キックをやってみたいけど、格闘技経験は無いし
ちょっと心配だという方へ。
キックジムに入門するとどんな練習が始まるのか、
これから報告するヨ!
今はまだ全くの初心者だけど、センスがあるかも知れないし、
ゆくゆくは試合にエントリーしたり……と希望にあふれる貴方が
キックに入門するといたしましょう。
いったい、どんな練習をするのかな?
取材_斉藤雅幸(Fight&Life)

~構え&ジャブ~
今日、キックの手ほどきをしてくれるクレイジーハヤシ先生。
大切にしているのは、「バランス」とのこと。
とくに最初のうちは強く打つことよりも、
自然で無理の無い姿勢が身につくように指導してくれる。
構えは、普通に立っているのとさほど変わらない「自然体」が基本。
楽な姿勢で立ったら、
前後左右どこにも偏らないニュートラルな状態でリラックス。
ガードを上げるとき、肩に力が入りがちなので注意!
リラックスして構えたら、
左手を伸ばして、さっそくジャブを打ってみよう!!
リラックスして自然に構える。
足幅は肩幅ぐらい。
ガードは、目線の高さに拳を合わせるイメージで。
肩に力が入りがちなので注意しよう。
左右のどちらかに偏った構えになっていないかチェック!!
左手でジャブ! 右手は顔面のガードのために残しておこう。

ジャブの次はストレート。
威力を期待できるパンチだけど、
その分フォームが崩れやすい。
まずは、その場でバランス良く打つことを心がけよう。
後ろ脚の回転(内転)を、腰、肩に伝えて
全身で伸び伸びストレート!
踏み込んで打つのは、
その場で(踏み込まない)パンチを十分に練習してからにしよう。
まずはバランスの良い構えから、最小の崩れでパンチを出し、
元の構えに戻る(崩れを回復)。これを反復!
基礎ができると、この後の技術の習得がスムーズになるんだ。

右腕を前方に伸ばしてストレート!!
【1】
【2】
【3】
右足の踵を上げて、内側にクルリと回転(1)。腰が回転して(2)、肩の入ったストレートが打てる(3)。
前足を踏み込んで打つとバランスを崩し易いので、慣れるまではやらない。
【1】
【2】
【3】
踏み込んで打つ練習は、比較的バランスを崩しにくいジャブから始めよう。
リラックスした構えから(1)、前足を前に踏み込みながらジャブ!(2)
直ぐに後ろ足を引き寄せて元の姿勢に復帰(3)。前進しながら繰り返してみよう。

~蹴り&サンドバッグ~
パンチの基本を練習したら、いよいよ蹴り技。
クレイジーハヤシ先生はまずヒザ蹴りから始め、
その後ミドルキック、ローキックと進めていく。
蹴りの練習は入門してだいたい3回目ぐらいから行なうとのこと。
最初に習うこの膝蹴り。
ポイントは、しっかりと反動を使って2挙動で蹴ること。
スピードを重視すると、どうしても予備動作を省略した1挙動の
蹴りになりがちだけど、これだと威力が出ないんだって!
ヒザ蹴りは先生の得意中の得意。
いったいどれくらいの威力なのか聞いてみると、
「ヒザ蹴りは当てたことはあるけど、当てられたことがないので良く分からない」って。
え!! どうして都合よく自分だけ当てられるの?
クレイジーハヤシ 「ヒザ蹴りをはじめ蹴り技は、予備動作があるから来るのが分かるんですよね。ヒザ蹴りを当てられることはほとんど無いです。変則的な蹴りなら、当てられることもありますけど」
――でも、ヒザ蹴りは2挙動で蹴るのが大事ってことでしたよね。上手くなったら1挙動に変えた方が良いのですか?
クレイジーハヤシ 「初心者のうちも、上達してからも、基本的に反動を使って蹴ります。そうしないと威力が出ませんからね。ボクの場合はヒザ蹴りの予備動作を常にフェイントで入れるようにしているので、その内、相手が予備動作を気にしなくなってヒザ蹴りが当たるんです。ヒザ蹴りのフェイントに相手が反応すれば、自分主導で試合を進められますから、ヒザ蹴りを出さない時にも、ヒザ蹴りのモーションを入れていくのが有効なんです」
――なるほど。納得です。
そんなわけで、膝蹴りはとにかく予備動作を大切に。
相手になかなか当たらなくても気にしない!
動作を省略して当てるのではなく、
省略しなくても当たるようになるまで練習、練習!!
頑張ってーっ。
十分な反動をつけて膝蹴り。「イチ」で打つのではなく、「イチ、二ッ」のリズムで打つ。
「イチ」で伸ばした脇腹を「ニッ」で縮める。体幹の強い筋力を使って蹴ろう。
当てるポイントはココ!
さて、これまでパンチと蹴りの基本を練習してきました。
スパーリングはまだかなーって?
ちょっと気が早すぎますヨ!
クレイジージムでは、初心者の方がいきなり
スパーリングをすることは無いので悪しからず。
でも、フォームの練習だけというのも退屈(?)なので、
サンドバッグを叩いてみましょう。
注意するのは、やっぱりバランス。
サンドバッグを相手に、
これまでに見たポイントを確認するようにしてくださいね。
最後にクレイジーハヤシ先生からのアドバイスをひとこと。
「ゆっくり打ってもある程度強ければ良いフォーム。力を入れている割りに、たいしたことなければ良くないフォーム」
パンチは拳頭で打つ。
手を開いたまま打たないように注意!!
サンドバッグを叩いて、しっかり拳頭を当てる感覚を身に着けよう。
打つときはバランスを崩さないように。
手が伸びたときにギリギリ当たるぐらいの距離から「点」で打つ。
無理のない姿勢で打てるように、最初に確認した構えのポイントを復習しておこう。
<今日の先生>
CRAZY884(クレイジーハヤシ) 27歳
26戦 16勝(5KO)8敗2分
J-NETミドル級1位
RISE DoAトーナメント3位(03、04、07年)
クレイジージムは初心者大歓迎!
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CRAZY GYM
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