽園ホール
開場16:30 開始17:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第17試合) ライト級 サバイバルマッチ1
青津潤平(NPO JEFA/同級1位)
VS
ファイヤー原田(ファイヤー高田馬場/同級2位)
▼セミファイナル(第16試合) J-NETWORKバンタム級タイトルマッチ 3分5R
牧 裕三(アクティブJ/王者)
VS
清水雄介(尚武会/同級1位/挑戦者)
▼第15試合 J-NETWORK VS 強者 60kg契約 サバイバルマッチ1
木村天鮮(レグルス池袋/J-NETWORKスーパーフェザー級王者)
VS
くノ一(強者・山根道場/強者60kg王者)
▼第14試合 J-NETWORK&NJKF王者交流戦 スーパーウエルター級 サバイバルマッチ1
牧野智昭(フォルティス渋谷/J-NETWORKスーパーウエルター級王者)
VS
宮越宗一郎(NJKF・拳粋会/WBC日本ウエルター級王者)
▼第13試合 J-NETWORK&NJKF交流戦 59kg契約 サバイバルマッチ1
佐藤政人(フォルティス渋谷/J-NETWORKフェザー級王者)
VS
中須賀芳徳(NJKF・OGUNI-GYM/NJKFスーパーフェザー級1位)
▼第12試合 J-NETWORKウエルター級次期王座挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1
笹谷 淳(パワーオブドリーム/同級1位)
VS
堤 大輔(チームドラゴン/同級2位)
▼第11試合 58kg契約 3分3R ※ヒジなし
戸邊隆馬(シルバーウルフ/J-NETWORKスーパーフェザー級5位)
VS
長嶋大樹(ONE’S GOAL/J-NETWORKフェザー級7位)
▼第10試合 スーパーバンタム級 サバイバルマッチ1
大原清和(レグルス池袋/J-NETWORKバンタム級2位)
VS
水原浩章(光/J-NETWORKバンタム級4位)
▼第9試合 62kg契約 3分3R ※ヒジあり
ダイナマイト祐太(破天荒塾/J-NETWORKスーパーライト級3位)
VS
NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺)
▼第8試合 62kg契約 3分3R ※ヒジあり
生井宏樹(フォルティス渋谷/J-NETWORKスーパーライト級6位)
VS
川崎 亮(尚武会/J-NETWORKライト級3位)
▼第7試合 スーパーウエルター級 3分3R ※ヒジあり
NITORO大輔(TARGET/同級3位)
VS
藤倉悠作(ASSHI-PROJECT/元J-NETWORKミドル級4位)
▼第6試合 ウエルター級 3分3R ※ヒジあり
大竹将人(TARGET/J-NETWORKウエルター級6位)
VS
TaCa(レグルス池袋)
▼第5試合 スーパーバンタム級 3分3R ※ヒジあり
出貝泰佑(バンゲリングベイ・スピリット/J-NETWORKフェザー級5位)
VS
丸山武士(藤ジム)
▼第4試合 ヘビー級 3分3R
長谷川康也(アクティブJ/元J-NETWORKヘビー級王者)
VS
Edo Ryoma(バンゲリングベイ・スピリット)
▼第3試合 フェザー級 3分3R
鷲尾亮次(レグルス池袋)
VS
斎藤拓也(バンゲリングベイ・スピリット)
▼第2試合 フェザー級 3分3R
小林幸太(藤)
VS
戦国(強者・大芽)
▼第1試合 スーパーウエルター級 3分3R
甲斐直樹(シルバーアックス)
VS
三縄良太(尚武会)
<チケット料金>
RS席7,000円 S席5,000円
※SRS席は完売。当日券は各席1,000円増し。
<チケット販売所>
チケットぴあ
<お問い合わせ>
J-NETWORK=TEL:03-3419-0536
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