【最新号】Fight&Life vol.11

>>>アマゾンで購入する
>>>バックナンバーはこちら!
【Fight&Life アマチュア大会応援キャンペーン】では注目のアマチュア大会をひとずつ紹介していくEXシリーズがスタート! 第2回目は、キックボクシング団体NJKFのアマチュア大会である『HATURATU』と、少年クラス大会『やんちゃ!!リーグ』について、大会実行委員長である宮代三恵子さんにお話を伺ってきました。
NJKFアマチュア大会実行委員長の宮代三恵子さんは、ブリザードジムのマネージャー。
ブリザードジム所属の得意美玖未くん(左/11歳)と瀬戸優豪くん(右/11歳)。ジム期待のホープも、もちろん『やんちゃ!!リーグ』に出場予定だ。
――NJKFのアマチュア大会は、ブリザードジムが担当しています。もともとブリザードジムとして、アマチュアのキックボクシング大会を開催しようと思ったのは、どういうことがキッカケだったのでしょうか。
宮代 もともとブリザードジムは、生徒数はそんなにたくさんはいなかったんですけども、自分たちの技術の向上のための場所を、自分たちで主催しようということで、会長(先崎博一朗)が始めたのがキッカケなんです。
――2006年7月に開催されたアマチュア大会『烈士』ですね。
宮代 その時、まだウチはフリーのジムだったんですよ。そのあと、ウチもNJKFに入ったことがキッカケで、R.I.S.E.さんのKAMINARIMONとかJ-NETさんのJ-GROWに肩を並べるような何かシリーズで、連盟としての名に恥ずかしくないようなアマチュア大会を作っていきたいなということになったんですね。で、名前も今までは「ブリザードジムアマチュア大会」としていたものを、何か特徴ある名前……「ブリザードの大会に出たい」というよりも、「○○○に出たいね」という大会名にしたいなということで、NJKF内で公募したところ、『HATURATU』という名前に決まりました。
――ブリザードジムは、まだ出来てから2年ほどということですが、それでこうした大会が続けられているのはすごいことですよね。
宮代 やはり続けることに意義がありますから、思いつきで大会をやろうと思っても、辛いからって途中で辞めるわけにはいかないじゃないですか。やはり続けるための工夫というのもしてきたつもりです。最初の頃は「え? ブリザードって何?」と名前も聞いたことがないジムの大会にエントリーしてくれる選手も少なかったですし、その時にはヨガをやってみたりだとか(笑)。興行を続けることも自分たちに課せられた使命と思ってやってきたんですけど、ようやくここにきて連盟に入り、連盟の名を出させていただくので、おかげさまで良い選手も出て、盛り上がる大会をプロデュースできるようになってきたと思っています。
――NJKFに加盟したことで、大会の内容やエントリー数は変わりましたか?
宮代 もちろん変わらないと言ったら嘘になりますし、プラスアルファさせていただいたというふうに認識させていただいております。
――NJKF以外の団体に加盟しているジムや、フリーのジムからもエントリーはあるんですよね?
