11.29プロフェッショナル修斗公式戦“修斗伝承04”展望 日沖発(ALIVE)

【Fight&Life vol.09】

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10月3日、カナダでTKOフェザー級王座を防衛した日沖は、
その数日後、プロ修斗での佐藤ルミナ戦が決定した。
“修斗のカリスマ”VS”“修斗の子”と呼ばれる一戦は、
共に後楽園ホールを沸かせ続ける選手同士の対戦だ。
試合直前に日沖は何を思うのか――名古屋ALIVEを訪ねた。


 

取材・文・撮影_亀池聖二朗
text&photo=Shojiro Kameike

 


「相手がルミナ選手だから、
 自分の状態を作っていける」




――現在、土曜朝の柔術のクラス後に、希望者を募ってグラップリングクラスを設けているそうですね。

日沖 そうですね。クラスではないんですけども、僕はグラップリングもやりたいので、「やれる人は残ってください」と言って。自主練みたいな感じです。気がついたら人数も増えていました。練習生の人は、本当にすごく練習している人が多いので、僕もすごくいい練習になりますよ。だいたい僕のクラスに来ていただいている方は、毎回来てくれている方が多くて、もう知った仲で仲ですし。


――なるほど。さて、修斗での佐藤ルミナ戦があと9日後に迫っています。8月に名古屋でプロ修斗、10月にカナダのTKO、そして今回の試合。試合スケジュールがすごくタイトですね。

日沖 多いですね。今年は5試合目ですし、今までに無いペースです。やっぱり多少、疲れを感じるところはありますよ。もう10年目ですから。年は若いと言われても、競技年齢としては結構やっているほうだと思うので。細かい怪我もありますし。でも、うまくケアをしながらやれていると思うんです。


――減量面ではどうでしょう。こうしたタイトなスケジュールに関しては、選手にとっては2パターンあると思うんです。タイトなほうが、何度も何度も落とさずに常に一定をキープできるから楽という人と、試合のたびに落とすから大変という人と。

日沖 僕は試合が無くても練習は休まないですから、そんなにガーンと増えたりしないんです。試合間隔が開いても開かなくても、減量は問題ないですね。人並みだと思います。


――今回の相手、佐藤ルミナ選手――“修斗のカリスマ”と呼ばれている選手に対して、どのような印象を持っていますか。

日沖 昔は対戦相手としては見ていなくて、知名度でいうと修斗では一番の選手ですし、「すごいなぁ」と思って試合を見ていましたね。今は、対戦相手としか見ていないので、特別な感情は無いです。


――その「すごいなぁ」と思っていた選手について、「対戦するかも」と意識し始めたのはいつごろからですか?

日沖 1回(試合の)話が来た時には意識しました。でもそれ以外は、試合が決まっていないのにそこまで意識することは無いんですよ。

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日沖と共にグラップリングの練習に励むALIVEの練習生たち。



――試合の話があったのというのは、今年の5月、JCBホール大会のことですね。その時は日沖選手の怪我のために試合が実現しなかったということですが、たとえば「佐藤ルミナを倒して自分が上に行くんだ」という野望などは持っていなかったんですか?

日沖 それは無いですよ、全然(笑)。でも、そういう気持ちよりも、「自分がどれだけ通用するのか」とか、それだけの選手が相手だからこそ、自分の状態をキチっと作っていけるという思いはありました。


――佐藤ルミナ選手に対する評価が高いんですね。

日沖 やっぱりまだ爆発力があって、試合内容を見ると「強い選手だな」って思いますね。


――今回は後楽園ホールでの試合で、日沖選手の後楽園ホールでの試合は毎回エキサイティングだと評判です。後楽園と名古屋、そしてカナダと、どこが一番試合をしやすいですか?

日沖 どうですかね……一番コンディショニングが難しいのはカナダです。名古屋は家から行けるので楽ですけど、後楽園ホールも好きですね。


―― 一方で、現在のライト級全体を見渡してみて、どう思いますか? 同日には門脇英基選手とリオン武選手が世界王座を争います。王者・門脇選手に日沖選手は一本勝ちしたこともありますね。そうした中での自分自身の評価というのは……。

日沖 あまりそういうことは考えていなくて、自分の評価というのはお客さんが決めてくれるものだと思うんです。でも、これまで自分も強い人に勝ってきたつもりです(キッパリ)。


――今回、佐藤ルミナ選手に勝てば、次のチャレンジャーとして日沖選手の名前が挙がってくる可能性は高いと思うのですが。

日沖 (世界王座が)欲しいですね。世界王者になったら、周りのみんなも喜んでくれるでしょうし。もちろん修斗で一番になりたいです。


――最後に、メインの予想を聞かせてください。

日沖 お互い自分の勝ちパターンを持っているので、自分の展開に持ち込めたほうが勝つと思います。だから、ひょっとしたら何度か対戦したら、何度か違う結果になるような気がしますね。そのうち1回の勝ちを、どちらが今回に持って来られるか。ただ、門脇選手は、どうしてもチョークとかに目が行きがちですけど、僕の印象では全体的にバランスが良い選手なんです。リオン選手はストレートやパウンドには秀でたものがあるので、どうやってその形に持ち込めるかでしょうね。いやぁ、難しいです(苦笑)。


――今度の後楽園大会は、どれも予想が難しい好カードばかりですね。当日期待しております!

 


Hioki Hatu
ひおき・はつ
1983年7月18日、愛知県出身
身長177cm、体重
プロ修斗戦績11勝3敗2分
修斗世界ライト級5位
TKOフェザー級チャンピオン
ALIVE所属

 

<大会情報>

サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦“修斗伝承 04”」
2008年11月29日(土)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00



<決定対戦カード>

▼世界ライト級チャンピオンシップ5分3R
門脇英基(和術慧舟會東京本部/同級世界王者)
VS
リオン武(シューティングジム横浜/同級世界4位/同級環太平洋王者)

▼ウェルター級5分3R
中蔵隆志(シューティングジム大阪/同級世界王者)
VS
ベンディ・カシミール(フランス/オウ・テンション/同級欧州王者)

▼ライト級5分3R
日沖 発(ALIVE/世界同級5位)
VS
佐藤ルミナ(roots/世界同級6位)

▼フェザー級5分3R
田澤 聡(GUTSMAN・修斗道場)
VS
扇久保博正(パラエストラ松戸)

▼ウェルター級5分3R
風田 陣(ピロクテテス新潟)
VS
ウエタユウ(PUREBRED京都)

▼ミドル級5分2R
奥野泰輔(GUTSMAN・修斗道場/環太平洋同級2位)
VS
大宮ハント(PUREBRED大宮)

▼フライ級 5分2R
ATCHアナーキー(パラエストラ東京)
VS
室伏カツヤ(roots)

▼フェザー級 5分2R
マイク・ハヤカワ(シューティングジム大阪)
VS
根津優太(和術慧舟會東京本部)


<チケット料金>

SRS席15,000円、RS席10,000円、SS席8,000円、S席6,000円、A席5,000円

<問い合わせ>

サステイン TEL.03-5759-6863

【 2008年11月19日 19:42 】

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