【Fight&Life Web アマチュア大会応援キャンペーン第二弾】「11.29-30 BJJアジア選手権を制するのは誰だ!?」Vol.07 杉江大輔

【Fight&Life vol.09】




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2006年、日本では初となるBJJ国際大会「アジア選手権」が行われた。2年ぶりとなる今年のアジア選手権にも、日本のトップ黒帯柔術家が大挙出場するが、そんな注目の選手たちを紹介していくこのコーナー。トリを飾るのは、日本最強の柔術家と言われる杉江大輔選手です!




 



取材・文・撮影_亀池聖二朗

text&photo=Shojiro Kameike







「ムンジアルを見据えてのメジオ級」






――杉江選手といえば、8月30日にグアムでマイク・ファウラーの3度目の対戦をしていますね。あの試合は、どういう経緯で決まったのでしょうか?



杉江 もともとプロ修斗でグラップリングマッチ(8月3日)をやるちょっと前に、グアムでスーパーファイトの試合があるというオファーが来たんですよ。マイク・ファウラーの相手として、渡航費+ファイトマネーなどもろもろを出すから来ないか、と。日本でももうひとつオファーがあって、悩んでいたんですけど、まぁグアムは初めて行く場所だし、と思って決めました。





――ただ、またマイク・ファウラーっていうのは、どうなんでしょう?



杉江 そういう気持ちはありましたね(笑)。もうやりたくなかったので、正直。だけど、向こうは自分のホームタウンだから有利だと踏んでいるかもしれない、っていう思いがあったので、いい話だなと思って受けました。でも、次はもうやりたくないですね(苦笑)3回やりましたからね。しかも、勝ったのも(日本では)そんなに知られていないし。(ところが取材の後日、マイク・ファウラーの参戦が決定……)。





――自分の杉江選手がグアムで試合をすることは、鈴木社長のブログで知りました(苦笑)。



杉江 誰も知らない地で……。でも僕は、現地で大有名人でした。ビックリしましたよ(笑)。マイク・ファウラーが現地で有名なんですよね。新聞でも試合結果が取り上げられたりして。





――国内では知られていなくても、海外に行ったほうが有名ということは、格闘技界でもよくあるみたいですね。今回の場合で言うと、グアムのほうが日本より柔術の認知度が高いという。



杉江 そういうことはありますね。





――さて、今回のアジア選手権ですが、出場を決めた理由は何ですか?



杉江 試合がしたかった、というのがひとつですよね。あとは、モチベーションが……試合がないと燃えないし、大会は毎年毎年あるものなので、「出ようかな?」的な感じですよね。





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――それは常に大会に出るのが当たり前という感覚ですか?



杉江 何も予定を挟んでいなければ。中には無理な大会日程もあるじゃないですか。別に出られなければ出ないで別に構わないという気持ちもありますけどね。





――第一次申込部分のエントリーリストが発表された際、最初は階級がレーヴィになっていましたが、数日後にメジオに変わっていました。あれは何か手違いがあったんですか?



杉江 いや、最初はレーヴィまで減量していたんですよ。1か月半ぐらいずっと落としてきていて、減量の途中ぐらいでエントリーリストを見たら、レーヴィは相手が1人しかいない。だから、なんていうんですかね……お金払って、1試合だけやりに東京に行くのか?っていうことですよ。何万円も払って、1試合だけやりにいくのか?って、そういう気持ちが大きかった。だったら、メジオは3人エントリーしているじゃないですか。だから、別に体重も余裕ですし、3人のほうを選びましたね。





――あえて3人のほうを選んだ、と。



杉江 本当は(レーヴィでも)もっと強い人がどんどん出てくるかなと思っていたんですけど、強い人は一次申し込みで入ってきますよね。お金のこともありますし、「もう2次じゃなかなか入ってこないだろうな」と思って、メジオに変えたというのもあります。本当はレーヴィで戦いたかったんですけど……この気持ち分かります(苦笑)?





――分かりますよ。ムンジアルという高い目標を目指しているからこそ、せっかくの試合する機会なんだから、強い選手と何試合でも戦いたいという。



杉江 泊まってまで1試合って……。本当、ぶっちゃけて言うと、最近試合に勝っても嬉しくないんですよ(苦笑)。





――国内のレーヴィは、杉江選手の独走状態になっていますからね。



杉江 「勝つのが当たり前だろう」と言われるトーナメントで勝っても……。なんのために大会に出るかといえば、それは先を見て出るのであって。レーヴィで1試合だけしかできないんだったら、上の階級で2試合やりますよ。たとえば、自分でお金払って、1回戦で負けて1試合だけ、っていうのは仕方ないじゃないですか。でも、それなら最大で2試合できる階級を選びたかったんです。





――人によっては、1試合だけやって優勝だと「ラッキー!」と喜ぶこともあると思うんです。だけど、杉江選手にとっては、もうそんなレベルではないわけですよね。1階級上で、試合数も増えるという、より危険な場所に飛び込むわけですから。



杉江 本当は、無差別にも出ようと思っていたんですよ。でも、(日沖)発や細川(顕)の試合(11.29プロ修斗)と重なっちゃったんで。いろいろ(鈴木陽一)社長と相談して、「どっちにすればいいですか?」と。僕は社長が言えばそっちでやるんですよね。で、「できれば2日やりたいんです」と言ったんですけど、その時はレーヴィに出るつもりで、「減量でカリカリになった体で無差別に出るよりは、1階級に絞ったほうがいいんじゃないか」ということになって。29日(アブソルート級の実施日)はセコンドもいなくなりますからね。それで今回はメジオだけになっちゃいました。





――普段の体重は何kgですか?



杉江 78kgぐらいですね。





――メジオ級(道衣込みで82.3kg以下)まで増量するんですか?



杉江 いえ、そのままで行きます。実は、もともとは80.5kgぐらいから減らしていたんですよ。それで76kgぐらいまで行って、そのあたりであと1か月を切ったぐらいだったんです。そうすると、あとは道衣ぶんを減らすだけっていう感じで。そうやって試合当日まで行こうかなと思った矢先の階級変更でした。その絞ったままで……やっぱり先を見てのことですね。増やせば勝てるものではないと思うし。だから増量せずに行きます。





――1階級上げることへの怖さは無い?



杉江 日本人だったら……ですね。外国人は別と考えて、今のところは無いですね。とにかく後はやるだけです。頑張ります。



 



Sugie Daisuke

すぎえ・だいすけ

1980年10月12日、愛知県出身

身長170cm、体重78kg

2006アジア選手権 アダルト黒帯レーヴィ級優勝

2007&2006世界選手権 アダルト黒帯レーヴィ級ベスト8

2007全日本選手権 アダルト黒帯アブソルート級優勝

2007全日本オープン アダルト黒帯レーヴィ級優勝

   同      アダルト黒帯アブソルート級優勝

総合格闘技道場ALIVE所属



 




総合格闘技道場ALIVE



愛知県名古屋市昭和区曙町1-26-1 早崎ビル1F

TEL&FAX.052-744-0802 E-mail:info@aliveacademy.net








<大会情報>



「アジア選手権2008」

11月29日(土)-30日(日)東京武道館








出場選手募集!



「第1回全日本柔術No-Giオープントーナメント」

2008年12月23日(火/祝)

東京・中央区総合スポーツセンター

大会詳細はこちら








12月下旬発売予定のFight&Life vol.10でもアジアチコ&柔術を大特集! お楽しみに!








 



【 2008年11月28日 13:45 】

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