Fight&Life vol.06
口コミで広がってます
4月26日、後楽園ホール。
この日見られた細身長身タイプとがっちり系ファイタータイプの対戦は、
いずれも細身長身タイプの勝利。
皆、どういうわけか甘いマスクをしている。
メインイベントの「石川直生vs山本元気」戦へと連なる、
ある傾向のようなものを感じないだろうか。
取材・撮影/斉藤雅幸(Fight&Life)
【TYPE 1】 上段ヒザでペースをつかんだ!
オープニングファイト第3試合/バンタム級/3R
水原浩章 Hiroaki Mizuhara(光ジム)
WINNER 【判定:2-0】
予兆はすでにオープニングファイトに現れていたかも知れない。
オープニングファイト第3試合、小野寺に圧されぎみの水原だったが、
1R終盤、上段ヒザ蹴りでダウンを奪ったのをキッカケにペースをつかみ、3Rにはハイキックをヒットさせて見せる。
これが、この日最初の細身タイプの活躍だったと記憶している。
1R、上段ヒザ蹴りでダウンを奪うと、試合は水原ペースに。
3Rにはハイキックをヒットさせる。
【TYPE 2】 ハイの距離で戦う
第5試合/K-1ルール/60kg契約/サドンデスマッチ3R(延長1R)
上松大輔 Daisuke Uematsu(チームドラゴン)
WINNER 【判定:3-0】
第五試合の上松も細身、そしてイケメンだ。
左右のハイキックで、基本的には距離をとって戦うスタイル。
しかしながら、打ち合いになったらなったで、これに応じる度量を持ち合わせる。
1R、ヨースケが自分の展開に持ち込んだように見えた乱打戦、
上松がカウンターでさらりとダウンを奪ったのには驚いた。
会場もどよめく。
ハイキックで終始自分の距離をキープする上松。
距離をとりつつ、ひとたび乱打戦になればカウンターを狙う。
1R、右を上手く合わせてダウンを奪う上松。
【TYPE 3】 ローを入れ続けた
第6試合/70kg契約/5R
江口真吾 Shingo Eguchi(AJジム)
WINNER 【TKO:5R 0'16】
第6試合、長身でリーチにまさる江口の戦いは、
他の長身タイプとは少し異なった。
距離を取るということをあまりしない。
右のローを堅実にひとつ、またひとつと入れていく。
むしろ、自分から追う戦術。
パンチを顔に浴びても前に出る、タフな勝負を続ける。
そんな江口が下馬評を覆す。
5R、江口のヒジで望月が目上をカット。
江口のTKO勝利。
ローキックを当て続ける積極的なファイトでチャンスを引き寄せた江口。
【TYPE 4】 前蹴りで突き放す!!
第8試合/スーパー・ファイト/59kg契約/5R
石川直生 Naoki Ishikawa(青春塾)
WINNER 【TKO:3R 2'37】
注目の第8試合。
石川直生vs山本元気の見逃せない一戦。
ここでの文脈の中では俄然有利な(!?)石川は、
前蹴りで山本の鋭いパンチを凌ぎつつ、
組んではヒザ、というリズムをつくって行った。
何度も繰り返された、組んでヒザの展開かと思われたある時、
石川にチャンスは訪れる。
接近戦で石川のヒジが山本の顔面をカット、血がふきだす。
山本元気のインファイトを前蹴りで阻止する石川。
山本のパンチでぐらつく危うい場面もあったが、最後は山本の負傷によりTKO。
この日の試合、長身で距離を取るタイプの強さがよく表れていた。
特にヒジのオプションを持つ時、彼らはとても怖い相手になる。
大会レポートはこちら!
【全日本キック】石川直生が山本元気を一刀両断!藤原あらし快勝、望月TKO敗
【 2008年04月27日 19:06 】
http://www.fnlweb.com/mtv33/mt-tb.cgi/2756