宮代 はい。それはフリーの時に培った繋がりやお付き合いがあって、それは今でもありがたく……ご連絡させていただくとエントリーしてくれる場合もありますし、連盟に入ったことでNJKFの大会なら出てみたいというジムもありますし、様々だと思います。
――なるほど。次に大会のシステムについてお聞きしたいのですが、男子でも女子でもクラスがA、B、Cと分かれていますよね。これは、どういった基準で分かれているのでしょうか。
宮代 レベルです。Cクラスは初心者とか、体力的に何ラウンドもできないとか、あと3~4年も経験はあるんだけれども、試合は初めてとか、どちらかというとそういう本当の初心者の人が中心です。Bクラスはある程度レベルアップしてCクラスでは物足りないという人が出ます。Aクラスはプロを目指す選手が中心という形にしているんですね。エントリーしていただいた時のプロフィールを細かくチェックして、決めています。
――自己申告制によるクラス分けではないんですね。
宮代 主催者の判断も大きく関わってきます。こちらで判断したあと、選手やジムの会長さんにご連絡させていただいていますね。たとえばAクラスを希望したとしても、こちらの判断で、まだAクラスが早いようであれば、Bクラスで同じレベルの選手との試合を組むんです。あくまでアマチュア大会ですので、この試合で終わり、ではないですよね。今後のことを考えて、なるべく同じレベルの選手同士に試合をしてもらったほうがいいのではないかと思っています。
――そのあたりはアマチュア大会を開催するなら必須条件となってきますね。
宮代 そうですね。お仕事やりながら試合に出場されている方が多いので、試合の中ですと興奮もしていますし、負けん気が強い方ですと、ついつい無理をしてしまう場合もあります。結局それで、その方の翌日の仕事に差し支えることになって、主催する側もジムの会長さんたちも、あとで「あの大会に出したのはミスだったかな?」という思いが残らないような形を取らせていただいているんですね。
――プロを目指す選手だけでなく、アマチュアで試合を楽しみたい方にも配慮されている、と。
宮代 あとキックボクシングは、スポーツという大きなジャンルで分けていうと、誰もができるスポーツではないし、ある程度は勇気も必要になってきますよね。せっかくキッカケをもらった以上は続けていただきたいですし、いろんな選手がいろんな思いで試合に出て、それが怪我のために続けられなくなったらすごく残念なことですから、やはり長く続けてもらうためのひとつキッカケが、このアマチュア大会であるべきだと思います。ですので、悔いの無い試合をしていただきたいという気持ちがありますね。
――話は戻りますが、Cクラスは「6P先取」とありますけど、これはどういうシステムなのですか?
宮代 最初は10P先取だったのですが、1Rの間にポイントを稼ごうとムチャクチャな試合をする選手が出てきたんですね。一方で4Pだと、ほとんどポイントを稼がなくても試合が決まってしまうということで、2分間のポイントで勝ち負けを決めるのであれば、6Pぐらいがベストじゃないか、といいうことにしました。ポイントは明らかな有効な攻撃に対して審判が旗を挙げて加算していきます。
――さらに今回は『HATURATU』に加えて、少年クラスのトーナメント『やんちゃリーグ!!』も行われますね。
宮代 これまでは大人も子供もひとくくりで大会をやっていたんですけど、NJKFが掲げているひとつのビジョンとして「青少年の育成」がありますので、これからより多くの青少年育成の場でありたいという思いの中で、少年の大会を別に設けていこうという形になりました。今までも『HATURATU』の中の半分は少年クラスで、多い時は30試合ぐらいありました。お子さんの場合は、試合も練習の一環ですので、できるだけ毎回違う相手と試合ができるほうが望ましいんですね。ですので、大会として定着すれば、「ブリザードの大会に出れば、毎回違う子と試合ができる」と思っていただけるようになると思いますので、それで今回『やんちゃリーグ!!』をやってみようということになったんです。
――大人であり、子供であれ、アマチュア大会はあくまで教育機関ですからね。
宮代 格闘技は、ともすれば人を怪我させてしまう道具にもなりかねないですし、スポーツだという意識を、ルールの中での競技だという意識を持たないと続けられないなということを、試合の中で感じていってほしいと思います。
<大会情報>
NJKF
『やんちゃリーグ!!』
2009年3月22日(日)東京・ディファ有明
計量11:00 試合開始12:00
申込締切3月10日(火)必着
『HATURATU6~溌剌~』
2009年4月12日(日)
東京・ゴールドジムサウル東京ANNEX
計量9:15 試合開始10:00
申込締切3月31日(火)必着
<今後のHATURATU開催日程>
4月12日 ゴールドジムサウス東京ANNEX
6月21日 ゴールドジムサウス東京ANNEX
8月30日 ゴールドジムサウス東京ANNEX
10月4日 ゴールドジムサウス東京ANNEX
12月6日 ゴールドジムサウス東京ANNEX
http://www.fnlweb.com/mtv33/mt-tb.cgi/3855