特集:プロフェッショナル「練習」の流儀01
アーネスト・ホースト流 トレーニング哲学
「日本人ファイターは、なぜそんなに長時間トレーニングするんだ?
延々とやるのは時間の浪費だ」
世界を4度制した名王者が、コーチへと転身する。
昨年限りで現役を退いたアーネスト・ホーストが
「K-1 TRYOUT」のコーチに就任。
GW中に行われた合宿に密着し、彼の指導者としての姿を追った。
オランダ式トレーニングの優れた点と、日本流練習の弱点とは何か?
フォータイムス・チャンピオンがトレーニング哲学を語った。
取材・文=田中周治 撮影=北岡一浩
新たな日本スター選手を発掘するために
スタートした「K-1 JAPAN TRYOUT」。
GW中の3日間、千葉・幕張で開かれた合宿は、
まず初日に選手を2グループに分け、
2日目からはコーチのアーネスト・ホーストと
マイク・ベルナルドが、それぞれのチームを
担当・指導するという形式で行なわれた。
ホーストチームの練習は選手同士が常に
2人1組になって行なわれるマンツーマン・スタイル。
片方の選手が攻撃して、もう一方が防御。
そして攻守交替という形で続けられる。
シャドーはもちろん、ミット打ちもなし。
このスタイルは、オランダのジムで
よく行なわれる練習方法だそうだ。
――ミット打ちなどの個人練習はしないんですね。
少し驚きました。
「トレーニングは、常に『何が起こるか』ということに
気をつけながらやるべきだと思うんだ。
たとえサンドバッグを相手に戦っても、
サンドバッグは反撃してこないだろ?
だから、ディフェンスのトレーニングでは、
パートナーが必要になるじゃないか。
たまにサンドバッグトレーニングもするけれど、
私は、ほとんどがパートナーとの練習を中心にやってきたよ...(続きは本誌で)
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