HERO'Sミドル級トーナメントを制し、地元フロリダに戻ったJZを
ATTフィジカル・トレーナーのベンケイとともに現地インタビュー。
可能な限り、その減量方法とリカバーについて語ってもらった。
取材・文/高島学
――12・5kg? それはいつの試合ですか。
カルバン 昨年の8月にHERO'Sでタカヤと戦った時だよ。
ベンケイ ATTのファイターたちは、何キロ体重が戻るか競いあっているんだ。それが彼らのフィジカルを強くしている要因でもある。このJZの記録は、9月にUFCイギリス大会でグレイソン・チバウに破られたんだ(笑)。
カルバン そう、チバウは13kgも戻した。これが今のATTのリカバーレコードだよ1(笑)。僕はATTのウェイト・リカバーのベルトを失くしてしまったんだ。ハハハハ。
――ところで、1日でそれだけ体重を戻すということは、普段は体重があるということですよね。
カルバン そうだね、僕はだいたい80kgかもう少しぐらいあるかな。
――では、どれぐらいの期間で体重を落とすのでしょうか。
カルバン オファーのタイミングにもよるけど、ほとんどが6週間前から2ヵ月前の間だよ。コンディションがよければ減量も苦じゃない。でも、負傷している時の減量はやはりハードだ。10日間で8kg落としたこともあるよ。
――医療関係者の多くが過酷な減量に対して、警告を発しています。
ベンケイ 1日で体重をリカバーすることに対しても、KOされる確立が高くなるとか言っているね。間違った認識だよ。JZの試合を見れば、理解できるだろう?
カルバン いや、間違っているとは言い切れないよ。彼らは一般の人を対象に言っているんだから。ドクターなんて、結局のところ誰一人として、MMAのことを理解していないんだ。誰だって他人のことよりも、自分の体を先に理解しているだろう? ドクターは、所詮ファイターじゃないからしょうがないよ。
(『Fight&Life』vol.03号に続く)
【 2008年04月25日 18:08 】
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